男は欺きながら女を愛し、女は欺かれず男に愛を教えた
「アデル、ブルーは熱い色」のアデル・エグザルコプロスの日本公開2作目となる主演映画「Les Anarchistes(原題)」が邦題『アナーキスト 愛と革命の時代』として7月20日よりシネマカリテにて公開決定しました。 2015年、第68回カンヌ国際映画祭批評家週間オープニング作品として登場した本作は、19世紀末のパリを舞台とした許されざる恋の物語。併せてビジュアルも解禁となりました。 今回解禁となるビジュアルは、あどけなさのなかに言い知れぬ艶を感じさせる女と二人の男のただならぬ三角関係を描く緊張感に満ちたビジュアル。アデルのファムファタールとしての魅力に満ち、「欺く愛」のキャッチコピーと相まって、危険な恋を予感させる。また、アデルが身を包むレトロロマンティックなファッションも新鮮なので、オシャレ女子は要注目! |
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19世紀末のパリ。ベル・エポックと呼ばれ繁栄を誇った華やかな時代。
その陰で無政府主義者(アナーキスト)たちは密かに革命を画策していた知性と美貌を併せ持つ女革命家を演じるのは、2013年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『アデル、ブルーは熱い色』の主演で一躍世界の注目を集めた新鋭アデル・エグザルコプロス。今作でもその端正でクラシカルな美しさを遺憾なく発揮し、男を惑わすファムファタールを演じています。 孤独な潜入捜査官役には、初主演作『預言者』でセザール賞主演男優賞受賞の快挙を成し遂げたタハール・ラヒム。 2人の絡みつくような濃密な演技合戦から目が離せません。 |
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物語・・・ 孤児院育ちで、職務に忠実な警官ジャンは、台頭するパリのアナーキズムを抑え込むため、上官から組織の潜入捜査を命じられる。印刷工に扮し、組織に入り込むことに成功するジャン。リーダーのウジェーヌにも認められ参加したある日の集会で、ウジェーヌの恋人で、死んだ親友の妹ジュディットを紹介され、その魅力に心を奪われる。愛を知らず生きてきたジャンと、捜査すべき組織の中心人物であるジュディット、2人はいつしか心を通わせるが、彼女はジャンを信頼する組織のリーダーの恋人でもあり、言うまでもなくそれは許されない恋であった。3人それぞれの思惑が交錯する中、やがて事態は思わぬ方向へ進んでいく… 『アナーキスト 愛と革命の時代』 |
キャスト:
アデル・エグザルコプロス(『アデル、ブルーは熱い色』) タハール・ラヒム(『預言者』『ある過去の行方』) ギョー
ム・グイ(『ぼくを探しに』) セドリック・カーン
監督:エリ・ワジュマン
脚本:ガエル・マセ、エリ・ワジュマン
撮影:ダーヴィッド・シザレ(『裸足の季節』)
美術:クリステル・メゾヌーヴ
音楽:グロリア・ヤコブセン
編集:フランソワ・キケーレ
2015年/フランス/フランス語/カラー/101分/シネマスコープ
配給:ミッドシップ、コムストック・グループ
©24 MAI PRODUCTION – FRANCE 2 CINEMA – MARS FILMS