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アスリート史上、最も美しい男・ボルグ【氷の男】VS 最も荒々しい男・マッケンロー【炎の男】
1980年ウィンブルドン決勝戦。世界が熱狂した極限の決戦とは──? 『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』が8月31日(金)TOHOシネマズ日比谷他にて全国公開となります。 ジョン・マッケンローと20歳の時に対戦した経験を持つ松岡修造さんが登壇して、自身の原点を語り、さらにテニスについて悩める学生らに熱く語りました。 『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』公開直前イベント |
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この日は公開直前イベントに「僕のテニスは、この二人の奇蹟の試合から始まった!映画を観ながら僕はウィンブルドンセンターコートで一緒に戦っていた!伝説を感じろ!そして戦え!」と熱いコメントをよせた松岡修造さんが登壇。
MCが松岡さんを呼び込もうとすると、待ちきれなかったのかその前に登場! そして、松岡さんからお客さんへの「この中でマッケンロー派はいます?」や、高校生に「なんで甲子園行ってないんだよ!」といった飛び込みの質問でイベントはスタート。 当時のボルグとマッケンローについて聞かれ 松岡さん:彼らが来ていたユニフォームのFILAは、当時若者が着るのがステイタス、彼らのファッションが世界に通じたというくらい本当に人気の二人だった。 とふたりの人気ぶりを振り返ります。ウィンブルドンで日本人として最高のベスト8入りを経験を持つ松岡さんが、ウィンブルドンとほかとの違いについて質問されると 松岡さん:ウィンブルドンは聖地。この80年の試合を見て、世界と戦いたいなと思い、僕のテニスをスタートさせた。それまでのテニスに対する魂が変わった試合だった。 と自信雄ルーツを語りました。 88年、ジャパンオープン準々決勝で、松岡さんがマッケンローとのギリギリの戦いを展開した試合については 松岡さん:センターコートでマッケンローが自分にジャンピングアタックしてきたわけ。でもその時に自分に世界のマッケンローがかかってきたときには、よし!と思ったよね。 と貴重なエピソードを披露しました。 |
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![]() 映画については、 松岡さん:この映画を観ると、どれだけのプレッシャーや雰囲気で試合をしているかが分かると思う。みんなも錦織圭を観ててもを中途半端な思いじゃなく、心の底から一生懸命応援しようと思うと思う。 と話し、近々、全米オープン始まることについて、 松岡さん:圭は今年は行けると思う。個人的な意見としてはグランドスラムの4つの大会での優勝を1回獲ると獲り方は変わってくると思うからそのためにも勝ってほしいなと思っているね。そして圭にも見てもらいたいね、この映画!! と世界の戦いを描いた本作にを世界で戦う錦織圭選手にもアピールしました。 そして、会場に集まったテニスを学ぶ学生らの「テニスにまつわるお悩み」アドバイスをその場で解決するお悩み相談コーナーがスタート。 「テニスの試合での好不調が激しい。なかなか立て直すことができない。どうしたらいいでしょうか。」という質問に、 松岡さん:何言ってんの?それがテニスじゃないか!!!弱い幹太郎、強い幹太郎。すべて幹太郎。 と質問者の名前をもじったさすがの答えに会場は爆笑!その意味を聞かれると、 松岡さん:いい時と比べる、ということ。弱い幹太郎の時もすべて自分なんだから。 他にも学生の方の質問に笑いを交えながら答え、そして最後に、よしもとのテニス若手芸人「バモス!わたなべ」さんからの質問も。「ブヨンボルグ」のボルグの格好をして登場したバモス!わたなべさんの芸風について興味津々な松岡さんは、ネタのリクエストをし「テニスあるある」を披露してもらうと、お客さんは微妙な空気のお客さんのリアクションを観て、 松岡さん:見てみ、この記者の人たちのリアクションを。いいか、お笑いっていうのは… とお笑いについて指導し始める松岡さん。そして肝心なバモス!さんの「太って仕事を取ってますけど、本当は痩せてテニスがうまくなりたい」という質問に、『バモスはボルグ―、マッケンブー、信じてブー。』と書いたボードを渡し、 と独特の返しで悩みを解決!?しました。 |
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最後に・・・
この映画について、 「マッケンローは心の部分で悩んでいた部分があったというのがこの映画で分かり、イメージが変わる。そして音楽、映像、カメラワーク、の光の使い方。本当に素晴らしい。ひとつだけ言いたいのはこの映画は深いので、本気で観て自分はどの男か、どういう性格をしているのかと思い考える作品だと思う。この映画を通して考えるべき作品だと思う。 とこれから映画を観る観客にメッセージを伝え、大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。 『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』 物語・・・ |
監督:ヤヌス・メッツ『アルマジロ』第62回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ受賞
出演:シャイア・ラブーフ『トランスフォーマー』シリーズ、スベリル・グドナソン『ストックホルムでワルツを』ステラン・スカルスガルド、ツヴァ・ノヴォトニー、レオ・ボルグ(ボルグの息子)
配給・宣伝:ギャガ宣伝部
© AB Svensk Filmindustri 2017