「やりたい道を歩き今、満足してます。」という前田敦子さんの言葉が印象的。
現在開催中の第19回釜山国際映画祭。
そのQ&Aの内容が到着しましたのでご報告。 『さよなら歌舞伎町』第19回釜山国際映画祭 日時:10月5日(日) |
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Q&Aレポート
Q&Aの後は前田敦子が地元の観客・メディアに囲まれ、サイン責めにあうなど現地の映画ファンから高い評価と人気を得ていることがわかる、大盛り上がりの舞台挨拶・Q&Aとなりました。 Q:前田さん、今回この作品のオファーをもらっていかがでしたか? 前田敦子:廣木監督とはずっと前から一緒に仕事をしたいと思っていました。内容云々の前に、「廣木さんとお仕事をしたい!」という私の強い願望でやらせていただきました。 Q:とても楽しく拝見しました。結婚したけどなかなかうまくいかないというエリート刑事がでてきますが、エリートだけどコミカルな要素交えてキャラクターを描いた理由を教えてください。 廣木監督:つきあっている人がエリート警察で、下から試験を受けどんどん出世しようと野望を持っている彼女が浮気をしているというのが面白いのではないかと思ってこの設定にしました。 |
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Q:前田さんは昨年に続いて2回目の釜山国際映画祭参加ですが、去年から1年を経て、どのような変化がありましたか?また、今後どのような女優になっていきたいですか。
前田:(昨年参加した)『もらとりあむタマ子』はグループ卒業後一作目で駆け出しの状態でしたが、そこからぺースをつかめたんじゃないかなという想いがすごくありました。そして『Seventh Code セブンス・コード』で黒沢監督、『さよなら歌舞伎町』で廣木監督と仕事をさせていただいて、自分のやりたい道をそういう監督さんたちと出会って、歩けている感じがするので感謝しています。今、満足しております。 Q:映画を拝見していま涙が止まらないのですが、登場するカップルや人物たちが、一般的にはうまくいってない人たちですが愛おしく感じました。そんなふうに描かれたのは理由があったのでしょうか。 監督:僕は人生がうまくいっている人、そういう主人公を描くのはあまり好きではないんです。自分に似てどこかだめなひとたちが僕は好きなんですね。 Q:改めて釜山でのアジアプレミア上映についていかがでしたか。 監督:エンドクレジットが終わったあとも最後まで観てくれてありがとう。 前田:こうやって二年連続参加させていただいて嬉しいです。可能ならまた来年も来たいと思います。 以上 |
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当日のコメントは過去記事をご覧ください。 前田敦子登壇!釜山国際映画祭『さよなら歌舞伎町』舞台挨拶 『さよなら歌舞伎町』 日本での公開は! 物語・・・ 徹の人生もまた予期せぬ方へ変わっていく・・・・。 |
作品概要:
主演の徹役は、若手実力派俳優として『寄生獣』など次々と話題作に出演する染谷将太。
相手役・沙耶にトップアイドルから本格派女優の道を歩む前田敦子。
群像劇を彩るのは脚本の面白さに集結した南果歩、松重豊、大森南朋、村上淳、忍成修吾、田口トモロヲほか豪華個性派揃い。
衝撃のキム・ギドク最新作『メビウス』出演の女優イ・ウンウも体当たりで参加!
監督はメジャーからインディペンデントまで多彩な作品を手掛け、官能的な映像で男女の心の機微をすくい取ってきた廣木隆一。
脚本は日本映画を挑発する数々の名作・衝撃作を生み出し、『共喰い』『海を感じるとき』が話題を呼んだ荒井晴彦によるオリジナル。
日本の映画史に名を残す二人の名匠が、『ヴァイブレータ』(03)、『やわらかい生活』(05)に続き3度目のコラボレーションを果たし、大人が楽しめるエンタテインメントが完成!
ユーモアを交えつつ、リアルで温かい極上の群像ドラマが誕生です!
監督:廣木隆一
脚本:荒井晴彦 中野太
出演:染谷将太 前田敦子 イ・ウンウ/大森南朋/松重豊/南果歩
R15+
©2014『さよなら歌舞伎町』製作委員会