このドキュメンタリーは真実を語っている。
『アイ・ウェイウェイは謝らない』 <ストーリー> 彼のアーティストとして生きる日々が、すべてを物語る。 そして、現在も軟禁の立場の中、140文字のツイッターで“発信”し続けるアーティストアイ・ウェイウェイのパワーをあらゆるクリエイターに送る至極のドキュメンタリー。 |
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アイ・ウェイウェイさんは語ります。
「何十年もずっとこの国に存在している真実をね。中国は発展途上にあるが、司法制度や言論の自由といった一部の分野は殆ど進歩していない。まだまだ非常に強い統制下にある。でも僕は中国が変化しないわけがないと思っている。時間は要するが、変化を求めるプレッシャーと主張さえあればね。プレッシャーがなければ人類は自主的には変わらないっていうのは、誰でも知っていることだろう。」 |
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世界の美術館が求めるアーティスト アイ・ウェイウェイ
2008年華々しく開催された北京オリンピックのメイン会場として知られる、“鳥の巣”スタジアムの設計に中国人現代アーティストとして参加したアイ・ウェイウェイ。 彼の類い稀なる才能にロンドンのテート・モダン、ミュンヘンのハウス・デア・クンストをはじめ、世界のキュレーターたちが魅了され、美術展を開催。2007年に森美術館で開催された”According to What?”の展覧会に訪れた観客は46万人。それほどまでに多くの人を魅了する彼の作品のパワーの根源が本作で紹介されています。 彼のことを知らなくても、作品同様、人間アイ・ウェイウェイに魅了されるに違いありません。 |
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アメリカ人監督が撮ったアイ・ウェイウェイ
本作の監督でもありプロデューサーでもあるアリソン・クレイマンは、フリーのジャーナリストとして活躍。2006年から2010年まで中国に暮らし、アメリカのPBSのニュース・ドキュメンタリー、AP通信のためにテレビ番組特集の制作に従事。アイ・ウェイウェイに2年間に渡り密着し、本作を完成させました。2011年春にアイ・ウェイウェイが中国当局に拘束された際には、CNNインターナショナルをはじめメディアに大量露出。 アイ・ウェイウェイについて、そして本作について語り、彼の釈放への働きかけをしたそうです。 2012年、フィルム・メーカー誌が毎年選ぶ“インディペンデント映画界のニューフェイス25人”の一人となりました。 |
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『アイ・ウェイウェイは謝らない』
11月30日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかにて全国ロードショーです! |
『アイ・ウェイウェイは謝らない』
監督・撮影・共同編集:アリソン・クレイマン
製作:ユナイテッド・エクスプレッション・メディア
製作協力:ミューズ・フィ
ルム&テレビジョン
出演:アイ・ウェイウェイ 他 アイ・ウェイウェイに関わる様々な人々
(2012年/アメリカ/91分/カラー/デジタル/ビスタ/5.1ch/中国語‣英語)
原題:Ai Weiwei: Never Sorry
日本語字幕:石田泰子/字幕監修:牧陽一
配給:キノ フィルムズ
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