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「第36回モスクワ国際映画祭」のコンペティション部門の授賞式(28日)が行われ、熊切和嘉監督(39)の「私の男」が最優秀作品賞を受賞。主演の浅野忠信(40)も最優秀男優賞を受賞でW受賞の快挙となりました。![]() |
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本映画祭で日本作品がグランプリに輝くのは99年の故新藤兼人監督「生きたい」以来15年ぶり。最優秀男優賞は31年ぶり83年の「ふるさと」の故・加藤嘉さん以来31年ぶり。
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監督と主演の二人からコメントが届いています。
監督:熊切和嘉監督(39)コメント 最高です!映画監督になって15年になりますが、 結果的に『私の男』が今までで一番、「やりたい放題」やらせていただいた映画でした。映画を志していた少年時代に抱いていた想いが、確信に変わりました。これからは、より気合いを込めて「やりたい放題」やっていこうと思います。スタッフ、キャストはじめ、この映画に関わった全ての人に感謝致します!本当にありがとうございました。 主演:浅野忠信(40)コメント 主演:二階堂ふみ(19)コメント |
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本作は第138回直木賞を受賞し、その刺激的なテーマと極限的な舞台設定から、映像化不可能と言われた桜庭一樹による45万部超のベストセラー小説「私の男」の映画化。
熊切和嘉の集大成であり、禁断のラブストーリーにして、ある殺人事件を発端とするスリルと興奮に満ちた至高のサスペンスです。 映画『私の男』 は新宿ピカデリーほか全国公開中です。
第36回モスクワ国際映画祭 |
映画『私の男』
冬のオホーツク海、純白の流氷の上で起きた殺人事件。
暗い北の海から逃げるように出て行く父娘は互いに深い喪失と、ふたりだけの濃厚な秘密を抱えていた…。10歳で孤児となった少女・花は、遠縁にあたる淳悟に引き取られる。孤独だったふたりは、北海道紋別の田舎町で寄り添うように生活を送っていた…。理屈を超えた禁断の愛のかたち。
オホーツク海の流氷が魅せる一大スペクタクル。その刺激的なテーマと極限的な舞台設定から、映像化不可能と言われた桜庭一樹による40万部超のベストセラー小説『私の男』。第138回直木賞を受賞した本作の映画化が、タイミングが違えば決して実現することのなかった”運命”のキャストによって遂に実現。北海道の壮大な風景を舞台に、2014年、観客の心を激しく揺さぶる日本映画の至宝というべき最高の一本が誕生した。監督:熊切和嘉
原作:「私の男」(桜庭一樹/文春文庫刊)
出演:浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、藤 竜也
(C)2014「私の男」製作委員会