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プロジェクト名『映画大好きポンポさん』をフィルム上映したい!

『映画大好きポンポさん』
映画を愛する青年と映画に愛された女性が映画制作を通して”自分”を見つけ出す、映画愛に満ちあふれ、pixiv上で94万ビューを超え、「このマンガがすごい!」、「マンガ大賞」に入賞、多くのファンを生み出してきた話題作、『映画大好きポンポさん』(原作:杉谷庄吾【人間プラモ】 MFCジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊)が、充実のスタッフ、声優陣によりアニメーション映画となり、2021年6月4日に公開中です。
『映画大好きポンポさん』
若手注目俳優の清水尋也と大谷凜香、人気声優の小原好美をメインキャストに迎え、生き生きと描き出される映画制作の面白さと楽しさ、そして映画監督の尽きない探究心。映画ファンやクリエイターだけではなく、夢と未来を掴もうとするすべての人に贈る、青春“ものづくり”フィルムが、今、ここに誕生しました!

この度、立川シネマシティで開催された『タクシードライバー』極上音響上映に続き、ポンポさんプロデュース企画第2弾として、『映画大好きポンポさん』の製作を担った株式会社CLAPの主導のもと本作のフィルムへのリデザイン企画が、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」にて始動!

支援いただいた方には『映画大好きポンポさん』のここでしか手に入らないオリジナルグッズのプレゼントをはじめ、完成したフィルムバージョンでの上映会へのご招待など、豪華な特典を多数ご用意しています。

昨今、日本の映画業界ではデジタル化が進み、圧倒的にフィルムの出番が減っている状況となりました。しかしフィルム独特の仕上がりをもっと多くの方に知っていただきたい、スクリーンで観る映画の魅力を広い世代にお届けしたいという製作者たちの熱い想いから、本企画が立ち上がりました!失われつつあるフィルム文化への応援と先人たちへの敬意、そして映画愛の込められた本企画にぜひご参加ください!

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プロジェクト名『映画大好きポンポさん』をフィルム上映したい! 概要

1.『映画大好きポンポさん』に「フィルムへの焼き付け」を施し、過去の名画と同様の風合いにリデザイン

2.本企画にかつての技術者が集い、失われかけた「フィルム化の工程」を再現。その模様を詳細レポート

3.サポーターはフィルム版を作品スタッフと鑑賞可能。生まれ変わった『ポンポさん』を堪能しましょう!

ポンポさんプロデュース企画第2弾始動!
絶賛公開中のアニメーション映画『映画大好きポンポさん』と、失われつつあるフィルム文化への応援企画を開始します。

フィルムとはもっともプリミティブな上映形態です。DCPがなかったころの映画はすべてフィルムでした。それゆえに「映画の映画らしさ」をフィルムに求める方はいまだに多くいる状況です。そして、その「映画らしさ」に対する憧れは私たちスタッフ側にも確実に存在します。ひるがえって、「映画大好きポンポさん」は映画リスペクトが強い作品です。
登場キャラクターは映画の魅力に魅せられ、その魔力に憑りつかれ、クリエイティブの苦しみをこれでもかと味わい、それでも映画を完成させます。
『映画大好きポンポさん』
また、ポンポさんの祖父であるペーターゼンは、往年の名作フィルムを切ってつなぐことを趣味としています。そんな映画に対する想いがあふれているからこそ、最もプリミティブな形態での上映こそが、本作に映画ならではの力を与えてくれる、そんな気がするのです。それはきっとこの作品の、もうひとつの完成形であると信じます。フィルムを切って貼って編集する、あの静謐な空間と時間。これは現在の作業工程上存在しません。映画はフィルムからデジタルの時代へと移り変わったからです。
『映画大好きポンポさん』

映画情報どっとこむ ralph この企画は、その「フィルム化する工程」を完全再現するプロジェクトです。

本来デジタル作品である『ポンポさん』にそれを施し、データにはない質感や味わい――かつての「名作ってやつの匂い」――を纏わせます。フィルム用にリデザインされた本作は、これまでとは違った魅力を見せてくれるはずです。

ご支援いただいた方には、限定試写会で誰よりも先立って完成映像をご覧いただけます。
また、ここだけで入手可能なオリジナルポスターもご用意いたしました。ぜひ支援のご検討をお願いいたします。

映画制作を題材にし、映画愛にあふれる作品『映画大好きポンポさん』。まだまだ認知度が低いこの作品の魅力を、どうすれば広めていけるのか。それを考えているうちに、本作のフィルムを制作し上映するのはどうかと思い至りました。

出資者の方に完成版をご覧いただいた後は、フィルムが日本全国を旅し上映可能な場所でかけられるよう働きかけていきます。役割を終えつつある映写機に再び光が灯れば、それが結果として本作の別の魅力を引き出し、広がりにもつながると考えています。

