映画情報どっとこむ ralph 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が、ついに6月11日(金)より全国ロードショーとなりましたた!!

アムロとシャアの最後の決戦を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から33年――。その世界観を色濃く引き継ぐ富野由悠季による小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が待望の映画化。反地球連邦政府運動「マフティー」が挑む新たな戦いを縦軸に、そのリーダーであるハサウェイ・ノア、謎の美少女ギギ・アンダルシア、連邦軍大佐ケネス・スレッグの交差する運命を横軸に描く。

ガンダムシリーズでは初監督を務める村瀬修功をはじめ、実力派のスタッフが数多く集結。宇宙世紀最大の衝撃作とも言われる『閃光のハサウェイ』が今、スクリーンで始動する。

CGに携わるスタッフトークイベントを実施!

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の公開を記念し、毎週行われているスタッフトーク。7月1日(木)は3DCGに携わるスタッフトークイベントが実施されました。本イベントにはCGディレクターの増尾隆幸、CGデザイナー帖佐太郎、制作デスクの岩下成美、そして司会を務めるサンライズ第1スタジオのプロデューサー仲寿和が登壇。4人が本作の世界を支える『動く美術』の舞台裏をテーマに、実際に画を見せながら解説しました!
岩下『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』集合写真

増尾『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

仲『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

帖佐『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』3DCGに携わるスタッフトークイベント

日付:7月1日(木)
登壇:CGディレクター増尾隆幸、CGデザイナー帖佐太郎、制作デスク岩下成美
司会:サンライズ第1スタジオプロデューサー仲寿和

映画情報どっとこむ ralph もうお馴染みとなった、ハイジャック犯のカボチャマスクを被った司会・仲が登場し、温かい拍手で迎えられた。仲『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

そして、今回のゲストである増尾と帖佐、岩下の3名が登場。今作に参加した経緯を聞かれ、
増尾は「村瀬監督の『虐殺器官」にてCGIディレクターを担当した後、『ブレードランナー ブラックアウト2022」もご一緒させていただき、そこからの流れで今回も呼んでいただきました。村瀬さんは、ものすごく真面目。細かいところまで神経が行き届いているからこそ、このような作品に仕上がったと思います。」と述べ、帖佐は「『虐殺器官』からご一緒させていただき、今回参加に至りました。村瀬監督作品には独特のリアリティがあり、演出がすごくかっこいい。こと演出も作画も撮影もできて、本当に多才だと思います。」と村瀬監督の印象について語った。
増尾『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
増尾は「今回は「動く美術」を目標にして作業に取り組みました。美術として描かれたものが三次元的に動く為の画作りを目指す表現方法として有効な手段がカメラマップです。なので、今回も複数のカットで取り入れています。例えばハウンゼンの機内は、非常に複雑な構造かつ限定された空間なので、カメラが動くだけで見え方が相当変わってきます。ただそれを普通に3Dで作ってしまうととてもCG的になってしまうんです。そこでハウンゼンの機内では、まず普通にテクスチャーを使用したモデルを作って、それを一度レンダリングし、その素材にレタッチをかけてより画的なタッチが活きるようにしました。この様に3D的なカメラワークのカットでは、カメラマップを使うことで美術を活かしながら立体的に仕上げています。」と使用用途によるこだわりをもって制作されたことがわかった。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
次に、ダバオ市内シーンのカメラマップは帖佐が担当。
帖佐『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』車が行き交うシーンでは「レイヤー数がとても多かったですね。一枚画だけでも20枚以上はあると思います。美術の絵をいかに違和感なく、綺麗に見てもらうかが肝なので、美術を発注するための画の下敷きを作成することにものすごく気を使いましたね。この1カット作るのだけで、色々と他のシーンと並行してやっていますが、数ヶ月は携わっていたと思います。」と丁寧に時間をかけて作られたことが明かされた。

