9月27日(土)に渋谷アップリンク、新宿K’s cinemaにて公開の
『聖者たちの食卓』 を、試写してきました。 昔、ODAであちこちの国に行っていた私としては冒頭の風景と人々の暮らしはなんとなく懐かしく。そんな、パンジャブの風景から始まります。そして、みなが公平にお腹を満たすことができる「聖なる場所」を目指します。毎日10万食の無料の豆カレー。刻む、煮る、並ぶ、食す、洗う。全てが力強い。
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ある1日を追ったドキュメンタリーなので物語性はないですし、ほとんど字幕もなく、ナレーションも入りません。ですから、自分が、かの地に旅行に行って、撮影している気持ちで観てみるのはいかがでしょう。
国はインドですが、シク教は仏教やヒンドゥ教とは違う宗教。一神教。Himself He cooksという原題にも合点がいきます。 そう、旅に行く前に下調べしていくのと同じように予習をした方が面白く味わえる作品だと思います。 キーワードワードは 60分チョイの旅をどうぞ。 |
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で、寺院で振る舞われる豆カレー。
これに因んで、人気ベーカリーからコラボレーション豆カレーの発売が決定したそうです。注意:映画で出てくるカレーとは違います。 ①TAKIBI BARKERY 渋谷ヒカリエShinQs店(2014年09月25日 OPEN) ②神南カリー渋谷文化通り店 |
聖者たちの食卓 作品概要
人種も、階級も、宗教も関係なく、お腹を満たすことが出来る、聖地インド“黄金寺院”の大きな団らんを体験する極上のショートトリップ・ドキュメンタリー
インドのシク教総本山にあたるハリマンディル・サーヒブ<黄金寺院>では、毎日10万食が巡礼者や旅行者のために、すべて無料で提供されている。そこは宗教も人種も階級も職業も関係なく、みなが公平にお腹を満たすことができる「聖なる場所」だ。想像すらつかない沢山の食事は、毎日どのように用意されているのだろうか? スクリーンに映し出されるのは、驚くべきキッチンの舞台裏と、それに関わる人々の一切無駄のない神々しい手さばき。もちろん、近代的な調理器具は使わず、全てが手仕事で行われている。
監督は、自らも移動式キッチンのシェフとして腕をふるうベルギーのフィリップ・ウィチュスとヴァレリー・ベルトー夫妻。黄金寺院で何世紀にも渡って続く「聖なるキッチン」のコンセプトに感銘をうけ、映画の制作を決意。訪れた人々があらゆる差別や偏見を気にせず、同じ鍋のごはんをいただく“大きな団らん”と、それを支える人々の無償の労働。その姿はファストフードやコンビニ弁当による「ひとりご飯」が当たり前となってしまった私たちに、「食」という人の営みの原点を思い出させてくれる。インド黄金寺院に古くから伝わる食卓の風景に、心解きほぐされる極上のショートトリップ・ドキュメンタリー。
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