NMB48としても活躍中の藤江れいな主演映画「ワールドオブザ体育館」の1日限定上映イベントが行われました。
本作は、10月18日公開の長編劇映画「いつかの、玄関たちと、」のスピンオフムービーとして製作された短編映画。女子高生・大塚あやめが、高校の卒業式の前日に見た夢の中で起こる、高校生活への惜別と葛藤をを描いた作品。 web映画館「FunTheater」にて配信中の作品ですが 上映された作品は、すべて藤江れいなと勝又悠監督がタッグを組んだ作品。 主演の藤江れいなさん、そして「いつかの、玄関たちと、」にも出演の森田哲矢さん(さらば青春の光)、勝又悠監督が登壇してのトークショーが行われました。
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イベントの概要 上映&トーク 日時:2014年7月13日(日) 18:00~19:30 場所:シネマート六本木 シネマートホール (東京都港区六本木3丁目8番 3階) 登壇者:藤江れいな、森田哲矢(さらば青春の光)、勝又悠監督 藤江さん:藤江れいなです。 森田さん:出っ歯役の森田です。僕がしゃべっているにもかかわらず。前の記者さんは藤江ちゃんばかり撮ってます。 勝又監督:監督の勝又です。よろしくお願いいたします。 MC:撮影はいつ頃でしたか? 勝又監督:撮影は去年の夏ですね。 森田さん:僕普通にやってると思ってたのですが。映画観て本当にここから下しか写ってなくて。衝撃です。しかも監督の指示じゃなくて藤江ちゃんのアドリブだと。ショックです。 観客:悪女~! 藤江さん:悪女じゃないですよ。みなさんそこどうでしたか? 観客:拍手 |
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MC:森田さん藤枝さんと共演してみていかがでしたか? 森田さん:自転車でばーって。振り向きざまに歯を出すシーン。あれ、もっと出してくれ!って5回ぐらい撮り直してるんです。やばいなと思いました。 監督:オーディション行ったんですが。歯が魅力的で。 森田さん:作品観たら出来レースだったンデスね。 藤江さん:そんなことないですよ。 MC:藤江さん森田さんにふられる役ですよね。 藤江さん:ふられました。 森田さん:役とは言えこんなお綺麗な方をふるなんて。。優越感でしたね。良かったなと。 |
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MC:藤江さん役作りでなにかありましたか?
藤江さん:高校生役で、制服の着こなしを勝又監督がこだわりがあって。。。あまり学生の時にはしてこなかったので貴重だなと思いつつ。今回は髪型もハーフアップだったので“たかみな”さんの気持ちでした。森田さんてシーン重ねるごとに何か出てくるんですよ。 森田さん:歯だけです! 藤江さん:次何が出てくるのか毎回期待していました。 監督:このあと、2作目3作目と藤枝さんとやらせていただいたのですが。それはつまり。1作目が僕なりにこいつなら勝負が出来るなって感覚があったので。それにつきます。 MC:それでは、お話が出たところで、2作目の「いつかの、玄関たちと、」予告編の特報がありますので観てみたいとおもいます。 |
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MC:この映画のことを藤江さんから簡単に。 藤江さん:この映画はですね。。。。。家族の。。。。監督お願いします。 監督:家族とふるさとへの気持ちを再認識する映画です。 藤江さん:家族って素敵だなって思える作品です。 森田さん:僕も出ているんですが。。。20秒くらいなんです。僕もこいつでいけるって思って欲しかったんですね。たぶん「いつかの、玄関たちと、」は、「Do you think about me?」のスピンオフ。2時間ですけど。 勝又監督:「Do you think about me?」の終わりにマネージャーさんに、次は彼女で長編撮らせてくれって頼んだんです。現場における彼女の女優業だったり努力だったり。胸を打たれたんです。 MC:このあと、1日限定で『ワールドオブザ体育館』を上映しますが、そちらに関してお願いします。 藤江さん:今年の2月に撮影したんですけど。一番大変で、1番悩んだ作品です。「いつかの、玄関たちと、」に出てくる卒業式の当日にみた夢の中のストーリーになってるんですが。両方観るとあやめちゃんは映画の中では素直になれないけど、本当はこんなことを思ってるんだって、楽しんでいただけます。 最後のシーンは、私にまかされて。。。アドリブと言うか。。。訳はあるけれども組閣が合ったりとか、自分の心境もあるし、ファンの方へのメッセージもこめられています。 森田さん:グッバ~イ 藤江さん:生グッバ~イいかがでしたか? 「いつかの、玄関たちと、」 10月18日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開です。 公式HP:http://itsugen.jp |
『いつかの、玄関たちと、』
神奈川県の過疎化が進む小さな町、下村が舞台。
両親の愛情を一身にうけて育った女子高生あやめは、高校を卒業したら上京することをきめていた。
そんなある日、駆け落ち同然で家を出ていた年の離れた姉・すみれがあやめと同い年の娘を連れて帰ってくる。
初めて会う家族に戸惑い、家族の中心がすみれに移っていくことを素直に受け入れることができないあやめ。
しかし、すみれにもある悲しい過去があった・・・・
【キャスト】
藤江れいな 橘麦 木下ほうか 山村美智 勝尾麻結奈
五十嵐康陽 森田哲矢(さらば青春の光)円城寺あや 松尾貴史 阿藤快 松原智恵子
【スタッフ】
監督・脚本:勝又悠 プロデューサー:中村勇介
撮影:古屋幸一 録音:小牧将人 照明:酒井隆英
美術:渡辺麗子 スタイリスト:部坂尚吾
助監督:渡辺裕也 ヘアメイク:深山健太郎
スチール:福田晃弘 車両:蓮本剛
ラインプロデューサー:藤岡晋介 編集:澤井祐美
音楽:松本龍之介 キャスティング協力:林芙結子
アシスタントプロデューサー:川邊健吾
制作プロダクション:STROBO RUSH
製作:株式会社ファンステージ 配給:アルゴ・ピクチャーズ
(2014/カラー/94分)
『ワールドオブザ体育館』
ストーリー
美しい木々に囲まれた町。神奈川県下村。この町には小学校や中学校はあっても、高校がない。高校へ通うためには、バスに乗らなければならない。渇いたチャイムが鳴る。山奥にそびえたつ、北足柄高校。
次の日に卒業式を控えた、大塚あやめ(18)は目を覚ます。しかし、あやめの目にしたものは、変わり果てた体育館の風景だった。無造作に設置されたピアノ、規律正しく並んだベッド、スポットライトが当たったステージ、殺風景ないつもの体育館と別物の体育館。現実なのか夢なのか、見当もつかない、日常とは切り離されたその空間が、あやめを少しだけ大人にする。
いつもいつもひんやりと冷たかった体育館。これは高校生活という世界の終焉。輝かしい過去に向けた惜別の言葉たちが、舞う。ショパンの「ノクターン」よりも相応しい、煌びやかな光たちに囲まれて、一人きりの卒業式が、今、始まる。