映画情報どっとこむ ralph 過去日本アカデミー賞最優秀撮影賞を5回受賞、キャメラマンとしてだけでなく映画監督としても『劔岳 点の記』(2009)で第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞している日本映画界の巨匠・木村大作さんが、三度目の監督作として挑んだ本作。

黒澤明監督作品『隠し砦の三悪人』の撮影助手からキャメラマンのキャリアをスタートさせ、『悪い奴ほどよく眠る』『用心棒』『椿三十郎』『どですかでん』と黒澤明監督に従事してきた木村さんが映画人生60周年を迎える本作、盟友の小泉堯史さん脚本で初タッグを組み、監督として初の時代劇に臨みました。

主演には岡田准一さん。

本作では、かつては藩を追放されるも妻の最期の願いを胸に藩の不正や権力に立ち向かっていく男・瓜生新兵衛を儚くも強く演じます。

また、道場の四天王の一人という役柄にクランクイン前から殺陣の稽古に励み、激しく鋭い剣豪アクションに臨みます。

そして、この度“最新予告”が初解禁。

瓜生新兵衛役の岡田准一さんと妻・篠役の麻生久美子さんが魅せる儚くも切ない夫婦の愛。
そして、岡田准一さんの研ぎ澄まされた殺陣と、かつて親友だった榊原采女役の西島秀俊さんとの二人が対峙し刀を交えるシーンの張り詰めた緊張感…。全編通して映し出される木村キャメラマンならではの美しい日本の四季折々と、武士たちの凛とした生き様。1カット1カットに監督・キャメラマンとして60年間尽きることのない映画への“情熱”と“こだわり“が凝縮された予告が完成しました。

映画情報どっとこむ ralph なお、7月27日(金)に、この度の予告編、そして第二弾ポスター、チラシが全国の映画館で解禁となります。

散り椿

日本映画界に新たな歴史を刻む“美しい時代劇”は9月28日(金)全国東宝系にて公開となります。

物語・・・
最愛の妻と交わした最期の約束を叶えるため、
一人、故郷に戻った男が哀しき剣を振る――――

享保15年――藩の不正を訴え出たために、時の権力に負け藩を離れた男、瓜生新兵衛(岡田准一)。
追放後、連れ添い続けた妻の篠(麻生久美子)が病に倒れ、死を迎えようとした折、最期の願いを新兵衛に託す。『藩に戻りて、榊原采女様(西島秀俊)を助けてほしい』と。新兵衛にとって采女は、かつては良き友であり良き   ライバルであり、また篠を巡る恋敵でもあった。そして新兵衛の藩追放に関わる、大きな因縁を持つ二人であった。

妻の最期の願いを叶えるため、新兵衛は過去の藩の不正事件の真相と、その裏に隠された妻・篠の本当の気持ちを突き止めようと奔走する。

篠の妹、坂下里美(黒木華)とその弟・坂下藤吾(池松壮亮)は、戻ってきた新兵衛に戸惑いながらも、亡くなった篠を一筋に想いやる姿や、侍としての不正を正そうとする凛とした生き方にいつしか惹かれていく。

そして、ある確証を得た新兵衛は、かつての親友の采女と対峙する。そこで過去の事件の真相や妻が遺した願いの苦しく切なくも愛に溢れた本当の想いを知ることになっていく・・・。

しかし、その裏では大きな力を持ったものが新兵衛を襲おうとしていた・・・。

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原作:葉室麟(「散り椿」角川文庫刊)
監督・撮影:木村大作「劒岳 点の記」「春を背負って」に続く三作目の監督作品
脚本:小泉堯史 木村大作
出演:岡田准一、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子、緒方直人、新井浩文、柳楽優弥、芳根京子、駿河太郎、石橋蓮司、富司純子、奥田瑛二ほか
撮影スケジュール 2017年5月15日(月)~7月5日(水) 
撮影場所:富山、長野、滋賀 ※全編オールロケ
公開:9月28日(金)全国東宝系

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