ついに公開!『百日紅~Miss HOKUSAI~』
初日舞台挨拶。劇場に杏さん、松重豊さん、濱田岳さん、立川談春さん、清水詩音さん、原恵一監督が結集! 葛飾北斎の娘である浮世絵師・お栄と父、北斎とその仲間たちが江戸の街で姿が江戸の四季をとおして描かれる<爽快>浮世エンターテインメント『百日紅~Miss HOKUSAI~』が遂に5月9日(土)よりTOHOシネマズ日本橋、テアトル新宿他全国公開となり、初日舞台挨拶が行われました。 日時:5月9日(土) |
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MC:ご挨拶と初日を迎えて
杏さん:お早うございます。朝からご足労いただきありがとうございます。 原監督:これだけのお客さんに集まっていただき光栄です。原作者の杉浦日向子さんに対して誠実に。そして自分にも誠実に創った作品です。だからと言って堅苦しくなくエンターテインメント作品です。ここから先はお客さんが頼りです。宜しくお願いします。 松重さん:子供が観ていたクレヨンしんちゃんをみて、凄い監督さんだなと思っていたので、光栄で。でも、まさかアニメの仕事を、しかも葛飾北斎というやりごたえのある役で。本当に気合入れて準備して、2日あると聞いていたのですが・・・3時間で終わってしまったんです。3時間ではありましたが、そこに込めた僕の愛情は並大抵低のものではありません。楽しんでいってください。 |
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濱田:原監督の作品だったので、即やります!とお答えして。
でもアニメだと後で聞いて・・初めての声優さんで緊張していたところ、先に声入れした松重さんから、こんな感じだったよと。3時間で終わったけどね。 と、自慢だかプレッシャーだかかけられました。で、頑張るぞと思いました。 作品は、華も月も雪も水も美しいですが風にも色が見えるような素晴らしいんで!
館川さん:大人で立派だね。 |
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MC:主題歌が椎名さんの「最果てが見たい」ですが
杏さん:杉浦さん作品に出させていただけるだけでも光栄ですが、曲も大好きな椎名林檎さん。小躍りするぐらい嬉しかったです。北斎は90位まで生きて、でも、あと5年、10年いきていたら本当の絵描きになれたかもって死んでいったと。クリエイターの業を感じる存在で、お栄もですが。最果てをみたい。その最果てを見たいのか、追い続けるのが作り手の業なのか。そんなクリエータの業がリンクしていると感じました。 MC:10か国での公開ですが 今回は、現場スタッフを含め兎に角、女性が強かったです。男はダメですね。(杏さん苦笑) |
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最後に一言
館川さん:お楽しみください。 清水さん:百日紅はとても新鮮な映画です。日本でも世界でも、大人から私くらいの子供にも観てもらいたいです。 松重さん:お手持ちのSNSなどで発信していただけると幸いです 杏さん:実は私の生まれた年が、江戸時代生まれの方がなくなった最後の年でした。江戸が途切れないように、私達が見て感じて。つなげていくことが使命でもあり楽しみでもあると思います。江戸の景色や心意気がいっぱい詰まっています。それを皆さんで感じていただいて共有していただければと思います。 原監督:多くの方たちに支えられて自信をもって出来上がりました。ワクワクします。かなり凝縮感のある作品い出来上がったとおもいます。この作品を末永く愛してください。今日はありがとうございました |
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フォトセッションでは、お客席さんがもった百日紅の花うちわが咲き乱れた初日舞台挨拶となりました。
第39回アヌシー国際アニメーション映画祭 『百日紅(さるすべり)』 5月9日(土)本日より全国ロードショー! |
監督:原 恵一
(『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』、『河童のクゥと夏休み』、『カラフル』)
原作:杉浦日向子「百日紅」
出演:杏、松重豊、濱田岳、高良健吾、美保純、清水詩音、麻生久美子、筒井道隆、立川談春
入野自由、矢島晶子、藤原啓治
制作:Production I.G 配給:東京テアトル
(c)2014-2015杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会