現在日本で放送中のTVドラマ「ハンニバル」で日本でもブレイクの兆しを見せている“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが、主演最新作
『悪党に粛清を』 をひっさげ、来週ついに初来日しました。 『悪党に粛清を』日本最速上映会 先日、初来日の一報がネット上で話題となり、舞台挨拶付きの本作上映会のチケットは発売開始1分で完売したイベント。 映画『悪党に粛清を』は復讐系の西部劇ですが・・・ |
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大歓声の中、マッツさん登場! MCの品川さんとがっちり握手の後。 マッツさんからのメッセージ。 マッツさん:ハロー。日本での上映会に来ていただきありがとうございます。製作会社や監督のクリスチャン・レヴリングさんたちの代表として来日しました。監督のクリスチャンは幼少のころから西部劇に憧れていて、作ることが長年の夢で、デンマーク製の西部劇が出来たわけです。アメリカを開拓していったのは、我々欧州人が移民して行ったわけですしね。 で、この作品は復讐劇で、その中で人間性をどこまで保てるかが主題です。 ネタバレできないので、このあたりにしておきます。今夜の上映をお楽しみください。 MC:初来日ですが?日本に印象は? マッツさん:今のところ窓からしか見てないんです。この後2日オフなので見て周りたいと思います。 |
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MC:南アフリカで撮ったそうですが?
マッツさん:そうです。デンマーク人がアメリカの西部劇を南アフリカで撮ったという面白い作品になっています。ファンタスティックな景色で良かったんですけど。こっち側から撮るとちゃんとカウボーイがいるのですが、ちょっとずらすとキリンとかがいるという。結構気を付けましたよ。 MC:マッツさんは感情抑制した演技に惹かれますが・・・監督のアドバイスとかは? マッツさん:監督?使ってないですよ・・・冗談。日本では、抑制された演技と取材されましたが、文化的なことかもしれませんね。あれがデンマーク人のリアリズムです。とは言え西部劇なので、広大な大地の引きでの撮影と表情で語るの魅力だと思います。 |
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MC:ハンニバルよりは今回の方が感情を出していますが。
マッツさん:ハンニバルは抑制した芝居をしていますが、実に楽しく生きている人なんです。なのでこの映画の主人公よりは楽しく生きている人だと思います。 MC:ネタバレしないで、お薦めの点は? マッツさん:難しいこと言いますね・・・見どころは言えませんが。 |
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最後に・・
残念ながら日本語はできませんが・・ぜひ楽しんで 最後に退場するときもサインをしてあげるなど、いい人前回のマッツ・ミケルセンさんでした! |
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ものがたり・・・ 愛を奪われ復讐という業を背負った男と声を失った女。 1870年代アメリカ、命の価値は駅馬車以下だった。 元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は敗戦で荒れたデンマークから新天地アメリカへと旅立つ。7年後、事業も軌道に乗り妻子を呼び寄せ再会を喜び合っていたのもつかの間、非情にも目の前で妻子を殺されてしまう。怒りのあまり犯人を見つけ撃ち殺したジョンだったが、犯人はこの辺り一帯を支配する悪名高いデラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の弟だったことから彼の怒りを買う。 更にその弟の情婦で声を失ったマデリン(エヴァ・グリーン)も巻き込み、それぞれの孤独で壮絶な復讐がはじまった… 『悪党に粛清を』 原題:The Salvation 6月27日(土)新宿武蔵野館ほか全国公開 公式HP:akutou-shukusei.com |
出演:マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジェフリー・ディーン・モーガン
監督:クリスチャン・レヴリング
配給:クロックワークス/東北新社
Presented by スターチャンネル
2014年/デンマーク・イギリス・南アフリカ/シネマスコープ/カラー/93分/R15+
© 2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions (PTY), Limited, South Africa