映画情報どっとこむ ralph ゴールデンウィーク恒例イベント「イタリア映画祭」で昨年上映され、大好評を博した『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』が5月26日(土)よりBunkamuraル・シネマ他全国ロードショーとなります。

実は存在していた”幻の前日譚“が公開決定!

まるで教授アベンジャーズ、<どん底教授たちの一発逆転劇>!! 欧州危機に始まり、ユーロ圏の深刻な不況はローマの大学研究者たちにも影響を及ぼし解雇者が続出―仕事もなく社会から弾 き出されたインテリ研究者たちが結集!

スマートドラッグの精製で 逮捕された彼らが、警察から前科帳消しを引き換えに蔓延するド ラッグ摘発をしまくる『いつだってやめられる-10人の怒れる教授たち』(5月27日公開)。本作では、散らばってしまった仲間を 再び集めるところからスタートするが、前日譚―その頭脳を使って 社会を欺き、鬱屈した日常をぶっ飛ばしスマードドラッグで一発当てようとする、落ちこぼれインテリ達の奮闘劇が描かれる幻の1作目が存在していた! 日本では、イタリアの未公開作品が多数セレクトされ上映される 「イタリア映画祭2016」のイベントで数回上映されたのみ。パッケ ージ化もされておらずもう二度と観ることができない可能性のある 作品だったが、邦題『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』として「Viva!イタリアvol.4」(6/23~)で上映が決定。


日本版の連作ポスターがついにお目見え! 本国イタリアでは、1作目が公開するやいなや登場人物たちの個性際立つキャラクターと怒涛のセリフのスピード感、テレビドラマ「ブレイキング・バッド」を彷彿させる緻密な脚本で、瞬く間に人気に火が付き異例の続編製作が決定。シリーズ3部作となった。

映画情報どっとこむ ralph 当時、弱冠32歳だったシドニー・シビリア監督は、

シドニー・シビリア監督:『いつだってやめられる』というタイトルにしたきっかけは、僕が幼い頃、ちょうどイタリ ア中にドラッグが蔓延していたことが背景にある。外に出かけると街中に中毒者がい っぱいて、彼らは皆口々に「やめようと思えばいつだってやめられるんだ!」と話して たんだ。まさに“人生の終わり”のような状況の人々が「いつだってやめられる」と根拠 のない言葉を口にしていたことがずっと心に残っていたから、このタイトルにした よ!!映画を貫くテーマでもあって、ギャング団を「いつだってやめられる」と思ってい たら泥沼のようにハマっていく姿がタイトルとよく合っていると思ってるよ。僕の意図と しては映画に共感する同世代の人々へのオマージュを込めようと全 3 章、それぞれ 別ジャンルの映画を作ったつもりなんだ。1 章目は伝統的なイタリアン・コメディ、2 章 目はハリウッドでみるようなアクション、3 章目は…まだ公開していないから秘密か な!(笑)この映画で笑いを取るためだけに、大勢が共に汗を流し製作に 3 年近く費 やした大作なんだ。観客の皆さんには気持ちよく笑ってほしいよ!

と、『いつだってやめられる』シリーズに込めた思いを明かしている。

映画情報どっとこむ ralph いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち

5月26日(土)、Bunkamuraル・シネマ他全国ロードショー

http://www.synca.jp/itsudatte/


大学を追われた神経生物学者のピエトロ・ズィンニ(エドアルド・レオ)は、仲間と合法ドラッグ製造でひと儲けを企むも逮捕され服役していた。世間では新しいドラッグが蔓延し、摘発に手を焼いていたパオラ・コレッティ警部(グレタ・スカラーノ)は犯罪履歴の帳消しと引き換えに彼に捜査の協力を持ちかける。かくしてピエトロは国内外ばらばらに なった研究者仲間を再び結集し、事件解決のため奔走するが―。

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監督・原案・脚本:シドニー・シビリア

出演:エドアルド・レオ(『おとなの事情』)、ルイジ・ロ・カーショ(『夜よ、こんにちは』、『人間の値打ち』)、ステファノ・フレージ、グレタ・スカラーノ、ヴァレリア・ソラリーノ

原題:Smetto quando voglio-Masterclass/2017年/イタリア/イタリア語/119分/シネスコ/カラー/字幕翻訳:山田香苗

配給:シンカ
提供:シンカ、樂舎、朝日新聞社
特別協力:イタリア文化会館
©2017 groenlandia srl /fandango srl

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