映画情報どっとこむ ralph 『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマン主演最新作『フロントランナー』が2月1日(金)より、 TOHO シネマズ日比谷他全国にて公開いたします。

この度、“J・F・K の再来”と言われカリスマ性を放つ天才政治家でありながら政界の表舞台から姿を消したゲイリー・ハートを演じた ヒュー・ジャックマンが来日。日本記者クラブにて記者会見を行いました。

日付:1月21日(月)
会場:日本記者クラブ
登壇:ヒュー・ジャックマン、パトリック・ハーラン(タレント)

映画情報どっとこむ ralph 会見冒頭には、この 1988 年にコロラド州で選挙権を得て 初めての米大統領選挙を迎えたという、パトリック・ハーランさんが、政治家としてのゲイリー・ハートの当時の人気や人望についての解説から記者会見がスタート。

映画情報どっとこむ ralph そして、ひとしきり講義が終わるとお待ちかねヒュージャックマンの登場。


ヒュー:オハヨウゴザイマス。日本にまた来れてよかったよ。今回素晴らしいジェイソン・ライトマン監督の『フロントランナー』で来日しました。みなさんに見ていただくと必ず今すべき議論が生まれると思います。そういう作品です。アリガトウゴザイマス。

と日本語を交えてのご挨拶。

Q。最近の出演作品と違うイメージですが、この作品を決めたのは?

ヒュー:二つ理由があって、まずは、ジェイソン・ライトマン監督の作品『マイレージ、マイライフ』『ジュノ』『スモーキン』などが好きでね。いつか一緒に仕事したかったんだ。彼の演出する人物像は、はっきりしない複雑な心情を描いていて。そして、いろいろな題材に挑戦していて感慨深いんです。そして二つ目の理由はストーリー。次期大統領の最有力とされていた男の転落の3週間を描いたもので。今までやった人物とは違った者ですね、私と違って知性のある(笑)。いろんな疑問が生まれると思っていて、答えを出していないところに惹かれました。

と、オファーを受けた理由を語ってくれました。

更に解説は続き、

ヒュー:私は、大学がジャーナリズム専攻だったんで、もし、俳優になってなければ、みなさんの席に座ってたかもしれない。この事件は政治家とジャーナリズムの関係を変えてしまった事件で。今の世界のターニングポイントになったんですね。それまでは、候補に浮気してますか?なんて質問はタブーだったんで。

と、語ってくれました。

Q:演じるうえでのリサーチに関して

ヒュー:演じるにあたり凄いリサーチしましたね。今回初めてご存命の方を演じるので、責任を感じました。ゲリーは今も理想主義者で。多くの若い人たちの心をつかんで、JFKの再来とされていた方です。10年15年先を見ていた人なんです。ガレージでコンピューターを作っていたころのスティーブジョブズとランチしたり、ゴルバチョフに会ったり、中東戦争やテロを予想していたんですね。もし彼がリーダーになっていたら・・・違う世界になっていたかもしれません。兎に角、愛された人でした。

Q:SNSの時代
ヒュー:ゲーリーハートのシチュエーションは変わりゆく時代だったすね。思想信条だけでは政治家をやっていられない時代に変わってきていた。そして今は、人から好かれる人を演出しなくてはいけない。スピードと即決が必要。それは政治家だけでなくジャーナリストもそう。リアルタイムが必要で、考え直す時間がない時代。ジャーナリストが質の良いものを描くのは大変だから尊敬するよ!

と、最後には記者を持ち上げるヒューでした。

未来記事:
翌日22日のフロントランナー』スペシャル・ファンスクリーニング舞台挨拶はこちら
http://eigajoho.com/139123

映画情報どっとこむ ralph ヒュー・ジャックマン主演最新作
『フロントランナー』
2月 1 日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー


当選確実と言われていた大統領最有力候補が、 たった一つのスキャンダル報道で政界から葬られた 1988 年の事件の真相に迫るサスペンス・ドラマ 1988 年、米国大統領選挙。コロラド州選出のゲイリー・ハート(H・ジャックマン)は、46 歳の若さで最有力 候補《フロントランナー》に躍り出る。知性とカリスマ性を兼ね備えた彼は、ジョン・F・ケネディの再来として 大衆に愛され、当選は確実視されていた。しかし─マイアミ・ヘラルド紙の記者が掴んだ“ある疑惑”が一 斉に報じられると事態は一変。勝利を目前にして、ハートの築き上げた輝ける未来は一気呵成に崩れ去 り、一つの決断を下す時が訪れる…あの日、一体何が起きたのか─。選挙キャンペーンスタッフ、報道の 信念をもったジャーナリスト、トクダネが欲しい記者、ハートの妻と娘、12 人の視点で描かれるドラマは、圧 倒的なスピード感と臨場感で、観るものをまるで自分がその中の一員であるかのように引き込む。監督は 『マイレージ、マイライフ』でアカデミー監督賞と脚本賞にノミネートされたジェイソン・ライトマン。

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監督:ジェイソン・ライトマン(『マイレージ、マイライフ』『ジュノ』)
脚本:マット・バイ&ジェイ・カーソン&ジェイソン・ライトマン
原作:マット・バイ著「All the Truth is Out」
公式サイト URL:http://www.frontrunner-movie.jp
キャスト:ヒュー・ジャックマン(『グレイテスト・ショーマン』『LOGAN/ローガン』)、ヴェラ・ファーミガ(『マイレージ、マイライフ』『ト レイン・ミッション』)、J.K.シモンズ(『ラ・ラ・ランド』『セッション』)、アルフレッド・モリーナ(『スパイダーマン2』)

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