映画情報どっとこむ ralph 父、母、兄、自分の4人家族を被写体に、“家族がなりたかったもの”“家族でやってみたいこと”をテーマに様々なシチュエーションでコスプレして撮影、ユニークな≪家族写真≫を世に送り出した写真家・浅田政志。そんな彼が撮影した2冊の写真集を原案に、 『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)でその年の映画賞を総なめにした中野量太監督が、実話に基づき、独自の目線でオリジナルストーリーとして映画化!

無茶で自由奔放ながらどこか許せてしまう人間味溢れるキャラクター・政志を演じるのは、『母と暮せば』(15)で第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞他、数々の映画賞を受賞している、圧倒的な演技力を誇る二宮和也。その他キャストに、日本アカデミー賞他数多くの映画賞に輝いた実績をもつ妻夫木聡、風吹ジュン、平田満、黒木華、菅田将暉と、まさに日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結! 先日行われた完成報告会では、実際の家族のような暖かい空気感を漂わせていたキャスト陣。浅田政志撮影による和やかな雰囲気のオフショットも話題となりました。また、第36回ワルシャワ国際映画祭≪国際コンペティション部門≫、第25回釜山国際映画祭≪オープンシネマ部門≫と二つの国際映画祭への出品も決定! 国内でも、一足先に本編を観た多くの著名人から数多くの絶賛の声が集まっています!

コロナ禍により無観客のイベントが続いていた本作ですが、本日10月2日(金)、全国343館で公開初日を迎え、『浅田家!』のイベントとして初めて、お客様を前に舞台挨拶を行いました! さらに、全国47都道府県150館の劇場への生中継も実施!

『浅田家!』初日舞台挨拶
日時  10月2日(金) 14:40~の回 上映終了後
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
登壇者 二宮和也、黒木華、風吹ジュン、平田満、妻夫木聡、
浅田政志(原案)、中野量太監督

映画情報どっとこむ ralph 主演の二宮をはじめとした7名のキャスト・スタッフ陣が壇上に現れると、会場に集まった約130名の観客から大きな拍手が沸き起こり、久々のお客様を前にキャストも嬉しそうに場内を見渡していました。舞台挨拶の模様が全国150館の劇場に生中継されていることについて、二宮は「こうして初日を迎え、舞台挨拶ができて本当によかったです」と話し、初日を迎えた喜びと感謝を伝えました。トークでは、すでに映画を観た方々から「泣ける」という声が多く届いていることに触れ、<劇中でグッときたシーン>について、キャスト陣は各々印象に残っているシーンを語り、回答ひとつひとつに対し、深く頷き合いながら感想を述べました。
映画情報どっとこむ ralph 二宮和也 僕らはレギュラー番組もやっていて、通常だったらお客さんに盛り上げてもらうところも、そういうことも無くなり、むしろそれが定着しつつある中で、こうして舞台挨拶ができて本当によかったです。全国の皆さんにこうやって登壇者が出てきて挨拶する姿をお見せすること自体が久々なんじゃないかと思います。“動き出したな”という感覚がすごくあります。お母さんに殴られるシーンが“浅田家”を一番象徴していて良いシーンだなと思います。一見普通の家族と逆転しているように見えるけど、でもそれが不思議とフィットしていて、あたたかさを感じるシーンで「浅田家らしいな」と思いました。久しぶりに舞台挨拶をやらせて頂きましたが、今後もこういう形で映画の世界は戻ってくると信じています。みんなで同じものを観て共有するという行為が映画の価値を高めることだと再認識しました。

妻夫木聡 本日無事に初日を迎え、こうして皆さんの前に立てていることが本当にありがたいことだと実感しています。(劇中の)少女が父親の写っている写真を探すシーンがグッときました。僕も最近アルバムを見返す機会がありましたが、父があまり写っていなくて、理由は映画と同じだと思うのですが、そこで父親の愛情にはじめて気づくことができました。二宮さんは本当に人たらしで、人との間に壁を作らず、常に自由に羽ばたいているような人なので、一緒にいるとこちらまで感情豊かになりました。

風吹ジュン とても楽しい作品に参加できて嬉しかったです。観た人が多幸感に包まれる作品だと思います。政志(二宮)と若奈(黒木)が電話で話しているシーンは、別場所で全く違う場所で撮っているのに、二人のやりとりがすごく繋がっていて感動しました。

平田満 こんなに人を好きになる映画に出演できて嬉しいです。父親が亡くなった娘の写真を探すシーンにグッときました。僕も父親なので、そういう話に弱くて…。

黒木華 あたたかい映画に参加できてとても嬉しいです。実際に浅田さんがコスプレ家族写真を撮影している姿にグッときました。
ご本人が実際に撮影していたときのことを、重ね合わせながら見ているのかと思いながら見ていました。

浅田政志 僕が家族に迷惑をかけた話が、こんなに素敵な映画になって本当に嬉しいです。

中野監督 今日を迎えるために映画を作ってきたので、初日を迎えることができて嬉しいです。

映画情報どっとこむ ralph フォトセッションでは、過去に浅田氏が実際に受賞し、劇中にも登場する木村伊兵衛写真賞の授賞式を彷彿とさせる金屏風をバックに画作りし、華々しく初日を祝いました!最後、急遽浅田氏が壇上のキャストを撮影する展開に!終始あたたかな雰囲気の中で、初日舞台挨拶を終えました。

『浅田家!』

2020年10月2日(金)全国東宝系公開

ストーリー
幼いころ、写真好きの父からカメラを譲ってもらった政志(二宮和也)は、昔から写真を撮るのが大好きだった。
そんな彼が、家族全員を巻き込んで、消防士、レーサー、ヒーロー、大食い選手権…。
それぞれが “なりたかった職業”“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、
その姿を撮影したユニークすぎる≪家族写真≫が、なんと、写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞を受賞!
受賞をきっかけに日本中の家族から撮影依頼を受け、写真家としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こるー。
かつて撮影した家族の安否を確かめるために向かった被災地で、政志が目にしたのは、家族や家を失った人々の姿だった。
 
「家族ってなんだろう?」
「写真家の自分にできることは何だろう?」
 
シャッターを切ることができず、自問自答をくり返す政志だったが、
ある時、津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗って、家族の元に返すボランティア活動に励む人々と出会う。
彼らと共に≪写真洗浄≫を続け、そこで写真を見つけ嬉しそうに帰っていく人々の笑顔に触れることで、
次第に≪写真の持つチカラ≫を信じられるようになる。
そんな時、一人の少女が現れる。
 
「私も家族写真を撮って欲しい!」
それは、津波で父親を失った少女の願いだった—――。

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出演:二宮和也
黒木華 菅田将暉 風吹ジュン 平田満
渡辺真起子 北村有起哉 野波麻帆
妻夫木聡
原案:浅田政志「浅田家」「アルバムのチカラ」(赤々舎刊)
監督・脚本:中野量太
脚本:菅野友恵
製作:東宝映画、ブリッジヘッド、パイプライン
配給:東宝
©2020「浅田家!」製作委員会
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