中島哲也監督最新作

『渇き。』がいよいよ6月27日公開ですが。

この度、本作でヒロイン・加奈子を演じた小松菜奈さんを迎え女子高生限定試写を開催されました。

さらにその過激な描写からR-15指定となっている本作に対して「一言物申したい!」と手を挙げたデヴィ夫人をゲストに、“怒りのトークショー”イベントも。。。。

渇き舞台挨拶

日時:6月24日(火)20:00~
場所:アキバシアター
登壇者:デヴィ夫人、小松菜奈(本作ヒロイン)

総勢40名の女子高生たちの前に登場したデヴィ夫人は、映画の感想を聞かれ

デヴィ夫人:「映像や音楽的には非常にお上手で、感心いたしました。でも私には本当にちんぷんかんぷん!この映画の目的や訴えたいことは全く理解できなかった。私にとってはありえない映画でしたわ。」

と共感はできなかった様子。それでも

デヴィ夫人:「ひとつひとつのシーンからは監督が撮りたかったんだろうという気迫を感じました。役所広司さんをはじめ日本を代表する俳優の方々が、いつもはやらないような汚れ役に入り込んでいて素晴らしかった。大ショックを受けたい人はぜひご覧になったらよいんじゃないかしら」

とコメント。

その後は、集まった女子高生からデヴィ夫人に人生相談(大人への苦情)が。

女子高生:「学校でメイクをしちゃダメとか規則が厳しくて嫌!」

という意見には

デヴィ夫人:「人間は社会の一員、組織の中の一人だということを学ぶために規則は必要よ。そもそも若いうちはそのままでキレイなんだからお化粧なんていらないわよ!」

とアドバイス。
他にも

女子高生:「二股交際が流行っているので、やってみようと思うのですが…」

という相談には、

デヴィ夫人:「「今は男女交際も本当に自由よね・・・二股しようが三股しようが結構だと思いますが、『この人だ!』と決めた方がいるのにその方を裏切ってそういうことをするのは、それは罪です!」

と厳しいお言葉。

大人の悪い部分についても

女子高生:「歩きたばこや、道でぶつかってしまってすぐ怒る人が許せない」、「高校生だからと甘く見て意地悪されたり、すぐに暴力で解決しようとする人もどうかと思う」

など女子高生から意見が飛び交い、

デヴィ夫人:「ダメな大人が増えていますね。この前の(野次が問題になった)都議なんて本当に最低!政治家がもっとしっかりして、みんなが自信と誇りを持てるようにしなくては。勉強を教えるだけでなく、礼儀やマナーの教育が大事です」

と議論は白熱!

その後、本作でヒロイン・加奈子役を務めた小松菜奈さんが登場。映画初出演の感想を聞かれ

小松さん:「大変なこともありましたが、共演者やスタッフの皆さんに助けられて楽しく現場に通えました」

と振り返りました。

デヴィ夫人:「「初めての映画なのに本当にお上手でしたね~!びっくりしました」

と大絶賛されるも、今回初対面のデヴィ夫人を前に緊張気味の小松さん。最後は

小松さん:「いろいろな層の方に観てほしいですが、特に今日来てくださったような同世代の方に観てもらって、今までにない新しい衝撃を受けてほしいです」

とPRして終了となりました。

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『渇き。』

『渇き。』元刑事のロクデナシ親父・藤島(役所広司)に離婚した元妻から連絡が入った。成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したという。自分のせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。娘の交友関係をたどって行く先々で、語られる「知らない加奈子像」に戸惑う藤島。想像を超えて肥大し、踏み入れるほどに見失う娘の正体。やがて藤島の激情は、果てしない暴走をはじめる―。

出演:役所広司 小松菜奈
妻夫木聡 清水尋也 二階堂ふみ 橋本愛 / 國村隼 / 黒沢あすか 青木崇高 オダギリジョー / 中谷美紀

監督:中島哲也
脚本:中島哲也 門間宣裕 唯野未歩子
原作:深町秋生 「果てしなき渇き」(宝島社刊)
企画・製作:ギャガ リクリ
制作プロダクション:リクリ
配給:ギャガ
日本映画/2014年/118分/シネマスコープ/5.1chサラウンド
(c)2014「渇き。」製作委員会/R15+

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