映画情報どっとこむ ralph きみの悲鳴が、みえない・・・・。

現在、池袋シネマ・ロサでは、LGBT や発達障害などを主に題材とし、『私は渦の底から』(主演:橋本紗也加)であいち国際女性映画祭グランプリ、第10 回田辺弁慶映画祭eiga.com 賞などを受賞、最近では『次は何に生まれましょうか』(主演:根矢涼香)で各映画祭にてグランプリ等受賞を果たすなど、今注目の女性監督のひとりである、野本監督の作品を集めた『野本梢特集上映「私」』が行われています。

そして、3/14(土)からは、野本梢監督、初の長編監督作品である『透明花火』が上映されます。

映画情報どっとこむ ralph このたび、『透明花火』に応援コメント、応援イラストが到着しましたのでご紹介!

■漫画家・古泉智浩(『青春☆金属バット』『死んだ目をした少年』、『チェリーボーイズ』他)
どんなにつらい時、悲しい時でも、花火は美しい。特に冬の花火は格別だ。

■映画監督・上村奈帆(『根矢涼香、映画監督になる』『書くが、まま』他)
ずっと堪えていた涙が、ふとした瞬間にこぼれて出してしまう時がある。それは、寂しさに歯を食いしばっている時じゃなくて、ただ、黙って傍にいてくれるあなたに優しくしてもらった時だ。この映画には、そんな優しさがたくさん詰まっていて、私自身何度も涙が流れた。表面張力のように持ちこたえていた日常は、大切な人の「ごめんね」が引き金になってこんなにも溢れ出してしまうものだろうか。私たちは誰しも、生涯、ひとりぼっちと、ひとりぼっちだ。例えば心にぽっかり穴が空いていても、例えばあなたに嘘をついていても、例えば自分の気持ちを騙しても、わたしたちの体は、今日を生きることができるから切ない。それでもきっと、この世界で誰よりも愛おしいあなたが、他のどんな色よりも寂しくて優しい透明の花火に綺麗だと思いを馳せるなら、ひとりぼっちの私は、ひとりぼっちのあなたの、今、誰よりも傍に居られるのだと思えた。

■後藤健児 (VHS 専門のレンタル屋『カセット館』主宰)
群像劇の肝は登場人物たちの共有体験と集結だ。それは現実の花火大会や劇場での映画鑑賞にも当てはまる。映画も花火も見られることに意義があるというならば、『透明花火』と題された映画とはなんであろうか。それぞれに違ったカラーを持つ5人の主人公。色のない花火が、彼に、彼女に、もたらすものとは。この映画の中で打ち上げられる透明花火、あなたには見えるだろうか。仮に目を閉じても見えるはずだ。スクリーンの前にいさえすれば。ぜひ、映画館に集結し、皆で共有体験してほしい。そして、何色に見えたのか、語り合っていただきたい。

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透明花火

池袋シネマ・ロサ
2020 年3.14(土)-3.27(金)2 週間限定レイトショー

●チケット情報
前売り券:1,300 円(税込)
当日券:一般1,800 円(税込)

野本梢監督作品『透明花火』野本梢監督作品『透明花火』野本梢監督作品『透明花火』野本梢監督作品『透明花火』野本梢監督作品『透明花火』

<あらすじ>
ナンパ塾を経営しながら祖母と暮らす淳(髙橋雄祐)。
24 歳で女性経験がないことに引け目を感じている圭太(清水尚弥)。キャリアウーマンとなった同級生と再会した、バイト生活に明け暮れる楓(安藤輪子)。親友の彼氏作りを手伝う女子高生、理恵(根矢涼香)。血のつながっていない息子との関係に悩む真希(みひろ)。心に空いた穴にもがき苦しむなか、彼らは大切な人と約束した花火大会の日をむかえる。

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キャスト:髙橋雄祐 清水尚弥 安藤輪子 根矢涼香 みひろ 百元夏
繪 土山茜 櫻井保幸 東野瑞希 手島実優 古山憲正
スタッフ 撮影:野口高遠/照明・スチール:大柳玲於/録音:横田彰文/衣装・ヘアメイク:平林純子
音楽:ミドリカワ書房/合成:徳永修久/MA:北摂サウンドプロダクション/企画・脚本・プロデューサー:三浦賢太郎/監督・
編集:野本梢

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