『紅い襷~富岡製糸場物語~』初日舞台挨拶が渋谷シネパレスにて行われ、水島優さん、吉本実憂さん、木村夏子さん、松井香奈さんが登壇し、映画や世界遺産でもある富岡製糸場に関して思いを語りました。 『紅い襷~富岡製糸場物語~』初日舞台挨拶 日時:12月2日(土) 場所:渋谷シネパレス 登壇:水島優、吉本実憂、木村夏子、松井香奈 |
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激動の明治初期、日本の大転換期の富岡製糸場。その成り立ちと発展には若き工女たちの夢と誇りを描いた物語とドキュメンタリーを融合した作品。
今回が映画初出演で主演の水島さんは、最初この話を聞いた時に 特に印象に残ってるのは 糸取のシーン。糸が繊細で切れやすくて難しかたですが、できる限り頑張りました。 と語り、自分と役が重なるところを聞かれると 水島さん:自分と重なるところは、国の役に立ちたいと、親元を離れ工女となったのですが、私も15歳の時に 愛媛から上京したので、その部分は似ているかなと思います。 と語りました。また、ミュージカルでも活躍中の水島さんは主題歌も歌っていて。 水島さん:ずっと勉強してきたので、歌まで歌えるのは嬉しかったです。歌詞も松井さんが作ってくださって。映画ならではの歌詞を大切に歌わせていただきました。 と熱く語りました。 吉本さんにMCが脚気は治りましたかと唐突に質問、 吉本さん:私はなってませんが。。。 と、戸惑うも と、自分の演技プランを語りました。 |
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木村さんには着物の話を振るMC。 木村さん:お着物は実際の私も好き。それから後先考えないで買っちゃうのも、共感します。肝に命じてます。私の役は松井さんの脚本によるオリジナル。ですので、私の想像力でなんでもできると演じてみました。明治時代に思いを馳せようと、当時の食事を食べたりしましたが。蚕の佃煮は・・・・結局食べられませんでした。 と明かし、次回工女役が来たら挑戦すると宣言。 今回の脚本を書いた松井さんは歴史が苦手だそうで と、語りました。 今回、膨大な資料に囲まれて、苦戦していた時に和田英先生の「富岡日記」に出会えて、それが突破口になりました。明治の女の子の青春が書けるのではないかと。現代の女性が輝く時代と言われていますが、今でも難しいことがたくさんあって。この作品が今の女性の勇気になればと思っています。 と力強く語りました。 |
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吉本さん:私も富岡製糸場で実際に撮影できたことを光栄に思っています。人に支えてもらう大切さを感じました。 真直ぐに頑張ることが大切!が伝わるとお良いなと思っています。それから、いつか教材になったらいいなと思っています。 水島さん:この映画を通して、日本の発展の陰に工女の努力があったことを知っていただきたいと思います。この映画と富岡製糸場が盛り上がっていけばと思います。 物語・・・ |
スタッフ・キャスト
水島優 吉本実憂 桐島ココ / 豊原功補 西村まさ彦 大空眞弓
企画・製作:富岡市
製作総指揮:岩井賢太郎
構成・総合プロデューサー:家喜正男
作:松井香奈
音楽監督:谷川賢作
エンディングテーマ曲:「あの空へ」作詞/松井香奈 作曲/谷川賢作 歌/水島優
<ドラマ>
監督:足立内仁章
<ドキュメンタリー>
ディレクター:路川敬
制作:NHKエンタープライズ
配給:パル企画
(C)2017 富岡市/富岡製糸場映画製作委員会(2017年/100分/カラー/日本/ビスタサイズ)