ふくだももこ監督作品、9月20日に『おいしい家族』が公開となります。
そして、韓国で開催されている韓国三大映画祭のひとつ「第20回全州(チョンジュ)国際映画祭」シネマフェスト部門にて、正式招待作品として上映され、主演の松本穂香さんとふくだももこ監督が訪韓。 昨日は二人でレットカーペットを歩き、 本日5月3日には上映及び舞台挨拶を行いました。 日付:5月3日(金) |
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客席には若年層の観客が多く、実家に帰ると父が母の服を着ていたことをきっかけに起こるストーリー展開と、随所に盛り込まれるウィットに富んだ「ふくだももこ節」に、上映中は耐えず笑いが起こりほがらかな雰囲気のまま上映が終了。
初めての全州(チョンジュ)国際映画祭への参加となる松本穂香とふくだももこ監督から韓国語でご挨拶。 松本さん:主人公を演じた松本穂香です。大切な人と見てほしい、おいしい映画になりました。 ふくだ監督:この作品は私の思うユートピアを描きました。 |
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上映後のQ&Aでは観客から様々な分野においての質問が相次いだ。 松本さん演じる主人公・橙花(とうか)は、東京で働くキャリアウーマン。 母の三回忌に故郷に帰ると父が亡き母の服を着ていたという事実を知るという変わった役どころ。どういった気持ちで役を演じたのかという質問に対し 松本さん:彼女は実家を出て、東京で色んな経験をして傷ついた心で戻ってきたんです。すると自分がいない間に家族は変わってしまっていた。置いてきぼりになってしまった気持ちを素直に受け入れられないでいるんです。 とコメント。それを受けて ふくだ監督:橙花は、自分のまわりにいる自由奔放なキャラクターに反発するんですが、そんな橙花を悪者のように見せたくなかったんです。でも松本さんはそんな橙花をとても愛らしく演じてくれました。映画を見た皆さんが橙花を嫌なやつだと追わず、キュートだと思って頂けたらそれは全て松本さんのお芝居のおかげだと思っています。 と松本の演技を大絶賛。 また映画に目の肥えた観客からは作品に関して、“色使い”に意味を込めているように感じたが何か意味があるのか?との問いに。 ふくだ監督:登場人物の名前に色を入れてるんです。主人公の橙花はオレンジ、父は青治で青など。名前に色を入れることでその人が着る服の色や趣味興味などキャラクターを分けています。日本語の綴りがわからないにも関わらずそこまで考えてくれて、ありがとうございます! とコメント。 |
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舞台挨拶の最後には・・・
福田監督:この映画には、この世界のみんなが隣にいる人、それは家族でも友達でも知らない人でも良いんですが、そんなただ隣に居る人に優しくすれば世界ってもっと良くなるんじゃないかというメッセージをこめました。そんな私の思想がみなさんにも伝わると嬉しいです。本当に来ていただいてありがとうござしました! と監督からコメントがあり舞台挨拶が終了となった。 今回の映画祭体験を振り返り とコメントした。 |
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韓国三大映画祭の一つ、全州(チョンジュ)国際映画祭とは。
全州(チョンジュ)国際映画祭は2000年に始まった映画祭で、今年で20回目。全州は、韓国南西部に位置する全羅北道の州都であり、昔の韓国の街並みが色濃く残っているような街並みで、韓国映画発祥の地とも言われている。そんな全州で開かれる本映画祭は、作家性の強い作品が集まるのが特徴で、アジアを代表するインディペンデント映画祭としても注目を集めている。今回招待されたのは、シネマフェスト部門で、日本からは過去に同部門に『焼肉ドラゴン』、『俳優 亀岡拓次』、『勝手にふるえてろ』などが招待され、会場をわかせた。映画祭は、5月2日(木)から 5月11日(土)まで開催。主演の松本穂香と監督のふくだももこが招待を受けた。 |
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映画『 おいしい家族 』
2019年9月20日(金)全国公開
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出演:松本穂香 板尾創路 浜野謙太 笠松将 モトーラ世理奈 三河悠冴 栁俊太郎
監督・脚本:ふくだももこ 音楽:本多俊之
製作:新井重人 松井智
エグゼクティブプロデューサー:福家康孝 金井隆治
プロデューサー:谷戸豊 清家優輝
アソシエイトプロデューサー:山野邊雅祥 撮影:高橋草太
照明:山本浩資 録音:原川慎平 美術:大原清孝
編集:宮島竜治 音楽プロデューサー:岡田こずえ
宣伝プロデューサー:滝口彩香 衣裳:江森明日佳
ヘアメイク:佐藤美和 VFX:野間実
音響効果:井上奈津子 助監督:古畑耕平
制作担当:竹田和史 製作:日活/ハピネット
制作プロダクション:ファインエンターテイメント
企画・配給:日活
(c)2019「おいしい家族」製作委員会