映画情報どっとこむ ralph 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会及び一般社団法人日本動画協会は、東京都共催のもと、国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2021(TAAF2021)」を、来年2021年3月12日(金)から3月15日(月)までの4日間、池袋にて開催します。
TAAF2021 東京アニメアワードフェスティバル2021
そして、本年も力作揃い!長編4作品 + 短編35作品 コンペティション部門ノミネート作品決定!!
毎年、世界各国から優秀な作品が多数応募されるTAAFのコンペティション部門ですが、本年度の長編アニメーションは、20
の国と地域から応募された22作品(昨年29作品)より、4作品がノミネート。短編アニメーションは57の国と地域から応募された817作品(昨年1054作品)より、35作品がノミネートしました!
映画情報どっとこむ ralph 長編アニメーションには、国際色豊かな作品群がノミネート!

フェスティバルディレクター・竹内孝次コメント
アニメーションと言っても子供向けやSFばかりではなく、社会派ドキュメンタリーのような作品も作られています。その本数が増えているのが、ここ5年くらいの世界の傾向だと思います。また、製作国も日本やアメリカだけでなく、南米・アジアへと拡がり、技術も上がっています。TAAF2021の長編コンペティション部門の4作品は、そのようなアニメーションのジャンルの拡がり、製作国の拡がりを象徴するような作品です。

「ジャン・ズーヤー:神々の伝説」
(英題:Jiang Ziya:Legend Of Deification)
■監督: Cheng Teng, Li Wei ■製作国:中国
■時間: 1時間45分 ■完成年:2019年
≪フェスティバルディレクターからのコメント≫
中国の3DCGアニメーションは、欧米とは異なるテイストで、世界でもその地位を確かなものにしつつあると思います。思わず目を奪われてしまう場面もありますから、質の高い技術をベースにしたエンタテインメント作品を楽しんでいただければと思います。

「ジョセップ」 (英題:Josep)
■監督: Aurel
■製作国:フランス、スペイン、ベルギー
■時間: 1時間14分 ■完成年:2020年
≪フェスティバルディレクターからのコメント≫
第二次大戦下の収容所が舞台です。フランス人の看守セルジュとスペイン人の収容者であり画家であるジョセップの戦時下での友情を語っています。なめらかに動くアニメーションとは違うイラストのような画面が説得力を持って訴えてきます。

「ナウエルと魔法の本」
(英題:Nahuel and the Magic Book)
■監督: German Acuña ■製作国:チリ、ブラジル
■時間: 1時間35分 ■完成年:2020年
≪フェスティバルディレクターからのコメント≫
この作品はチリ製作の長編アニメーションです。チリは、アニメーションではあまり名前の出ない国ですが、とても丁寧な作画をしてあり、好感の持てる作品です。魔法使いやエルフが出て来てのハラハラドキドキする冒険談です。

「トゥルーノース」 (英題:True North)
■監督: 清水ハン栄治
■製作国:日本、インドネシア
■時間: 1時間34分 ■完成年:2020年
≪フェスティバルディレクターからのコメント≫
強制労働施設に送られた家族を中心としたドラマです。そこで生き抜くことを覚えるには、自分を殺さなければならない。辛い話です。実写だったら辛くて見るのを止めてしまうかもしれません。でも、そこには伝えたい大切なことがあります。アニメーションだからこそ見られる、見るべき、一作です。

映画情報どっとこむ ralph 短編アニメーションでは、若い才能が光る期待の作品多数!

フェスティバルディレクター・竹内孝次
1の短編コンペティション部門には、コロナ下にあっても期待以上の応募があり、嬉しい限りです。
更に、年々作品の質も上がっているように感じます。TAAFではプロとアマチュアの区分を設けていません。
それにもかかわらず、学生の作品がノミネートされてくるのは世界のアニメーションレベルが上がっているというこ
とかもしれませんね。若い作品を楽しんでください。

★スロット1★
(14作品/製作国:フランス、ロシア、アメリカ、中国、デンマーク、ベルギー)
≪フェスティバルディレクターからのコメント≫
小さなお子さんと一緒に楽しめるお奨めのプログラムです。バカバカしくて思わず笑ってしまう、柔らかな温もりを感じる、「ワオッ!!カッコイイ」と、手放しで感じられる作品ばかりです。

