橋本愛、廣木隆一監督登場!『ここは退屈迎えに来て』 バンクーバー国際映画祭ワールドプレミア
「R‐18文学賞」読者賞受賞し2012年に小説が発売されるや紀伊國屋書店スタッフによる「キノベス!2013」にランクインし、詩的なタイトルが印象的な山内マリコの処女小説「ここは退屈迎えに来て」がついに映画化!10月19日(金)より全国公開する。
この度9月27日から、カナダのバンクーバーにて開催されている北米最大の映画祭の一つ、第37回バンクーバー国際映画祭のゲートウェイ部門に本作が正式出品され、現地時間9日(火)のワールドプレミア上映に主演の橋本愛、廣木隆一監督が登壇する舞台挨拶が行われた。 『ここは退屈迎えに来て』 バンクーバー国際映画祭ワールドプレミア上映 |
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今回が2年ぶり3度目の海外映画祭への参加となった橋本は、上映前の舞台挨拶にて、堂々とした態度で流暢な英語のスピーチを披露!
さらに、上映後に行われた観客からのQ&Aコーナーでは、映画を観終わったばかりの観客から、多くの質問が寄せられ、橋本さんと廣木監督が終始笑顔で答えている姿が印象的。 観客から地方都市を舞台とした本作にちなんだ質問で、 「(橋本さんが)東京に行くことが自分の意志ではなかったとのことですが、今の東京にはどのような想いがありますか? と聞かれると、 「今は東京のことがすごく好きで、楽しみ方も見つけられていると思います。ただ、ここが私の居場所だというふうに、腰を据えられるかというと、違うような気もしていて、世界中のどこにもここだという場所が見つからないかもしれないですが、今自分がいる環境を充実させるようにしているので、毎日楽しいです。 と東京への想いを彼女らしい文学的な表現でコメントしていた。 |
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また、本作で最も好きなシーンを聞かれ
廣木監督:全シーンと答えるしかないです(笑)。 と即答してごまかし、観客の笑いを誘ったのに対し、 橋本さん:監督が1番好きなシーンが気になります。 と重ね、会場に笑いが広がる場面も。 舞台挨拶終了後に映画祭の感想について聞かれ 橋本さん:他の映画祭と違い、日本と近いものをすごく感じました。質疑応答の時も反応を見て、見たばかりのお客さんの反応を肌で感じられたのもいい経験でした。地域を感じるというかアットホームな感じをとても受けました。 と満足気に語っていた。 |
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『ここは退屈迎えに来て』
本作は、2004年の高校時代から2013年の現在まで、みんなの憧れの的だった<椎名くん>を柱にキャラクターを交差させながら描く、痛く切ない群像劇。主人公<私>を演じるのは、その透明感のある演技で高く評価される女優・橋本愛。 元彼<椎名くん>を忘れられない<あたし>には、体当たりの演技で注目を浴びている若手実力派女優・門脇麦。 そしてみんなのあこがれの的だった〈椎名くん〉を、独特の色気と存在感を放つ人気急上昇俳優・成田凌が演じている他、渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜、村上淳ら、出演作が後を絶たない実力派俳優陣が脇を固めている。 監督はこれまで本格派ヒューマンドラマから恋愛モノまで、数々の作品で登場人物の繊細な心の機微を紡ぎ出してきた名匠・廣木隆一監督が、メガホンをとった。 |
出演:橋本愛 門脇麦 成田凌 / 渡辺大知 岸井ゆきの 内田理央 柳ゆり菜 亀田侑樹 瀧内公美 片山友希 木崎絹子 / マキタスポーツ 村上淳
原作:山内マリコ「ここは退屈迎えに来て」幻冬舎文庫
監督:廣木隆一
脚本:櫻井 智也
制作プロダクション:ダブ
配給:KADOKAWA
© 2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会