山田洋次監督最新作 『母と暮せば』が完成披露試写会が行われ、吉永小百合さん、二宮和也さん、黒木華さん、浅野忠信さん、加藤健一さん、本田望結さん、山田洋次監督が、レッドカーペット&舞台挨拶に登場しました。 また、1000倍のプレミアチケットを手にし、レッドカーペットと舞台挨拶を目にした興奮冷めやらぬお客さん達。今夜1回きりのフィルム版での上映を観ることとなりました。 『母と暮せば』完成披露試写会 舞台挨拶概要 |
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MC:終戦後の長崎を舞台に、原爆で死んだ息子と母親の日々を、儚くも優しく描いた山田監督初のファンタジー作品です。 山田監督:皆さんこんばんわ。1年間大勢のキャストとスタッフで心を込めて作りました。今夜は初めて劇場での試写となります。楽しんでいってください。 吉永さん:ようこそお出で下さいました。監督のこの作品にかける熱い思いをしっかり受け止めたいと演じました。かけがえない仲間たちと良い時を過ごせて感謝しています。 今回監督迫力があって。集中されていて緊張していました。母としての想いを監督がお話になって、一日に何度もため息をつく。そんな演出をされました。 二宮さん:僕は亡霊ですが悪い亡霊ではないので。親子の関係を皆さんの心に届くように演じました。山田組初めてでしたので、現場は緊張感があって。そこを監督や吉永さんが柔らかくして下さいました。 黒木さん:山田監督作品に再び参加出来、素晴らしいキャストの方々とご一緒でき幸せな時間でした。今回は、長崎の元気な女の子で細かな動きなども演出していただきました。 浅野さん:スタッフ試写会で観させていただきましたが、最所から泣いてしまいました。とてもいい映画です。僕は母ベーの時は山ちゃんとスタッフに呼ばれ。今回はクロちゃん。でも、スタッフさんが忙しくって山ちゃんって呼ばれて。とてもおかしくて不思議でした。 本田さん:この場に立てているのが奇跡です。ありがとうござます。今回撮影が始まる前に、リハーサルを重ねるから、最初から出来なくても良いんだよと監督におっしゃっていただき楽になりました。私の役は実話なので「頼むぞ」と言われ気持ちが引き締まりました。周りに戦争を知ってる人がいなかったので、原爆ドームに行ったり、図書館で調べて勉強していどみました。 加藤さん:映画作りに参加出来て幸せです。普段舞台ばかりなので、監督からのダメ出しが「声を抑えて」が多かったんです。監督の演出で世界が変わる。素晴らしい体験でした。 |
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MC:吉永さんは、二宮さんの事を天才とおっしゃっていましたが。
吉永さん:監督の難しい要求をすぐ受け止めて。軽やかですし。男性ですがフェアリーのようでした。 二宮さん:即刻、改名します。フェアリー和也に。吉永さんはとても優しくて、嵐の番組なども毎週見てくれていて。僕に関する情報が更新されていくのに驚きました。 MC:黒木さんは回想シーンで二宮さんの鼻をツンとしていますが。 黒木さん:フェアリーの顔がまじかにあるので、緊張してました。鼻ツンは女性からできるので、是非使ってください。 |
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最後に
吉永さん:今日は1000倍の競争率で、チケットを射止めた皆さんと聞いています。楽しいけど悲しい物語。お楽しみください。 山田監督:映画はフィルムの芸術。でも、現在は映画はデジタルで現在は上映されています。僕はフィルムが好きなので、この映画はフィルムで撮っています。公開はデジタル上映になりますが、1本だけ作ったフィルム版が素晴らしかったので、今日の上映だけフィルムで行うことになりました。みなさんだけです。楽しんでください。 物語・・・ 公式サイト:http://hahatokuraseba.jp/ 12月12日(土)より全国ロードショー |
出演:吉永小百合、二宮和也、黒木華 浅野忠信 加藤健一
監督:山田洋次
音楽:坂本龍一
脚本:山田洋次・平松恵美子
製作:「母と暮せば」製作委員会
制作・配給/松竹株式会社
(C)2015「母と暮せば」製作委員会