★スロット2★
(11作品/製作国:フランス、ハンガリー、カナダ、スイス、イギリス、台湾 )
≪フェスティバルディレクターからのコメント≫
手描きあり、CGあり、カットアウトありと手法は様々です。しかもどの作品もひと癖ありです。予測不能なので作品の結末までちゃんと見ないとだめですよ。中学生なら鑑賞可能だと思います。

★スロット3★
(10作品/製作国: フランス、エストニア、ロシア、韓国、クロアチア、セルビア )
≪フェスティバルディレクターからのコメント≫
男と女の打算があったり、老いてもなお若返りを夢見たり、楽しめるアニメーションを装いながら、欲望が交錯し、ヒヤリとする毒を持った作品が多いので大人の観客にお奨めです。

映画情報どっとこむ ralph TAAF2021より新設された「学生賞」、初代受賞作品が決定!!

本年度より、新たに日本の学生作品を対象とした「学生賞」を新設しました!コンペティション部門の短編アニメーションに応募された作品の中から、日本国内の教育機関で学ぶ学生の作品を対象に、一次選考委員が審査を行いました。そして、栄えある、TAAF「学生賞」初代受賞作品が決定しましたのでご案内します。
※学生賞受賞作品はTAAF2021開催期間中に上映いたします。
©Isaku Kaneko/Tama Art University, Graduate School of Art and Design, Design Course, Graphic Design Field
「The Balloon Catcher」 (英題:The Balloon Catcher)
■監督:金子勲矩
■学校名:多摩美術大学
■時間: 6分10秒
■完成年:2020年
《あらすじ》
斧人間は、風船人間の町に住んでいた。ギラギラした刃が恐ろしいのか、斧人間は、風船警察から常に監視されていた。それでも風船たちと仲良くしようと努力する斧人間であったが、そんなある日、暗い地下鉄のプラットフォームで一人の風船人間が殺害される。

映画情報どっとこむ ralph ■日程: 2021年3月12日(金)~3月15日(月)
■会場: 東京・池袋
■主催: 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会
一般社団法人日本動画協会
■共 催: 東京都
■事務局: 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会事務局
(一般社団法人日本動画協会内)
※TAAF2021の詳細は公式HP をご覧ください
https://animefestival.jp/ja/

■東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)とは
2021年で8回目の開催となる東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)は、2002年に「東京国際アニメフェア」の一環として行われた「東京アニメアワード」を独立・発展させた国際アニメーション映画祭です。本フェスティバルは、「次世代のアニメーション制作を担う人材の発掘・育成等を行い、東京のアニメーション文化と産業の発展・振興を図ること」及び「東京の魅力を発信し、東京の観光振興に資すること」を目的とし、『東京がアニメーションのハブになる』を合言葉に、高いクオリティとオリジナリティに富む世界中の作品を東京で上映し、世界中のアニメーションを愛する人々との交流を図ること、クリエイターや観客に刺激と感動を提供すること、そしてその感動や刺激を糧にアニメーションの新たな波を東京から世界へ発信することを目指します。

■各アワードの紹介
◎コンペティション部門
広く国内外から、プロ・アマを問わず募集しています。60 分以上の長編部門、30 分未満の短編部門のそれぞれから「グランプリ」「優秀賞」他各賞を選出します。選考の柱となるのは、オリジナリティ、先進性、確かな技術、大衆性です。特に本年度から短編部門内に創設された「学生賞」は、日本でアニメーションを学ぶ学生のための賞となります。会期中に劇場にて、ノミネート作品の数々を国内外の制作者と共にお楽しみ頂けます。

◎アニメ オブ ザ イヤー部門
日本国内で上映・放送された作品の中から、 アニメファンが選ぶ「アニメファン賞」、アニメ業界のプロが選ぶ『これは観ておきたい』と思う「作品賞」、『この人に注目してほしい』と思う「個人賞」が投票で選ばれます。

◎アニメ功労部門
アニメーション産業及び文化の発展に寄与した方々を顕彰するものです。アニメーションの技術、表現だけでなく、人材育成を含む教育活動、国際交流など、広くアニメーション産業の社会的地位の向上に貢献された方々に、この賞を贈呈いたします。

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