映画情報どっとこむ TJ メキシコ・グアナファト市で7月22日から7月31日まで開催していたグアナファト国際映画祭(GIFF2016)の国際長編部門に出品された濱口竜介監督『ハッピーアワー』が最優秀作品賞を受賞しました。

同映画祭は毎年約11万人の来場者を誇るメキシコ有数の映画祭です。

ハッピーアワー

本作に関する海外での受賞は、ワールドプレミアとなった2015年ロカルノ国際映画祭での最優秀女優賞(田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りら)及び脚本スペシャルメンション、ナント三大陸映画祭『銀の気球』賞及び観客賞、シンガポール国際映画祭最優秀監督賞、D’Aバルセロナ・オトゥール国際映画祭観客賞に続き5度目、最優秀作品賞は初の受賞となります。

なお、2016年8月24日からは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で海外初の劇場公開も控えています。
MoMA

映画情報どっとこむ TJ 濱口竜介監督のコメント

この度、『ハッピーアワー』がメキシコ・グアナファト映画祭のインターナショナル・コンペティションおいて最優秀作品賞(”Best International Feature Narrative”)を受賞いたしました。私も実際にメキシコの地を踏んで、目まぐるしさと大らかさの共存に大いに驚いたところですが、また一つとても大きな驚きを味わいました。5時間17分の映画は、目まぐるしい映画祭の中で、確かに、大らかに受け入れられたようです。この受賞が、また一人二人とより多くの観客と『ハッピーアワー』が出会うきっかけとなってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。メキシコに、グアナファトに感謝を捧げます。ムーチャス・グラシアス!

映画情報どっとこむ TJ 物語・・・
4人の女性たちが直面するそれぞれの人生の岐路

30代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純の4人は、なんでも話せる親友同士だと思っていた。つかの間の慰めに4人は有馬温泉へ旅行に出かけ楽しい時を過ごすが、純の秘めた決意を3人は知る由もなかった。やがてくる長い夜に彼女たちは問いかける。

私は本当になりたかった私なの?

ハッピーアワー

総尺5時間17分の大作です。

公式サイト:http://hh.fictive.jp
Twitter: @Film_HappyHour
Facebook:Film.HappyHou

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出演:
田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りら
申芳夫、三浦博之、謝花喜天、柴田修兵、出村弘美、坂庄基、久貝亜美、田辺泰信、渋谷采郁、福永祥子、伊藤勇一郎、殿井歩、椎橋怜奈

脚本:はたのこうぼう(濱口竜介、野原位、高橋知由)
撮影:北川喜雄
録音:松野泉
照明:秋山恵二郎
助監督:斗内秀和、高野徹
音楽:阿部海太郎
プロデューサー:高田聡、岡本英之、野原位
製作・配給:神戸ワークショップシネマプロジェクト(fictive LLC, NEOPA Inc.)

宣伝:佐々木瑠郁、岩井秀世
2015/日本/カラー/317分/デジタル
©2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト
    

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