長編第一作目となる新人監督が、いきなり東京国際映画祭で監督賞を受賞、ウディネファーイースト映画祭では新人監督作品賞を受賞するなど、世界各国の映画祭で評価を得ている映画『メランコリック』。
この度公開に先立ち、特別先行試写会をユーロライブで開催。 特別先行試写会 |
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5年前、下北沢の小劇場で、皆川さんと舞台共演(『笑いの神様』)して以来、親交を深めてきた川平さんは、
川平さん:僕の劇団にいる矢田政伸(ヤクザの田中役)から、“皆川くんが映画を作ったので、川平さん、観に行ってあげてください”と言われ、先月、試写に足を運んだんですが、本当にノーガードで、完全にノックアウトされました! と絶賛。 川平さん:奇想天外な展開もそうですが、何よりも感動したのが役者の演技。百合役の芽吹もうちの劇団員で、顔見知りばかりだったんですが、彼らの持っている素晴らしい一面を田中監督が見事に引き出してくれた。映画やテレビに出ているメジャーな役者ではないけれど、こんなにいい演技ができるんだと。それがとってもうれしかった。 と感慨深げ。さらに、 川平さん:ラストシーンも、オイオイオイ、こういうことかと。終わったらすぐに兄貴のジョン(・カビラ)に電話しましたね。 “ すげぇいい映画だぞ ” って(笑) と興奮気味に述懐した。 また、 皆川さん:慈英さんが演じるなら、どの役をやりたいですか? と問われ と回答。さらに、 川平さん:もし、パート2を作る予定があるなら、沖縄出身の濃い顔の奴、どうですか?僕、本当に悪役、いい〜んです! と、自身のギャぐを盛り込みながら、田中監督に詰め寄る一幕もあった。 イタリアのウディネファーイースト映画祭では大盛り上がりを見せたという本作。世界に通じる映画として 川平さん:ヨーロッパやアメリカでも絶対に受けると思う。 と太鼓判を押し 川平さん:世界を席巻する日本代表として、思わず応援したくなる作品。こんなに楽しいホラーでサイコなエンタテインメント作品は他にないと思うので、ぜひ、皆さんのお力添えで盛り上げていただければ! と力強く呼びかけていた。 |
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映画『メランコリック』
は8月3日よりアップリンク渋谷ほか全国順次公開 第31回 東京国際映画祭 日本映画 スプラッシュ部門 監督賞受賞 |
監督・脚本・編集:田中征爾
出演:皆川暢二、磯崎義知、吉田芽吹、羽田真 、矢田政伸 、浜谷康幸、ステファニー・アリエン、大久保裕太、山下ケイジ、新海ひろ子、蒲池貴範 他
撮影:髙橋亮
助監督:蒲池貴範
録音:宋晋瑞、でまちさき、衛藤なな
特殊メイク:新田目珠里麻
TAディレクター:磯崎義知
キャスティング協力:EIJI LEON LEE
スチール撮影:タカハシアキラ
製作:OneGoose
製作補助:羽賀奈美、林彬、汐谷恭一
プロデューサー:皆川暢二
宣伝:近藤吉孝(One Goose)
ポスターデザイン:五十嵐明奈
後援:VーNECK、松の湯
宣伝協力:アップリンク
配給:アップリンク、神宮前プロデュース、One Goose
(2018年/カラー/日本/DCP/シネスコ/114分)