昨年10月に釜山国際映画祭ニューカレンツ部門に正式出品され、そのセレクションが評価されている大阪アジアン映画祭など国内外で絶賛されている佐藤慶紀監督の問題作「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」が、満を持して9/9(土)〜10/6(金)まで新宿K’s cinemaでの公開となります。
南カリフォルニア大学を卒業した新進気鋭の佐藤慶紀監督が、10年程前、加害者の死刑を止めようとする被害者遺族がいることを知り、復讐心も湧いてくるであろう中、そのような決断をした理由を深く考えたいと思い、制作した本作。宗教と出合い、「犯人を許す」と言いながらも、死刑判決は当然のものと考える元夫と違い、死刑を止めることを考え始める被害者の母の心の動きを丁寧に描いた作品です。 |
|
気になる物語は・・・
『娘を殺害した加害者の死刑を止めようとする母。一体なぜ…』 43歳のビジネスウーマン・晴美(西山諒)。2年前に一人娘のみちよ(岩井七世)が嫁ぎ、現在は夫(西山由希宏)と二人で平凡に暮らしている。 そんなある日、みちよが婿の孝司(荒川泰次郎)に殺されてしまう。 孝司は死刑判決を受ける。当初は死刑判決を当然の事と考えていた晴美だが、ある時から孝司の死刑を止めようと考え始める。そこには、晴美しか知らないみちよのある秘密があった。
|
|
西山由希宏(夫役)さんコメント テーマについて 釜山映画祭や海外映画祭での印象 荒川泰次郎(死刑囚・孝司役)さんコメント |
|
あなたは犯人を許せますか・・・
「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」 9/9(土)〜10/6(金)まで新宿K’s cinemaでの公開。 公式サイト:hermother-movie.com |
西山諒 西山由希宏 荒川泰次郎 岩井七世 野沢聡
箱木宏美 木引優子 西田麻耶
監督・脚本・編集:佐藤慶紀
撮影:喜多村朋充
音楽:ベンジャミン・ベドゥサック
制作:カロリーネ・クラツキー
メイク:桐山雄輔
衣装:市岡昌顕
制作プロダクション:Aerial Films
配給・宣伝:渋谷プロダクション
製作:『HER MOTHER』製作委員会(Aerial Films・ラフター・渋谷プロダクション)
2016/95min/DCP/カラー/ステレオ
©『HER MOTHER』製作委員会