そして、半島を飛行艇が旋回するシーンについて増尾は「海と波は3DCGで作られています。半島はカメラマップを使って表現しました。簡易的なモデルを作成し、複数枚用意してもらった背景素材をそこに貼り込むことで仕上げています。今作でも評判の良いカットです。」と自信をのぞかせた。

海面のディレクションも増尾が担当し、「監督から海面は3DCGを使って作りたいとのオーダーがありました。ただリアルに作り込むのは案外簡単ですが、リアリティを持たせつつアニメの世界になじませるバランス取りが難しかったです。」と語り、アニメならではの苦労が垣間見えた。

帖佐はこのシーンを見て「海の表現はただリアルに作るのではなく、美術の絵と綺麗に馴染むように作られていて感動しました。」と、感想を語った。

ラストカットのカメラマップは帖佐が担当し「もう作業的にも終わりかな? と思ったタイミングでの依頼だったのですが(笑)、美術さんも短い時間ですごくいいものを仕上げてきてくれたので助かりました。ラストカットだったので光栄でした。」と、完成ギリギリまでCG作業をしていたことも明かされ、増尾は「誰に頼もうかと思っていたのですが、もう帖佐さんしかいない、という感じで頼みました。無事にできてよかったです。」と回顧した。

ここで時間が来てしまい、最後の挨拶に。増尾は「無事、第1部が大ヒットで公開できて嬉しいです。第2部も楽しみにしていてください。」と述べ、帖佐は「緊張して汗が止まらなかったです(笑)。次回作も楽しみにしていただけると嬉しいです。」と語った。また岩下は「3Dが2Dに寄り添っていただけたからこそできた表現になっています。ぜひもう一度劇場で観て確かめていただけたらと思います。」と締めくくった。岩下『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

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歴代ガンダムパイロットコメントが到着!

刹那・F・セイエイ役の宮野真守
ガンダムチャンネルが登録者数105万人を突破&『閃光のハサウェイ』公開を祝して、歴代ガンダムパイロットからコメントが届くプロジェクト。『機動戦士ガンダム00』から刹那・F・セイエイ役の宮野真守から、コメントが到着! 彼にとってのガンダムシリーズとは、当時を振り返ってみての感想、ファンの皆様へのメッセージなどたっぷりと語り、最後にはあの決め台詞を披露します!ガンダムチャンネルにて公開中!

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『閃光のハサウェイ』

公式サイト:
http://gundam-hathaway.net/

公式Twitter:
@gundam_hathaway

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
STORY
あざやかな閃光 新たな世界の始まり―
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。
U.C.0105——。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、
強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。
そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。
アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。

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【キャスト】
ハサウェイ・ノア 小野賢章
ギギ・アンダルシア 上田麗奈
ケネス・スレッグ 諏訪部順一
レーン・エイム   斉藤壮馬

アムロ・レイ 古谷 徹

ガウマン・ノビル:津田健次郎
エメラルダ・ズービン:石川由依
レイモンド・ケイン:落合福嗣 
イラム・マサム:武内駿輔 
ミヘッシャ・ヘンス:松岡美里 
ミツダ・ケンジ:沢城千春 
メイス・フラゥワー:種﨑敦美 
ハンドリー・ヨクサン:山寺宏一
ゲイス・H・ヒューゲスト:佐々木望

【主題歌】
[Alexandros]「閃光」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)

【スタッフクレジット】
企画・製作 サンライズ 
原作 富野由悠季、矢立 肇
監督 村瀬修功 
脚本 むとうやすゆき
キャラクターデザイン pablo uchida、恩田尚之、工原しげき
キャラクターデザイン原案 美樹本晴彦
メカニカルデザイン カトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦
メカニカルデザイン原案 森木靖泰
総作画監督 恩田尚之
色彩設計 すずきたかこ 
CGディレクター 増尾隆幸、藤江智洋
編集 今井大介 
音響演出 笠松広司 
録音演出 木村絵理子 
音楽 澤野弘之
配給 松竹ODS事業室
©創通・サンライズ

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