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11月25日(土)から公開することになりました、三浦しをん原作・大森立嗣監督、井浦新主演による映画『光』。
この度、イタリア・ローマで開催される第12回ローマ国際映画祭のオフィシャル・セレクションに公式招待され、日本時間11月1日(水)AM4:30~公式上映されました。 10月31日(現地時間)、イタリア・ローマ映画祭、コンペティション部門に出品された映画「光」の公式上映と記者会見、レッドカーペットが行われた。現地には、主演の井浦新と監督の大森立嗣が参加しました。 |
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上映前に行われた記者会見では、25年前に14歳で人を殺してしまった主人公がその怪物性から抜け出せないという、日常に潜む暴力というテーマが中心となった。
大森監督:理性的に生きていることが当たり前な世の中で、生物的な強さや生命力を失われているような気がしています。それをおざなりにして生き続けることの息苦しさを誰もが感じているのではないでしょうか。豊かになったことによって、もしかしたら失ってしまったかもしれない人間の、本能的な部分を出したいと思いました。 とコメント。 井浦さん:暴力を描いてはいますが、演じている中で暴力を通して共演者と近づいていく感覚もありました。共演者とも本能的にお芝居をしたということが新しい発見でした。ですので、演じていて【難しい】とは感じたことはありませんでした。 と、映画の持つ衝撃的な暴力が話題の中心となった。 上映後、観客へのインタビューでは「とにかく力強い作品。俳優たちの演技がとにかく素晴らしい」との声が上がっていた。 <10月31日(火)> |
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【ローマ国際映画祭】 世界3大映画祭のひとつであるベネチア映画祭に対抗して2006年より開催。世界的な映画スターが参加し、国際色豊かでありながら、一般市民が審査を行う市民参加型の映画祭であることでも有名です。近年では、14年に三池崇史監督・福士蒼汰主演の『神様の言うとおり』がコンペティション部門に出品、三池監督には日本人として初めて特別賞“マーベリック賞”が授与され、16年には西川美和監督・本木雅弘主演の『永い言い訳』がオフィシャル・セレクションに招待されております。また、本年度はデヴィッド・リンチ監督が特別功労賞を受賞し、イアン・マッケラン、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、グザヴィエ・ドラン監督等がゲストとして招待されています。 第12回ローマ国際映画祭は、10月25日~11月5日(現地時間)に開催。 物語 ・・・ 11月25日(土)、新宿武蔵野館、有楽町スバル座 ほか全国ロードショー 公式HP: |
井浦新 瑛太 長谷川京子 橋本マナミ 南果歩 平田満
監督・脚本:大森立嗣 原作:三浦しをん(「光」集英社文庫刊)
音楽:ジェフ・ミルズ
配給:ファントム・フィルム
©三浦しをん/集英社・©2017『光』製作委員会