2016年東京国際映画祭スプラッシュ部門で上映され、その後フランス・ヴズール国際アジア映画祭では、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)含む3冠を達成、ドイツ・ニッポンコネクションほか海外映画祭でも高い評価を得てきた春本雄二郎監督『かぞくへ』が2018年2月ユーロスペースにて公開されることが決定しました。 家族を知らない男が、つかみかけた幸せを前に、親友と婚約者の間で揺れる―― 日本の片隅に生きる若者たちの息遣いを骨太に描き出した人間ドラマ 監督の春本雄二郎は今回が初監督作品。 『百円の恋』などで俳優としての活動以外にもボクシング指導としても日本映画界を支えてきた松浦慎一郎が主演。実話ベースの本作は脚本執筆にあたっては春本監督が松浦の日常を細かく取材し、二人三脚でキャラクターを作り上げていった。今の日本で生きるには不器用すぎる人物たちが織り成す物語は、容赦なく観る者の胸に迫ってくる。 未来を一緒に生きる女性か、家族同然に育ってきた親友を取るのか、東京で深い孤独に陥っていく男の揺れる心情を丁寧に描いた作品です。 |
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ケン・ローチ、アトム・エゴヤン、ヤン・イクチュンといった重厚な人間ドラマの巨匠たちに続く才能が、日本映画界に出現した。 未来を共に生きる女性か、過去を共有してきた親友をとるのか、人生の岐路に立たされた男が東京で見た深い孤独。自分が持ちえなかった家族のぬくもりを渇望し、愛を求め、後悔を抱えながら、それでも生きていく――リアリティにこだわった演出で儚くも強い人間たちの息遣いを描き出した。 なお、9月21日より開催中の映画祭<オランダ カメラジャパンフェスティバル2017>への公式招待もされてます。 春本雄二郎監督『かぞくへ』 物語・・・ 2018年2月 ユーロスペースにてロードショー! 公式サイト: |
松浦慎一郎、梅田誠弘、遠藤祐美、三溝浩二、おのさなえ、下垣まみ、瀧マキ、森本のぶ
監督・脚本・編集:春本雄二郎 撮影:野口健司 照明:中西克之 録音・整音:小黒健太郎 制作:福田智穂 助監督:浅見佳史 音楽:高木聡 プロデューサー:深谷好隆、春本雄二郎、南 陽 海外セールス:植山英美(ARTicleFilms) 配給:『かぞくへ』製作委員会 配給協力:コトプロダクション 劇場営業:髭野純
(C)『かぞくへ』製作委員会
【DCP/シネスコ/5.1ch/カラー/2016/日本/117分】
【海外映画祭】第29回 東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 公式出品/第23回 フランス ヴズール国際アジア映画祭 審査員賞&NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)&ギメ東洋美術館審査員スペシャルメンション/第14回 ソウル国際アガペー映画祭 Re-Awakening of The Asia Agape Films部門 公式招待/第17回 ドイツ ニッポンコネクション2017 ニッポン・ヴィジョンズ部門 審査員スペシャル・メンション授与/オランダ カメラジャパンフェスティバル2017 公式招待