12月シネスイッチ銀座にて公開するアルゼンチンのパブロ・ソラルス監督『家へ帰ろう』の日本版のポスタービジュアルと場面写真が解禁となりました。
さらに・・・十代目 柳家小三治ら各界のオピニオンらによる応援コメントも到着しました。 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに住む 88 歳の仕立屋アブラハムは、ブエノスアイレスからマドリッド、パリを経由して故郷ポーランドに住む 70 年以上会っていない親友に、最後 に仕立てたスーツを届ける旅に出る。 親友はホロコーストから逃れてきたアブラハムを助け、 匿ってくれた命の恩人だった。旅の途中で出会う女性たちが、様々な困難に陥ったアブラハムの力になりたいと助けてくれる。果たしてアブラハムは親友と再会できるのか?人生最後 の旅に奇跡は訪れるのか…? 監督・脚本を手掛けたパブロ・ソラルス自身がユダヤ人で、ホロコースト体験者だった祖父 の家では「ポーランド」という言葉を発することすらタブーであったことから本作の着想を得、 自身のアイデンティティーを確立させるために避けて通れないテーマを感動のロードムービ ーとして結実させた。 主人公のアブラハムを『タンゴ』(カルロス・サウラ監督)で知られるミゲル・アンヘラ・ソラが 演じ、『シチリア!シチリア!』(ジュゼッペ・トルナトーレ監督)のアンヘラ・モリーナら女優陣 が旅先で出逢う女性たちを演じる。 ミゲル・アンヘラ・ソラの実年齢は 68 歳だが、監督の熱烈なオファーに応え、2 時間かかる という老けメイクで 88 歳の老紳士に“変身”。 |
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今回解禁となるポスターは日本版オリジナルのビジュアル。
ミシンやトルソー、仕立てあがったスーツが所せましと置かれた ブエノスアイレスのテーラーの一室。狭いその空間から 70 年越しの約束の地ポーランドへ向け、踏み出していく老紳士。帰郷 でもあり冒険でもある旅。長く音信不通の親友との再会を信じる気持ち、予期せぬ出会いへの期待…ほんの少しの不安を振り 払い、一歩を踏み出す勇気を主人公アブラハムの表情で感じさせるポスターとなっている。 |
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さらにその深い感動は広がりを見せ、各界のオピニオンたちからも応援コメントが続々到着している。
【十代目 柳家小三治】 【余 貴美子 (女優)】 【宇田川 彩 (日本学術振興会・文化人類学/ユダヤ学)】 【高橋諭治 (映画ライター)】 【川端美都子 (香川大学経済学部准教授)】 |
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パブロ・ソラルス監督『家へ帰ろう』
原題:EL ULTIMO TRAJE/ 英題:The Last Suit 12 月、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー |
監督・脚本:パブロ・ソラルス
音楽:フェデリコ・フシド (『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』『瞳の奥の秘密』)
撮影:フアン・カルロス・ゴメス
出演:ミゲル・アンヘル・ソラ (『タンゴ』『スール その先は…愛』)、アンヘラ・モリーナ(『ライブ・フレッシュ』『シチリア!シチリア!』『題名のない子守唄』)、オル ガ・ボラズ、ユリア・ベアホルト、マルティン・ピロヤンスキー、ナタリア・ベルベケ 2017 年/スペイン・アルゼンチン/スペイン語/カラー/スコープサイズ/5.1ch/93 分/
配給:彩プロ
© 2016 HERNÁNDEZ y FERNÁNDEZ Producciones cinematograficas S.L., TORNASOL FILMS, S.A RESCATE PRODUCCIONES A.I.E., ZAMPA AUDIOVISUAL, S.L., HADDOCK FILMS, PATAGONIK FILM GROUP S.A.