『サイボーグ009』が、完全オリジナルストーリーのフル3DCGアニメーションの新作で登場。新たな最強の敵に挑むゼロゼロナンバーサイボーグ達は世界を守れるのか・・。本作は11月25日(金)より全3章完結、各章2週間限定で劇場公開中です。
この度12月3日(土)にHMV&BOOKS TOKYOにて、本作の第2章の劇場公開を記念したイベントを実施。イベントには本作の主人公島村ジョー役の河本啓佑さんと柿本広大監督が登壇! トークイベント時には、現在劇場公開中の第1章、第2章の見所に始まり、12月9日(金)に公開を迎える第3章の見所まで、本作のシリーズを通しての魅力をたっぷり語りました。 『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』復刊ドットコム イベント |
|
本作の第1・2章の見所について
河本さん:まずは映像がフル3DCGの映像で、ゼロゼロナンバーサイボーグたちが縦横無尽に駆け巡るところが、圧倒的な魅力です。加速装置を使って動き回るシーンが多く、バトルの爽快感が魅力的だなと思います。また、2Dアニメのキャラクターの魅力を残しつつも3DCGになっているという、不思議な感じになっています。これまでの過去の作品のことも回想シーンなどで丁寧に描かれているので、これまでのファンの方はもちろん、この作品で「サイボーグ009」作品を初めて見る方も、とてもわかりやすい作品になっています。 柿本監督:セルで作られるアニメは1カット1カットが手描きで作れるのですが、今回の3DCGは今までのアニメーションとは少し異なり、実写に近い考え方のものになっていて、光の強さなどが全て計算されているので、他ではあまり見かけないものになっています。本作のアニメーション制作のO.L.M.Digitalさんはフォトリアルの作品が得意だったのですが、そこに齋藤将嗣さんのキャラクターデザインが入ることでただのアニメでも、ただのフォトリアルでもない作品に仕上がりました。 エンペラーを演じる井上和彦との共演について 河本さん:緊張感が半端なく、心臓が飛び出そうでした!別の作品で共演させて頂いたことはあったのですが、やはり「サイボーグ009」という作品で島村ジョー役をさせて頂くという時は、緊張しました。でも井上さんはとても優しい方で「37年後には、君が今の僕の立ち位置にいるかもしれないから」と優しさに溢れた返しをして頂けたので少しリラックスして収録には臨めました。お芝居に入るとラスボスという立ち位置ではありますが、優しく現場の空気作りをしてくださったので、余計なことを考えずにジョー役に挑めました。 |
|
キャスティングでこだわった点について
柿本監督:今までの「サイボーグ009」を踏襲しつつ、新しいオリジナルストーリーになるので、フレッシュさと、これまでの009が抱えていたナイーブさを持った声優さんがいいと思っていました。河本さんは勇気がある声を出されて、叫ぶこともできるのですが、普段の会話の中で声の奥に優しさやナイーブさがあるので009に選びました。004のハインリヒなどは現場に日野聡さんのファンがいて「ぜひ日野さんの004が聞きたい」というところから始まりました。ただ基本的には新しい「サイボーグ009」を盛りたててくれるゼロゼロナンバーサイボーグたちで構成していきました。井上さんに関しては、何とか井上和彦さんとお願いしようと頑張りました。 フランソワーズとカタリーナ、どっちが好み? 河本さん:難しい質問ですが、カタリーナは国連軍ということもあり感情が表に出ないので、そういった意味でもフランソワーズの方が良いかもしれないです。優しくて明るく接してくれる人が好きなので。もちろんカタリーナも素敵ですが、このふたりから選ぶのはとても難しいです。今後第2章、第3章を観ていただくと、僕が悩む気持ちをわかってもらえると思います。 柿本監督:僕はカタリーナが好きです。003はジョーが大好きで、ジョーのことしか見ていないのですが、カタリーナはサバサバしていて好きです。僕の奥さんもサバサバしていて、言うべき事はぐさっと言うタイプなので、近いと思います。 |
|
第3章の見所について
河本啓佑: 柿本監督: ★締めの一言 柿本監督: と、トークを締め・・・・。 更に駆けつけたファンの方々に向けて、限定のサイン入りポスターをかけたジャンケン大会を実施。見事勝ち抜いたファンからは感激の声が上がりました! |
|
『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』
11月25日(金)より 各章2週間限定 劇場公開 公式サイト:www.cyborg009.jp |
原作:石ノ森章太郎
総監督:神山健治
監督:柿本広大
キャラクターデザイン:齋藤将嗣
アニメーション制作:SIGNAL.MD・OLM Digital, Inc.
製作:石森プロ・Production I.G
配給:東宝映像事業部
(c)2016「CYBORG009」製作委員会