アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』、特撮『仮面ライダー鎧武/ガイム』、アニメーション映画『GODZILLA』三部作など、話題作を手掛けてきたニトロプラス“虚淵玄”が武侠ファンタジー人形劇に挑む新ジャンルの映像化企画『Thunderbolt Fantasy Project』。
2016年7月からTVシリーズ1期が放送され、劇場上映作品制作、TVシリーズ2期と展開してきた本プロジェクトにおいて、シリーズ3期の前に公開となる『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌(サンダーボルト ファンタジー セイユウゲンカ)』が、好評上映中! 現在劇場上映中の『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌』の舞台挨拶&トークイベントが、10月26日にユナイテッド・シネマ豊洲にて行われた。登壇者は西川貴教さんと東山奈央さん、虚淵玄さん(ニトロプラス)。さらにシークレットゲストとして、諏訪部順一さんも登場した。司会は鷲崎健さんだ。 『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌』舞台挨拶&トークイベント |
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上映後にトークイベントが始まると、鷲崎さんの合図で西川貴教さんと東山奈央さん、諏訪部順一さんがステージに登場。満席の客席から大きな拍手が起こった。
ひとつめのトークテーマは役作りについて。本作の主人公「浪巫謠」は西川貴教さんが演じているが、幼少期の役は東山奈央さんが担当している。このことについて西川さんは、台本を手にした段階では知らされていなかった事実を紹介した上で、「正直言うと……(幼少期も自分が演じると思っていたので)ショタっぽい声も練習していました(笑)」と発言。恥ずかしそうに語る西川さんに場内は大爆笑。そしていざ収録の段階になり、スタッフから配役を聞かされると、「あ、あぁ……ですよね!」と平穏を保って収録に望んだそうだ。 一方、シークレットキャラクターとして登場した「殤不患」を演じる諏訪部順一さんは、「登場しているのに、なかなか言えなかったのが辛かった」とコメント。企画段階から浪巫謠のお話と聞いていたため、「今回はでなかったかなと思っていたけど、後半では見せ場も多くてよかったです」と感想を述べた。 続いてのトークテーマは注目のシーンについて。今回から本シリーズに参加した東山奈央さんは、バトルシーンを挙げた。東山さんは「ファンの方は驚かれたのではないでしょうか? 本作の戦闘は、TVシリーズとは違った迫力を感じました」と語った。 東山さんの発言を踏まえて虚淵玄さん(ニトロプラス)は、「アクションの組み立ては現場に任せています。シーンごとにどちらが有利かとかの指示はしますけど。ラッシュフィルムが上がってきたときは自分も驚きました」と貴重な制作の舞台裏話を紹介した。 トークイベントの後半では、虚淵さん(ニトロプラス)が現在制作中のTVシリーズ3期についても言及。なんと、今回初出演した東山さんのキャラクター「睦天命」は、3期でも登場するそうだ。「どんな出番かはまだナイショですけど……」と言葉を濁していたが、すでに撮影が始まっているとのこと。今後展開予定の3期を100パーセント楽しむためには、現在劇場上映中の『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌』を見ておくと良いかも。 |
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『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌』
公式webサイト ▼『Thunderbolt Fantasy Project』とは 台湾で「知らない人間はいない」と言われるほど、子供から大人まで楽しまれてきた人形演劇「布袋劇(ほていげき)」。その映像にほれ込んだニトロプラスの“虚淵玄”が原案・脚本・総監修を担当。台湾布袋劇で随一の知名度とクオリティを誇る制作会社である霹靂國際多媒體股份有限公司(略称:霹靂社)との奇跡のコラボレーションによる、完全新作の日台合同映像企画。キャラクターデザインは、ニトロプラスが率いるデザイナー陣が担当。人形の造形アドバイ |
1、『Thunderbolt Fantasy 西幽ゲン歌』の「ゲン」は、「タマヘン」に「玄」と記載する漢字です。標記が可能な際は、漢字でご標記頂けますと幸いです。
2、『霹靂國際多媒體股フン有限公司』の「フン」は、「ニンベン」に「分」と記載する漢字です。標記が可能な際は、漢字でご標記頂けますと幸いです。
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