「男はつらいよ」シリーズ終了から20年。 山田洋次監督待望の喜劇『家族はつらいよ』が3月12日(土)より公開となり、主婦層・中高年夫婦の支持をうけて大ヒットスタートを切り動員50万人を突破しました! 春の訪れとともに、大爆笑の嵐が劇場に巻き起こっている「家族はつらいよ」のヒットを記念し、3月20日(日)に橋爪功さん、吉行和子さんが登壇する大ヒット御礼舞台挨拶が行われました。 日時:3月20日(日) |
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完成披露試写会、初日舞台挨拶、またプロモーションの際のインタビューなどで息の合ったトークを繰り広げている橋爪さんと吉行さん。
橋爪さん:今日は道が混んでいて舞台挨拶に間に合わなくなるからと電車に乗ってやってきました。吉行さんと二人でハイキング気分です。 吉行さん:遠足気分でシルバーシートに座らせていただきました。また色んな思い出ができてしまったわ(笑)。 と続けて場内を笑いで温めました。 |
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また作品について聞かれて、
橋爪さん:喜劇なので演じるのは難しかったけれど、リズム感や空気感が流石に山田監督うまいなぁと感心しました。家族会議のシーンは台本15、6ページがワンシーンだったので、絶望的な気分になりました。マイペースな8人で何が監督に怒られるかビクビクしていました。こうみえてアドリブは一切ないのですが、監督が少しずつセリフを変えたり、午前のシーンがリテイクになって午後違うカメラ位置で撮り直したりもしたので、大変でしたが充実していましたよ。 と答えると 吉行さん:カットがかかった後で、山田監督がふっと無表情になって何を考えているのか分からない時があるんです。ダメならダメとすぐ言っていただいた方が、気が楽ですよ(笑)。 と撮影現場の裏側を明かした。 |
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また、撮影中一番の問題児は犬のトトだったと言い
橋爪さん:3日間かけて獲り直したシーンで監督が中々OKを出さなかったから、妻夫木君と二人でトトが悪いってことにしよう。 と画策したことや、吉行のセリフが終わった後にトトが走りだすというシーンでタイミングが上手くいかず、何度もやり直しになったこと明かし場内は笑いに!結局吉行のシーンはカットされていたそうで、 吉行さん:トトは何を言っても知らん顔だから私が怒られているみたい。でも映画を観たら可愛いから癪に障るわ。 と言って場内をわかせました。 |
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また5度目の夫婦役にあたり互いのいいところを聞くと
吉行さん:これだけ一緒にやっているのに謎の男で分からないことがたくさんあるのは感心します。あと足が白くて毛もあまり生えていなくて綺麗なんです。 と言うと 橋爪さん:秘密主義なんですよ。スタンスがぶれなくて色っぽい、底が割れないという感じかな。 と互いの印象を語りました。 |
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最後に
橋爪さん:山田監督も言っていたように、制約にとらわれすぎずガヤガヤやりながら、楽しんで観て下さい。 と締めくくり大盛り上がりの舞台挨拶は幕を下ろしました。 『家族はつらいよ』は、絶賛公開中! 物語・・・ 結婚50年を迎えようとする夫婦。たまには妻に誕生日のプレゼントでも買ってやろうかと夫が欲しいものを聞いてみると、妻の答えはなんと・・・「離婚届」! 一家に突然降りかかる、まさかの“熟年離婚”騒動に、子供たちは大慌て。 さらに、離婚騒動を解決しようと開かれた家族会議では、全員の不満があちらこちらから噴出!一家の運命やいかに!? |
キャスト・・・
橋爪功 吉行和子 西村雅彦 夏川結衣 中嶋朋子 林家正蔵 妻夫木聡 蒼井優
小林稔侍 風吹ジュン 中村鷹之資 丸山歩夢 木場勝己 笹野高史 笑福亭鶴瓶(特別出演)
監督:山田洋次
脚本:山田洋次・平松恵美子 音楽:久石譲
撮影:近森眞史 美術:倉田智子 照明:渡邊孝一
編集:石井巌 録音:岸田和美
プロデューサー:深澤宏
製作:「家族はつらいよ」製作委員会
制作・配給:松竹株式会社
(C)2016「家族はつらいよ」製作委員会