映画情報どっとこむ ralph ジャッキー・ウィーヴァー主演映画『ステージ・マザー』が2021年2月26日(金)よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国公開いたします。
『ステージ・マザー』
2月6日(土)、大分県別府市にあるBeppuブルーバード十人十色映画祭にて映画『ステージ・マザー』ジャパンプレミアが開催された。ごく普通の主婦が、息子の遺した瀕死のゲイバーをドラァグクイーンたちと再建する本作を、ブルボンヌ、バブリーナ、ドリアン・ロロブリジーダ、ナナ・ヴィクトリア、レスペランザ、ベビーヴァギー、パルプ、ぽり美、虹子ロンドンといった9人のドラァグクイーンたちが作品を観客とともに鑑賞。上映後のトークショーを実施した。
『ステージ・マザー』イベント写真

大分県別府市にあるBeppuブルーバード十人十色映画祭『ステージ・マザー』イベント

日程︓2月6日(土)
場所︓別府ブルーバード劇場
登壇︓ブルボンヌ、バブリーナ、ドリアン・ロロブリジーダ、ナナ・ヴィクトリア、レスペランザ、ベビーヴァギー、パルプ、ぽり美、虹子ロンドン

映画情報どっとこむ ralph バブリーナ「テキサスのママが、私たちと同じようなドラァグクイーンのママになるという素敵な物語。ドラァグクイーンのママになるという素敵な物語。お葬式のシーンが愛に溢れていて、私もあんなお葬式をししてもらいたくなりました。皆さん、よろしく頼みますね︕」

レスペランザ「自分のショータイムの映像を遺作のように綺麗に残しておきたいって思いました。素晴らしいお母さんだったなあ」ドリアン・ロロブリジーダ「わたしは、母親を亡くしているので、母を思い出して胸にグッとくるものがありました。ステージ・マザー、大好き︕」

ベビーヴァギー「自分は母親にカミングアウトしているのですが、ドラァグクイーンにもゲイであることをカミングアウトしている人としていない人がいて、立場によって受け取り方がまた違うんじゃないかなって思いました」ナナ「私は亡くなった人の回想シーンに弱くてすぐに泣いちゃうんです。場内でもすすり泣きや笑いが起きていて、みなさんと同じように感情移入して観ていました」

パルプ「母は私がドラァグクイーンをしていることも知っているので、衣装を作っている時にどうしても間に合わなくて次の日に母が手伝うよ︕ と夜なべしたことがあるんです。この映画を観て、もしかしたらそういうことが親孝行なのかもなって思ったら、もうダメ︕ 実家に帰って母に会いたくなっちゃった」

ぽり美「自分はお母さんに何も言っていないので、この映画を観て(ゲイであることを)言えるようになる人たちが出てくるのかなと思いました」

虹子ロンドン「自分に⽮印を向けて成長するって、こういうことなんだなって思いました。素晴らしい映画でした」

とコメント。

映画情報どっとこむ ralph 最年長のブルボンヌは、「ドラァグクイーン業界には、お腹を痛めて産んだわけではないけど、後輩の女装を育てるシステムがあってその時に育てた人をドラァグマザーっていうんですよ」と劇中にも登場する”ドラァグマザー”について説明しつつ、「80年代頃にニューヨークのハーレムでハウスと呼ばれるコミュニティがいっぱいあって、そのハウスのマザーがそれぞれの流派で身寄りのないゲイとかトランスの子を育てていて。この映画でも描かれているように、私たちは家とはあまり上手くいってない人も多いから、代わりにハウスに新しいマザーを作ったという背景もあって、この(タイトルの)”マザー”というのは深い言葉なんですよ。(映画では)最後は本当のドラァグマザー、⼼とかカルチャーのマザーになれたという”マザー”のお話だと思うんです。私も⼀番年上として、みんなのマザー要素を与えられたらいいなって思いました」と話した。

安室奈美恵の公認ドラァグクイーンであり、現在はYouTuberとしても活躍しているバブリーナが「私にとってのドラァグマザーは、実はブルボンヌさん」と告白すると、ブルボンヌが「じゃあ、バブリーナに育てられてるポリ美ちゃんにとって私はグランマだね︕」と話し、親子のように息の合ったやり取りに会場は笑いに包まれた。また劇中でもテーマのひとつとなる、ドラァグクイーンと母親についての関係性については、それぞれが母親への思いを語る場面も。

