この度、2018年に公開されサプライズヒットとなった『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の製作スタジオGDH559と主演のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンが再びタッグを組み、第15回大阪アジアン映画祭のグランプリに輝いたタイ映画『ハッピー・オールド・イヤー』を、12月11日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開します。
『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の世界的大ヒットで、アジアにおける注目の若手俳優の一人に躍り出た『バッド・ジーニアス』の役名“リン”の愛称で親しまれるチュティモン・ジョンジャルーンスックジンの最新作は、ちょっぴりほろ苦いけれど、誰もが共感すること間違いなしの「断捨離」ムービー。 |
|
初出演・初主演作『バッド・ジーニアス』でタイ・アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝くなど、華々しいデビューを飾ったチュティモン。その後も恵まれた9頭身の体型を生かしファッションアイコンとしても世界的に活躍、「VOGUE HONGKONG」や「Harper’s BAZAAR THAILAND」など多くのファッション雑誌の表紙を飾り、インスタグラムのフォロワー数は56万人を超え、タイ国内のみならず世界各地で若者から絶大な人気を誇る。本作では彼女のトレードマークであったロングヘアーを役作りのためにバッサリと切ってショートヘアーにするなど役と真摯に向き合い、女優としての新境地を開拓することに成功。10/28(金)に発表となるアジア全域版アカデミー賞と称される第14回アジア・フィルム・アワードでは、筒井真理子(『よこがお』)、チョン・ユミ(『82年生まれ、キム・ジヨン』)らベテラン俳優とともに主演女優賞にノミネートされる快挙を成し遂げた。
監督を務めるのは、インディーズとメジャースタジオ双方でフレキシブルに活躍する俊英監督ナワポン・タムロンラタナリット。本作は第15回大阪アジアン映画祭でグランプリを受賞、劇場公開を待ち望む声が多く出ていたため正式決定した際にはSNS上でファンから喜びの声が数多く上がった。 世界各地の映画祭にも多数招聘されており、10/3まで開催されていたドイツのハンブルク国際映画祭ではAsiaExpress部門に正式出品され、10/21から始まる第25回釜山国際映画祭のアジアの窓部門には、青山真治監督『空に住む』、沖田修一監督『おらおらでひとりいぐも』などとともに正式出品が決定している。 |
|
そしてこのたび予告編が解禁! 「ゴールを設定する」「想い出に浸らない」「迷わない」という3ステップを踏みながら、チュティモン演じるジーンが順調に断捨離を始める前半から一転、友人からプレゼントされたCDを捨ててしまったり、カメラを返すために元恋人に会ったことで次第に心が乱れていく様子が描かれている。ベッドに横たわるジーンの切なげな表情とともに映し出される「ひとの気持ちは、簡単に仕分けられません」というキャッチコピーが後を引く予告編が完成した。 |
|
あわせて、うず高く詰まれたゴミ袋が並ぶ中でジーンが一人座り込む姿や、元恋人や家族との関係性を窺える場面写真も一挙解禁となった。 |
|
『ハッピー・オールド・イヤー』 原題:ฮาวทูทิ้ง..ทิ้งอย่างไรไม่ให้เหลือเธอ 英題:Happy Old Year www.zaziefilms.com/happyoldyear/ <STORY> |
監督・脚本・プロデューサー:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン、サニー・スワンメーターノン、サリカー・サートシンスパー、ティラワット・ゴーサワン、アパシリ・チャンタラッサミー
2019年/タイ映画/1:1.5/113分/字幕翻訳:横井和子/字幕監修:高杉美和
配給:ザジフィルムズ、マクザム
協力:大阪アジアン映画祭
後援:タイ国政府観光庁
(c) 2019 GDH 559 Co., Ltd.