2012年1月公開『しあわせのパン』、2014年10月公開『ぶどうのなみだ』に続く、大泉洋主演の北海道映画シリーズ第三弾の映画『そらのレストラン』が1月25日(金)より全国公開となる。
この度、公開を直前に控えた1月19日(土)、この映画の舞台となった北海道・せたな町で、町民対象の先行試写会が実施された。会場となったせたな町ふれあいセンターには開場前から待ちわびた町民が詰めかけ、作品への期待で熱気が溢れる状況に。撮影に協力し、尽力した町民約300名が公開に先駆け一足早く『そらのレストラン』を鑑賞した。 『そらのレストラン』せたな町先行上映会 |
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上映に先立ち、せたな町長・高橋貞光氏、本作品を企画・製作した伊藤亜由美さんが登壇。
高橋町長:この作品はせたな町の素晴らしい自然の魅力で溢れている。映画を観た全国の方々が、せたな町に来て頂けるのではないかと期待しております。この素晴らしい映画を作られた伊藤さん、そして協力をいただいた大勢の町民の皆さんに心から感謝を申し上げます。 と話した。 続く伊藤氏の登壇に際しては、主人公設楽亘理のモデルとなったせたな町在住、村上健吾さん(村上牧場)のご子息・朔太郎くんが花束を持って登場。 可愛らしい姿にほっこりとした空気が流れる中、花束の贈呈が行われた。笑顔で花束を受け取って 伊藤さん:この映画の構想を始めたのは2014年頃。映画製作は時間がかかるものですが、それだけ沢山の方にご支援いただいている。映画は人と人をつなぐ絆のコンテンツだと考えます。全国上映に先立ち映画をご覧いただく皆さんが、その感想を沢山の方に伝えていただければ嬉しい。また、自分のまちの価値を感じ取って、誇りに思っていただきたい。映画は”きっかけ”。観光や移住でこのまちを訪れる方々をおもてなしし、仲間を作っていくことが新しいせたなに繋がると思います。 と思いを語った。 |
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また、主演の大泉洋さんから町民に向けたメッセージVTRをサプライズ上映。
大泉さんはVTRの中で とコメント。 鑑賞した町民は「酪農家だった父親のことを思い出した。この映画がきっかけに、交流人口の拡大になればと期待しています。(60代男性)」「道外からせたなに移住してきた。景色の良さ、食べ物の美味しさ、人の温かさ、そういったせたなのいいところがぎゅっと凝縮されている映画だと思いました。(20代女性)」「あんなに海や緑が綺麗だなんて、普段見慣れていてあまり気づかなかった。この町がこんなにいいところだったんだ、と思えるような映画でした(30代女性)」「地元の人達が沢山エキストラとして出演しているのはとてもワクワクしました(30代女性)」と話し、映画の完成を心から喜んでいた。 また同会場では、この先行試写会にあわせて展示コーナーが開設。 また前日となる18日にはシリーズ第一弾『しあわせのパン』上映会と、伊藤亜由美氏による講演会が開催された。 |
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映画『そらのレストラン』
公式サイト: STORY 1月25日(金)全国ロードショー |
監督・脚本:深川栄洋
脚本:土城温美
音楽:平井真美子
出演:大泉洋、本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和、安藤玉恵、庄野凛、鈴井貴之(友情出演)、風吹ジュン、小日向文世
配給:東京テアトル
©2018『そらのレストラン』製作委員会