レスペランザが「実際にバレてるけど、自分がメイクしている状態でオカンに会ったこともない。でもこの前、『死ぬまでに⼀回私に化粧をしてくれ』って言われたんです」、と母親との⼼温まるエピソードを披露。「私の衣装を作るついでに、母のカラオケ大会⽤に衣装を作っています。ただ、どこか受け入れられてはいないという気持ちをいつも感じている」と胸の内を明かしたナナ・ヴィクトリアは、「私自身は子育てをすることができないので、自分なりの子育てだと思って髪を肩下まで伸ばして病気の子供に寄付しました」と自身の活動を話し、会場から拍手が送られた。

「⼀番最初に女装をしたのも母親のメイク道具だった」というベビーヴァギーは「今は、こんな⾵に認めてくれて、応援もしてくれているんですけど、やっぱり(映画の)母親と同じように葛藤はあったのは間違いなくて、母親にカミングアウトした次の次の日くらいに、“ゲイ入門”みたいな本を枕元に置いているのを見て、母親のすごく固い脳をなるべく柔らかくして⼀生懸命学ぼうとしてくれているんだなと思いました」と息子のカミングアウトに戸惑いつつ、理解を⽰そうとする母親に感謝の気持ちを述べた。

映画情報どっとこむ ralph また、34歳のときにカミングアウトしたというブルボンヌは、母親が自分についてのインタビューを受けている際に「そんなに偏見とかはなかったけど、そうやって言ってくれてからのほうが色々なことを包む隠さず話してくれるようになって、本当の親子になれた気がする」という言葉に涙した話を披露。

⼀方で、親にカミングアウトしていないドラァグクイーンもまた、それぞれの思いを吐露。虹子ロンドンが「実の母との関係は、私は全く言っていないので自分がもしも母親よりも先に死んだ時に、母を驚かせてしまうんだろうなと感じました」と話し、同じく母親にカミングアウトしていなかったというポリ美は「私は母親には伝えていないんですが、自分のYouTubeをたまたま観た姉の子供が私の声に気づいて姉に“声がに〜ちゃんに似てる︕ と爆音で流されて、ごまかすのが大変でした」と思いがけないハプニングを語った。

続いて、亡くなった母親にはカミングアウトをしていなかったというドリアン・ロロブリジーダは「母親は子供のことだったら色々察しはしていたと思うんで、気付かれてたんだろうなとは思います。私が女装していて良かったなと思うことのひとつに、母親が亡くなって死化粧をするときに、母親に口紅を塗ってあげられたんですよ。ああ女装しててよかったなとすごく思いました」と母親とのエピソードを振り返る。

映画情報どっとこむ ralph 最後にバブリーナが「岡村照館長のような、私たちに対してすごく理解してくれるマザーがいるから私たちはこうして舞台に立てているから。本当に照さんは、私たちにとってのマザーだと思います」と本イベントの開催地である別府ブルーバード劇場の館長・岡村照を紹介すると、ブルボンヌが続いて「照ちゃん、別府で何⼗年も映画という⽂化を与えてくれて。親に言えなかった子も、ここでやっていたゲイを描いた映画で、こういう世界があるから生きていけるって救われた人たちもいっぱいいると思うんだよね。ほんと、⽂化のお母さんなんですよ」と話し、主人公メイベリンに通ずる温かさを持った館長への感謝を伝え、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

イベントでは入場者プレゼントとして、主人公メイベリンにちなみ、本作のテーマに共感し賛同したMAYBELLINE NEW YORKより、リップとマスカラが配られました。

『ステージ・マザー』

原題︓STAGE MOTHER

2021年2月26日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開!

公式HP︓
stage-mother.jp

STORY
テキサスの田舎町に住むごく普通の主婦メイベリンは、ある日息子リッキーの訃報を受ける。長らく疎遠だった息子の最後を見届けるため、夫の反対を押し切りサンフランシスコへ。そこで、リッキーのパートナーであるネイサンから、彼がドラァグクイーンでゲイバーを経営していたことを知る。さらに、遺言を遺さずに他界したため、バーの経営権は母親のメイベリンにあること、そのバーが破綻寸前の危機にあることが発覚︕
彼女は困惑しながらも、愛する息子の遺したゲイバーを再建するために立ち上がるがー。
『ステージ・マザー』ポスタービジュアル

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出演︓ジャッキー・ウィーヴァ―、ルーシー・リュー、エイドリアン・グレニアー、マイア・テイラー
監督︓トム・フィッツジェラルド
原題︓STAGE MOTHER 2020/カナダ/93分/PG12
提供︓リージェンツ/AMGエンタテインメント
配給・宣伝︓リージェンツ
© 2019 Stage Mother, LLC All Rights Reserved.
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