映画情報どっとこむ ralph 女性ファッション誌「NYLON JAPAN」の創刊15周年プロジェクトとして製作された長編映画『転がるビー玉』が、渋谷・ホワイト シネクイントにて、1月31日(金)より先行公開・2月7日(金)より全国順次公開となります。

メインキャストは、吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯、監督・脚本は、映画『黒い暴動❤』、『サラバ静寂』、『魔法少年☆ワイルドバージン』が公開中の宇賀那健一監督が勤めています。この度、2020年1月31日(金)に、ホワイト シネクイントにて、先行公開初日舞台挨拶が行われ、吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯、笠松将、大野いと、宇賀那健一監督がご登壇しました。

映画『転がるビー玉』先行初日舞台挨拶
先行公開初日・舞台挨拶詳細
日付:2020 年 1 月 31 日(金)
会場:ホワイト シネクイント
登壇:吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯、笠松将、大野いと、宇賀那健一監督
MC:奥浜レイラ

映画情報どっとこむ ralph 女性ファッション誌、「NYLON JAPAN」の創刊15周年プロジェクトとして作られた映画『転がるビー玉』。メインキャストに吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯を迎え、笠松将や大野いとら、注目の若手役者が集まっている、この度、2月7日(金)の全国公開を前に、舞台となっている渋谷にあるホワイト シネクイントにて1月31日(金)より先行公開がはじまった。

渋谷PARCOの8階・ホワイト シネクイントにて1月31日(金)映画『転がるビー玉』の先行公開を記念して舞台挨拶が行われ、メインキャストの吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯、そして笠松将、大野いと、宇賀那健一監督が登壇した。

壇上にあがり一人ずつ挨拶を行う中、萩原が「できたばっかりの映画館で、ここに立てるのがすごく嬉しいです」と話すと、宇賀那監督も「渋谷の再開発を描いてきたこの映画が、新しい渋谷の象徴でもあるPARCO・ホワイト シネクイントさんで上映できることをすごく嬉しく思っています」と、ホワイト シネクイントで先行初日を迎える喜びを述べた。

本作は、再開発が進む渋谷で、取り壊されることが決まっている部屋にルームシェアをして夢を追い求める、3人の女性のささやかな日常生活を描いた物語。まずは、それぞれが演じた役柄についての話題からスタート。

モデルの愛を演じた吉川は、「すごく努力しているのに必死にもがいているのに、全然売れなくて、どんどん自分が追い詰められていく役」と、演じた役について語る。続けて「モデルという仕事をずっとやっていたわけではないので、足を綺麗に見せるポーズとか、洋服が上手く写るポーズとか難しいなと思いました」と、愛を演じる上で意識したところを伝えた。

NYLON編集部で働く瑞穂を演じた萩原は、「劇中で一番好きなセリフは「どこに帰りたいんだろううね」っていう言葉」と伝え、家にいても落ち着かない、会社でも何となく居場所がない、啓介のことが好きなのに、彼女がいる…という状態の瑞穂を演じる上で一番気を付けていたのは、「居場所を作らないこと。帰る場所を作らないようにすること」だったと話し、役作りで大切にしていた所を明かした。

そして、ストリートミュージシャンの恵梨香を演じた今泉は「とにかく明るくて元気で、歌うことが大好きというところを意識して演じました」と話したあと、MCが路上で歌うシーンについて尋ねると、「学生時代、渋谷の路上やライブハウスで一人で歌っていたので、あの時のことを思い出して、すっと入ってくる部分がありました」と、恵梨香という役を、ご自身と重ね合わせつつ振り返る。

彼女がいるけれど、瑞穂のことも好きな啓介を演じた笠松。「このご時世、中々演じずらい・・・」と話し始めると会場に笑いが起こり、そのまま宇賀那監督と萩原にいじられた笠松は、「いろんな人にリスペクトというか、愛をもって、生きているということを念頭に持って、台本を読みました」と、啓介という役について語った。

カリスマモデルのテテを演じた大野は「カリスマって何だろう?っていうところからすごく考えました」と話し、「自分なりに考えて自分の意見を正当化できる人、周りの意見に流されない人物」と、テテを演じる上で核となった部分を伝えた。

映画情報どっとこむ ralph 本作のポイントの1つでもある、萩原演じる瑞穂と、笠松演じる啓介の関係性。二人のやり取りの中でも一番重たいシーンの撮影があったのはなんと朝一で、二人は「はじめまして」の状態だったという。「啓介のことをちゃんと好きになれるかな?っていうのを心配していたので、家でずっと笠松さんの写真を見ていました(笑)」と明かすと会場の温度が上がり、「瑞穂にとってそれが核になるし、大事だと思っていたので、必死に好きになろうと思っていたんです」と、瑞穂に対する想いと共に続けた。

3人の生活を中心に様々なシーンがある中で、本作ではじめてやったことについてMCが伺うと、今泉は「初めてクラブに行きました。入った瞬間にすごいテンションが上がっちゃって。すごい朝早かったんですけど、愛ちゃんとずっと踊ってました(笑)」と、初クラブの楽しさを伝えた。同じく初クラブで、事前に動画を見て学んでいたという大野も「初日がクラブでかっこよく踊ってるシーンだったので、すごくドギマギしてのインでしたね(笑)」と撮影を振り返った。

フォトセッションのあと、宇賀那監督より「この映画はすごくささやかな映画で、3人の生活を覗き見るような映画です。僕が愛・瑞穂・恵梨香の3人に大丈夫だよと言ってあげたくて作りました」と伝え、続けて「その大丈夫だよというのは、“うまく行くから大丈夫だよ”ではなくて、“あなたたちが悩んでいる姿を見ている人は絶対にいるし、あなたたちの魅力というものは絶対に存在するから大丈夫だよ”という想いで作りました」と、本作に対する想いを述べ、『転がるビー玉』の先行公開初日舞台挨拶は幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph 映画『転がるビー玉』

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転がるビー玉

あらすじ
再開発が進む、渋谷。その片隅にある古い家の床は少し傾いている。ここで共同生活する愛、瑞穂、恵梨香の3人は夢を追い求めながら、悩み、もがき、飲んで、愚痴って、笑っては、泣いた。彼女たちが手にいれたのは、〈宝石〉なんて眩しいものではなくて、どこかで紛れ込んだ一つの欠けた〈ビー玉〉だった。そんなある日、部屋の立ち退き勧告の通達が来る。街の再開発で家の取壊しが決定したのだ。これは、いずれ出て行かなくてはならないその部屋で3人が過ごした、ささやかな日常の物語。絶え間なく変化するこの街で埋もれてしまいがちな幸せは確かにそこにあった。

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吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯
笠松将、大野いと、冨手麻妙、大下ヒロト、日南響子、田辺桃子、神尾楓珠、中島歩、徳永えり、大西信満/山中崇
監督・脚本:宇賀那健一|プロデューサー:戸川貴詞|制作:VANDALISM|配給:パルコ|©『転がるビー玉』製作委員会

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