映画情報どっとこむ ralph 太田隆文監督が、鈴木杏、板尾創路、田中美里、越後はる香、藤田朋子、宝田明らを迎えて、全国的にも最大級の規模を誇る静岡県の袋井花火大会を舞台に制作した映画『明日にかける橋 1989年の想い出』が本日有楽町スバル座にて公開となりました。

本作は、主人公が、不況の現代からバブル最盛期の1989年にタイムスリップして、弟を亡くした交通事故を防ぎ、家族の幸せを取り戻そうとする、感動の青春・家族ムービーです。

本作で7年ぶりの映画主演となる鈴木杏さん、父親役の板尾創路さん、母親役の田中美里さん、鈴木杏の高校時代役で、本作で映画デビューを果たした越後はる香さん、高校の化学の先生役の藤田朋子さん、太田隆文監督が登壇して初日舞台挨拶が行われました。

映画『明日にかける橋 1989年の想い出』初日舞台挨拶
日付:6月30日(土)
会場:有楽町スバル座
登壇: 鈴木杏 板尾創路 田中美里 越後はる香 藤田朋子 太田隆文(監督・脚本・プロデューサー) 

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板尾さん:今日は初日ということで、たくさんの方に足を運んでいただき、ありがとうございます。登壇する身としては、こんなにたくさん来ていただいて、嬉しいです。

という挨拶からスタート。

太田監督:鈴木杏さんと板尾さんは以前、親子役をやったことがあるんですよね?

と聞くと、鈴木さんと板尾さんが「『空中庭園』」と小泉今日子さん主演映画の名前を出し、

板尾さん:すごくダメなオヤジ役で、杏ちゃんがしっかりした娘で。

と言うと、鈴木さんが、

鈴木さん:ちょうど私が(越後)はる香ちゃん位の年齢でした。

と言い、板尾さんが続けて

板尾さん:当時杏ちゃんはリアルな高校生で、制服で楽屋入りしていました。

と思い出を語りました。「親子役を以前やっていたので、今回楽でしたか?」と聞かれると、

板尾さん:意識はしていないけれど、やりやすさはありました。

と、すると

鈴木さん:『初めまして』だと緊張感や遠慮もありますし・・・。

と答えました。

板尾さん:(本作で鈴木さん演じるはるかに)怒られている感じも後輩の役者に怒られている感じで。こういう娘に怒られたい感じはしますよね。怒ってくれる娘も好きです。

と告白。

映画情報どっとこむ ralph タイムスリップする映画について、

鈴木さん:『Returner リターナー』に続き、2回目ですね。またタイムスリップするんだね、って言われました。

と話すと

太田監督:タイムスリップうまいなと思っていた。

とジョークを言うと、

鈴木さん:ただ走っていただけですけどね!

と場内を沸かせました。

映画情報どっとこむ ralph 田中美里さんは、大変だったことを聞かれ、

田中さん:剣道の素振りのシーンがあったんですけれど、練習する時間が短くて、衣装合わせの時に1時間位素振りの練習をして、その後自主練でやっていたので大変でした。竹刀だけだったらいいんですけれど、最後フライパンを持つというのが苦労といえば苦労でした。板尾さんと背中合わせでフライパンを持ったところは笑いそうになっちゃいました。

と述懐。

板尾さん:黒澤映画みたいにかっこよければと思っていたんですけれど、エキストラのみなさんが一生懸命やっているところがかわいらしかったです。

と話しました。

太田監督:笑いは全部藤田朋子さんが取っていったけれど、泣きも取っていきましたよね。

と言い、演技初体験だった越後さんは

越後はる香さん:撮影当時15歳で、「泣くシーンのテストの時にわーっと泣いてしまったんですが、シーンの途中から泣かなくてはいけなかったので、撮影の本番の時にこらえなくおかなくてはいけなかったんです。藤田朋子さんが『後で泣いていいから、今は我慢して』っておっしゃって、撮影が終わった後に『泣いていいよ』って言ってくださって、それがすごく助かりました。

と話し、

鈴木さん:流石です!

と先輩を立てました。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク的な役だった藤田朋子さんは、

藤田さん:今日は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』的な衣装にしました。89年あたりに自分がつけていたイヤリングを探してきました。当時はピアスじゃなく、クリップのでかいのが流行っていたんです。『あの頃』って言っても、(登壇者を見回し、)私と板尾さん位しかフィーバーしていなかったけれど。

と笑いを取りました。

藤田さん:当時の『愛しあってるかい!』でも先生役をやっていたんですが、先生繋がりということで、監督がいたずらをして、役名を同じ名前にしたんですよ。呼ばれ慣れている感じだと思っていたら、そういうことでした

と裏話を披露しました。

映画情報どっとこむ ralph 最後に

太田監督:8月下旬に開催されるジャパン フィルムフェスティバル・ロサンゼルスに招待作品として選ばれました。

と発表すると、会場は大拍手に包まれ、舞台挨拶は終了しました。

映画『明日にかける橋 1989年の想い出』
有楽町スバル座にて公開中
8 月 11 日よりテアトル梅田、9 月 1 日より静岡県内ほか 全国順次公開です。

主人公のみゆき(鈴木杏)は 30 代の OL。とある田舎町で暮らしている。 弟・健太(田崎伶弥)が交通事故で死んでから家族は崩壊。母(田中美里)は病気で入院。父(板 尾創路)は会社が倒産、酒に溺れる。みゆきが両親を支え働く日々。

そんな2010年の夏のある日、夢がかなうという明日橋を渡ったことでなんとタイムスリップ! 弟が死んだ1989年に戻ってしまう。バブル全盛の時代。 そこで出会う若き日の両親と元気な弟と若き日の自分(越後はる香)。 みゆきは、もし、この時代で健太を救うことができれば、家族を救うことができるかもしれないと 希望を見出すが、その先には、様々な困難が待ち構えていた。

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鈴木杏 板尾創路 田中美里 越後はる香 藤田朋子 宝田明
草刈麻有 冨田佳輔 田崎伶弥 長澤凛 弥尋 山下慶 山本淳平 天玲美音 大石千世 栩野幸知 宮本弘佑 岡村洋一 嵯峨崇史 増田将也 本間ひとし 真木恵未 遠藤かおる
●監督・脚本・編集・プロデューサー:太田隆文 ●アソシエイトプロデューサー:小林良二 ●撮影:三本木久城 ●照明:石川欽男 ●録音:植田中 ●美術:竹内悦子(A.P.D.J) ●衣裳:丸山江里子 ●ヘアメイク:大久保恵美子 ●制作担当:酒井識人 ●助監督:富澤昭文 ●題字:大石千世 ●音楽:遠藤浩二 ●音響・効果:丹雄二 ●制作:青空映画舎 ●配給:渋谷プロダクション 公式サイト:http://asunikakeruhashi.com/ Twitter:@asukake1989 Facebook:asukake1989 ©「明日にかける橋」フィルムパートナーズ

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