今年一番のアクション映画!マッドマックスを除いてね!by門間
韓国で動員1,340万人を超え歴代3位の歴史的大ヒットした『ベテラン』が12月12日(土)より公開中です。 その大ヒットを記念して23日(水・祝)のクリスマスイブイブに、『ベテラン』の魅力について語ろうという企画。 ゲストには、「T.」を創刊、「BRUTUS」など多くの雑誌、編集書などを発行する編集者/ライターである門間雄介さん、映画『アサシン』の監督を勤め、『まほろ駅前狂騒曲』『バンクーバーの朝日』など多くの作品のアクション演出を手がける小原剛さんを迎えてのトークイベントが行われました! 日程 12月23日(水・祝) |
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MC:映画の感想を。
門間さん:今年最高のアクション映画だと思ってます。マッドマックスを除いてですけど。あれは別格なので。職人が作り上げたいい作品。観終わってこんなにすっきりする映画ないですよね。勧善懲悪さの使い方が良いんですよね。細かいところまで庶民らしさを描いているので、気持ちを乗っけられるんです。丁寧ですよね。 小原さん:まさに勧善懲悪アクションエンターテインメントですね。リュウ監督はジャッキーチェン好きで、飽きさせないですよね。シーンの展開が上手ですね。明洞で車で突っ込むカーチェイス。派手に壊していく。羨ましいですよね。日本だと喧嘩シーンも都内だと難しいんですよね。カーアクションできるのは名古屋の区役所前だけなんです。日本だったらどう撮るか対抗しながら観ちゃいます。見どころは痛みなんですよね。痛い痛い痛い痛いを連荘で見せる。 MC:先日リュ監督と話して、痛みの描写にこだわりがあって、家で机の脚とかに足をぶつかって痛いじゃないですか。ああ言うお客さんがわかる痛みを積み上げていくのが重要って言ってました。 門間さん:日本だと、おでん とかですね。熱いって! 小原さん:大根だね。 MC:ピストルで撃たれないですから。身近な痛みを見せるんだそうです。 小原さん:そう言うところリアルですよね。 |
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門間さん:明洞でのアクション。ハリウッドでできないところやっていて、そう言うところ素晴らしいですよね。スペクタクルではないアクション。日本でもやれるアクションだと思うんですよね。
小原さん:シリアスもコミカルも出来て、作品全体が見えている監督ですよね。 門間さん:ミスボンの使い方。が、いいんです。全員のキャラもわかって、良いですよね。 MC:ファン・ジョンミンだけではなく、周りも含めて見せるところが素晴らしいですよね。 門間さん:最初観た時に、自分一人じゃないんだな。チームプレーが描かれていて。感動しました。 MC:ファン・ジョンミンが切れ切れじゃない表情豊かなアクションがいいんですよね。 門間さん:どの映画でも人臭さがにじみ出てていいですよね。 |
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最後にメッセージ
門間さん:金はなくてもプライドをなくすな!って言葉がテーマかなと。アクションでスカッとしますが、その中のメッセージ性があるのが元気が出てくるポイントですね。3度観てますが飽きないですね。 小原さん:韓国の方が求めている作品を創れているのが監督の幸せなところですよね。日本でこういう映画が作れるといいなと。いつか超えたいなと。 MC:ローカルを突き詰めたところに普遍性があると思うので日本映画に対してもこの映画にヒントがあると思うんですね。 |
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イベント内でアクション監督の小原さんが韓国の格闘技テコンドーとの対戦方法をアクション実演!。
今回の話題に沿って地味ではありますが、リアルに痛い奴です。喧嘩だと先ず足を潰すの鉄則ですからね! 今回のイベントで話に出てきたリュ監督とのトークイベントは過去記事で! 写真は武田梨奈さんがリュ監督にみせた後ろ回し蹴り! 映画『ベテラン』 シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか大ヒット公開中です! |
犯罪の匂いを嗅ぎ分け、悪党はぶちのめす武闘派ベテラン刑事“ソ・ドチョル”(ファン・ジョンミン)。勝負師“オ チーム長”(オ・ダルス) 、スタイル抜群の紅一点“ミス・ボン”(チャン・ユンジュ)、など曲者揃いの広域捜査隊。
ドチョルは、あるパーティーで財閥3世“チョ・テオ”(ユ・アイン)と出会う。テオに犯罪の匂いを嗅ぎとったドチョルは、“罪は犯すな”と警告するが、まもなくテオの社員が遺書を残し飛び降り自殺を図る。
ドチョルはこの不審な自殺の裏にはテオが絡んでいると疑い、一人捜査を始める。しかし、相手は韓国政府にさえ影響力のある大財閥。
警察上層部からの圧力などもあり捜査は打ち切りを迫られるが。
監督:リュ・スンワン『ベルリンファイル』
出演:ファン・ジョンミン『国際市場で逢いましょう』 ユ・アイン「トキメキ.成均館スキャンダル」 オ・ダルス『国際市場で逢いましょう』 キム・シフ「ラブレイン」
配給:CJ Entertainment Japan
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