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綾野剛、白昼の商店街を命がけの疾走
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綾野剛演じる山本が攻防戦を繰り広げながら町を疾走する迫力ある本編映像を解禁!
今回解禁となる映像は、三部構成となる本作の第一章、1999年パートの瞬きする暇もないほどの迫力あるシーン。綾野剛演じる山本賢治が、柴咲博(舘ひろし)率いる柴咲組と敵対する侠葉会の息のかかった売人から覚せい剤を奪ったことから、一触即発の逃走劇が始まる─。山本が商店街を歩いていると一本の電話が鳴り、「逃げてください!」と悪友・細野(市原隼人)の叫ぶ声が。すると目の前には黒いスーツをまとったヤクザが現れ、突如山本は追われる羽目になる。 |
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撮影前から綾野、藤井監督で話し合いながら作り上げられた山本という男のイメージ金髪に真っ白なTHE NORTH FACEの上下と白いNIKEのスニーカーという強烈なビジュアルと、身体能力の高さを見せつけている本シーン。![]() ![]() 現場では、綾野はリーダーシップを発揮し、演出だけではなく、撮影中に転んだカメラマンの怪我の手当まで率先してかってでた(スタッフ談。撮影を担当したのは『デイアンドナイト』(19)や『新聞記者』19)など、藤井監督作品に無くてはならない存在にして、大学時代からの友人である今村圭佑。本シーンを含む第一章では手持ち撮影がメインで、フィルムの生っぽさとざらつきを思わせる質感と陰影のコントラストがかつての香港ノワールのようなムードを醸し出している。 ![]() ![]() 藤井組初参加の舘ひろしも今村の撮影を称賛。「藤井監督含む、撮影現場のスタッフたちが何一つ妥協していない。久しぶりに骨のあるハードボイルドな作品に出演出来て嬉しかった。」と若い世代のキャスト、スタッフが発する熱き現場で同じ時を過ごしたことを嬉しそうに語った。 |
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映画『ヤクザと家族TheFamily』
1月29日(金)公開 本作は、1999年、2005年、2019年と変わりゆく時代に、ヤクザという生き方を選んだ男と、彼を取り巻く人々を、抗争ではなく、家族の視点で描いた壮大なクロニクル(年代記である。「組織=ファミリー」と「自らの家族」の間で揺れ動き、時代の波に流されながら激動の20年を生きた男が抱える家族への愛は、観る者の心を大きく揺さぶることになるだろう。様々な問題をはらみ、反社会勢力として徹底的な排除に追い込まれた「ヤクザ」を描くことは、現代社会の矛盾と不条理さを浮き彫りにし、今の世に何かを突きつけるテーマとして、日本社会と日本映画界に一石を投じることとなる。 少年期に柴咲組組長の危機を救ったことからヤクザの世界へ足を踏み入れた男・山本賢治役に今回初のヤクザ役となる綾野剛。綾野演じる身寄りのない孤独な少年・山本に手を差し伸べ、“家族”という居場所を与えた柴咲組組長・柴咲博を、ヤクザ役は43年ぶりとなる舘ひろしが演じます。 2005年、短気な面もあるが一本気さのある山本は、ヤクザの世界で男をあげていく。激化する因縁の相手・侠葉会との争い、自分と同じような境遇で育った女性との出会い、大切な家族である仲間を失ってしまうなど、人生を大きく揺り動かす激動の瞬間に愚直なまでに向き合って生きる山本、そして、彼は自分の【家族・ファミリー】を守るために、ある決断をするー。 2019年、14年もの年月を犠牲にした山本が出所後目の当たりにしたのは、暴対法の影響でかつての隆盛の影もなく、存続していくのもギリギリな状態に一変していた柴咲組の姿。時代の流れによる大きな変化に戸惑いながらも、愛する家族との生活を望み、新たな人生を歩もうとする山本に、状況を根底から揺るがす事件がー。 |
綾野剛
尾野真千子
北村有起哉 市原隼人 磯村勇斗
菅田俊
康すおん 二ノ宮 隆 太郎 駿河太郎
岩松了
豊原功補 / 寺島しのぶ
舘ひろし
監督・脚本:藤井道人
音楽:岩代太郎
主題歌:「
FAMILIA 」 millennium parade
(ソニー・ミュージックレーベルズ)
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
プロデューサー:佐藤順子 角田道明 岡本圭三
撮影:今村圭佑
照明:平山達弥 録音:根本飛鳥 キャスティング:おおずさわこ 美術:部谷京子 衣装:宮本まさ江
ヘアメイク:橋本申二
助監督:逢坂元 制作担当:大川哲史 題字:赤松陽構造 スチール:八木咲 編集:古川達馬
配給:スターサンズ/ KADOKAWA
製作:『ヤクザと家族 The Family 』製作委員会 ©2021 『ヤクザと家族 The Family 』製作委員会
2020
年 日本 /136 分 / アメリカン ビスタ