第69回ベルリン国際映画祭観客賞とCICAE賞をW受賞 した映画『37 セカンズ』が 2 ⽉ 7 ⽇に全国公開を迎え た。同⽇には新宿ピカデリーにて公開初⽇舞台挨拶が行われわれ、主演の佳山明、共演の神野三鈴、大東駿介、渡辺 真起子、板谷由夏、芋生悠、そしてHIKARI監督が登壇しました。 『37セカンズ』初日舞台挨拶 |
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漫画家になることを夢⾒るユマ役を演じた佳⼭は、これ が⼥優初挑戦。念願の公開に号泣しながら「沢⼭の温か いスタッフ・キャストのみなさんに⽀えていただき、応 援していただき、この作品があります。感無量ですが… まだ本編の上映前なのにスイマセン。メイクさんもごめ んなさい」と泣き笑いで、「ポジティブなエネルギーを受 け取ってもらえたら嬉しいです」と思いを込めた。初め ての主演作品に想いを込めた。
その後、本編上映前にも関わらず、登壇者のほとんどが もらい泣きしながら最初の挨拶するという状況に⼤東は 「みんな泣くんかいっ!」とツッコミ⼊れるも、そんな⼤東の⽬にも涙。「⼥優の中でもパワータイプ系の皆さん に囲まれて…⼒強いです。今⽇も楽屋で圧倒されました。ずっと喋ってるやん!って」と場内を笑わせた。 その後、ユマ の⺟親役を演じた神野は、何を⾔うのかと思いきや「夏の撮影が…暑かった」とユーモア交じりに 当時を回想、「明ちゃんは私たちよりも道路の熱をモロに感じるので、みんなで明ちゃんを冷やしていたら『寒い です・・・』と⾔われたりして(笑)!それぐらい⼿探りで作った作品。そこに明ちゃんは勇気を持って⾶び込 んでくれました。そんな冒険旅⾏を観客のみなさんも⼀緒に楽しんでほしいです」とアピール。渡辺も「この作 品と⼀緒に先に進んで、⼀緒に育ててもらって、私たちの仲間になってほしい」と観客に呼びかけた。 本作がベルリン映画祭で受賞したことをきっかけに、その⼿腕がハリウッド映画界から注⽬され、続々と公開作 も控える HIKARI 監督は「この映画は⽇本で、東京で撮影する意義がありました。役者さんは⼗⼈⼗⾊で最初は ⾝構えましたが、皆さんオープンで勉強家でした。私も勉強になったし、⼀⽣忘れない経験になりました」とシ ミジミ。公開初⽇を迎えて「ここまで来るのに、本当に⻑い道のりでした。⼤好きなみんなとこうして映画を上 映できるのが嬉しい。この作品を世に出したいと思ってくれた様々な皆さんの愛のたまものです」と号泣しなが ら「あとは皆さんにバトンタッチします」と語りかけて、作品のさらなる広がりに期待を込めていた。 |
監督・脚本:HIKARI
出演: 佳山明、神野三鈴、⼤東駿介、渡辺真起⼦、熊篠慶彦、萩原みのり、宇野祥平、芋⽣悠、渋川清彦、奥野瑛太、⽯橋静河、尾美としのり /板⾕由夏 2019年/⽇本 /115分/原題:37 Seconds/PG-12/配給:エレファントハウス、ラビットハウス/ (C)37 Seconds filmpartners 挿⼊歌:「N.E.O.」CHAI <Sony Music Entertainment (Japan) Inc.>