そして、この企画を通して、数多くの名作を焼き付けてきたフィルムという形態そのものにも、ぜひ興味を持っていただければと思っています。

【フィルムの魅力とその文化】

フィルム制作にはDCP(デジタル上映時のフィルムにあたるもの)の10倍以上のコストがかかります。さらに時間もかかるため、効率の面では圧倒的にデジタルに軍配が上がります。

いっぽうで、フィルムには独特の魅力もあります。デジタルでは表現できない空気感、独特の風合いや粒子感を味わえますし、使用するフィルムの種類、焼き加減で仕上がりが違うこともあり、その計算以上の働きも面白いものです。

海外ではスティーブン・スピルバーグ、クリストファー・ノーラン、クエンティン・タランティーノ、ポール・トーマス・アンダーソンなど数々の巨匠たちや名だたる映像作家が、フィルムを後世に残す活動に力を注いでます。

しかし、デジタル上映の広がりにより、その技術は失われかけています。上映用のフィルムは、現在ほぼ製造されておらず、日本においては一部のCMや文化庁における短編に使用される程度でしか、目に触れる機会がありません。また、アナログのオプティカル合成についても、処理を行う施設がない状況です。

くわえて、かつては富士フィルムとコダックの二社がフィルム製造を担っていましたが、現在は富士フィルムが映画用カラーフィルムの製造から撤退。多くの種類があったポジフィルムも少なくなりました。音ネガの製造も国内において撤退しています。

このように、様々な魅力を持ちながらも、失われつつあるフィルム文化。あえてそこにスポットをあてることで、得難い知見に触れることができるでしょう。
※本企画は「株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス(IMAGICA EMS)」「株式会社東京現像所」のご協力のもと、進行しております。

「ポンポさんとフィルム文化を応援したい!」と声をあげてくださる方々は、ぜひ応援購入をお願いいたします。

プロジェクトページ:MAKUAKE

◆実行者紹介◆

株式会社CLAP
2016年『この世界の片隅に』の制作プロデューサー・松尾亮一郎と制作チーム主体で設立。
主な事業はアニメーションの企画・開発・制作。
特に劇場作品と短編作品に特化した制作体制をとっている。

【リスク&チャレンジ】
私達はリターンについて滞りなく供給できるよう、鋭意準備を進めておりますが、配送の遅延、リターンプロダクトを製作する過程での仕様変更、イベントの実施中止などが生じる場合もございます。この他にも予期せぬアクシデントが生じる場合がございますが、そういった際にはすぐに実行者よりご連絡できるよう、活動レポートで報告いたします。

【リターンについて】
このプロジェクトはAll or Nothing型です。プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2021年08月30日までに目標金額が達成となる必要があります。★各ご支援のコース詳細は添付のリリースよりご確認くださいませ。

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『映画大好きポンポさん』

公開中

公式HP:
https://pompo-the-cinephile.com/

ストーリー
敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをしているジーン。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。だが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。
ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MEISTER』の脚本を渡される。伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが……なんと、監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった! ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波瀾万丈の撮影が始まろうとしていた。
『映画大好きポンポさん』

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■キャスト■
ジーン/ジーン・フィニ:清水尋也
ポンポさん/ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット:小原好美
ナタリー/ナタリー・ウッドワード:大谷凜香
ミスティア:加隈亜衣
マーティン/マーティン・ブラドック:大塚明夫
アラン/アラン・ガードナー:木島隆一

■スタッフ■
監督と脚本を務めるのは『劇場版「空の境界」第五章 矛盾螺旋』、『GOD EATER』などを手がけてきた平尾隆之。キャラクターデザインは『ソードアート・オンライン』シリーズ、『WORKING!!』の足立慎吾。アニメーションは『この世界の片隅に』チームが立ち上げた新進気鋭の制作会社CLAPが担当する。

原作:杉谷庄吾人間プラモ】(プロダクション・グッドブック)
『映画大好きポンポさん』(MFC ジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊)
監督・脚本:平尾隆之
キャラクターデザイン:足立慎吾
演出:居村健治
助手:三宅寛治
作画監督:加藤やすひさ 友岡新平 大杉尚広
美術監督:二嶋隆文 宮本実生
色彩設計:千葉絵美
撮影監督:星名工 魚山真志
CG監督:髙橋将人
編集:今井剛
音楽:松隈ケンタ
制作プロデューサー:松尾亮一郎
制作:CLAP
配給:角川ANIMATION

主題歌:「窓を開けて」CIEL(KAMITSUBAKI RECORD)
挿入歌:「例えば」花譜(KAMITSUBAKI RECORD)/「反逆者の僕ら」EMA(KAMITSUBAKI RECORD)

映画大好きポンポさん製作委員会
日本語:©2020 杉谷庄吾人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会
英語:©2020 Shogo Sugitani/KADOKAWA/Pompo Project

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