「人の手から手へ渡った本そのものに、物語があると思うんです。」
ビブリア古書堂店主・篠川栞子。持ち込まれる古書の謎を、彼女は鮮やかに解き明かしていく。 鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂。 その店主である篠川栞子(しのかわ しおりこ)が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく三上延・著「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ。発行部数はシリーズ累計640万部を突破。 極度の人見知りながらも、古書に対しては人一倍の情熱と知識を持つ主人公・栞子の魅力的なキャラクター像は男女共に幅広い層から愛され、“キャラクター文芸”ブームの火付け役にもなった。その後コミック化やTVドラマ化などを経て、社会現象を巻き起こした驚異のミリオンセラー文庫ミステリーが、遂に実写映画化です! 若く美しいビブリア古書堂店主・篠川栞子を演じるのは黒木華さん。極度の人見知りだが、驚くべき本の知識とプロファイリング能力を持つ文芸女子、栞子を魅力たっぷりに演じます。 そして、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる五浦大輔(ごうらだいすけ)に野村周平さん。 過去の体験から本が読めなくなった特異体質を持ち、不器用ながらも誠実で憎めないキャラクター、大輔への好演に期待です。 黒木さんと野村さんは本作で初共演でW主演となります。 |
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監督は、『しあわせのパン』(12)や『繕い裁つ人』(15)などのヒット作を手掛け、今年9月には最新作『幼な子われらに生まれ』(17)が第41回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞を受賞した三島有紀子監督。厳しさと優しさを込めた眼差しで人物像を深く描くことに定評のある三島監督が、1冊の古書から始まるミステリー溢れるストーリー展開と共に、栞子と大輔の純朴で愛らしい関係性と変化を緻密にそして繊細に描く。
古い本には、人の秘密が詰まっている。 映画公式サイト: |
黒木華 野村周平
原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』
(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA
©2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会