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御礼!宮崎凱旋舞台挨拶

 
「ママはテンパリスト」「海月姫」「東京タラレバ娘」など数々の大ヒット作を生み出し、笑いと涙で人生を描きながら、日本中を励まし続ける伝説の漫画家・東村アキコ。その東村が泣きながら描いた自身の実話「かくかくしかじか」(集英社刊)は、マンガ大賞2015を受賞するなど不朽の名作として愛され続けている。映像化の話が絶えなかった本作は、東村本人が、完璧な形での実現は不可能だろうと断り続けていたが、しかし、今回ついに東村アキコ自身が脚本を執筆し、日本を代表する豪華キャストにより映画化が決定!主演には、『はたらく細胞』で2024年冬休み映画NO.1のメガヒットを記録した、人気・実力共にトップの若手俳優・永野芽郁。そして、共演には『ディア・ファミリー』『室町無頼』の名演も記憶に新しい国民的俳優・大泉 洋。東村アキコの生まれ故郷の宮崎をはじめ、石川、東京3つの街を舞台に、人生を変えた恩師とのかけがえのない日々が鮮やかによみがえる。誰もがきっと経験したことのある大切な人との出会いと別れ。「描け」―恩師のその言葉の意味を知る時、あなたは涙があふれる。映画は5月16日(金)より大ヒット上映中!
 
宮崎では5週連続週末映画動員ランキング1位の快挙!感謝の気持ちを込めて、
原作者・東村アキコが<凱旋舞台挨拶&弾丸ツアー>を実施しました!
『かくかくしかじか』
 

御礼!宮崎凱旋舞台挨拶

日時:6月17日(火)
場所:セントラルシネマ宮崎/宮崎若草通り
登壇:東村アキコ
 

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原作:東村アキコ登壇

 
まず東村が訪れたのは県内でも1番の成績を記録しているセントラルシネマ宮崎。東村の登壇を聞きつけた宮崎のみなさんで平日の昼間にも関わらず、会場は満席!東村が宮崎らしくヤシの木柄の着物姿で登場すると大きな拍手で迎えられ「お暑い中本当にありがとうございます。さっき宮崎空港について、駆け付けました」と挨拶。東村が「今日(映画を観るのは)はじめてですか?」と会場のみなさんに問いかけると6割ほどの方が挙手し、東村もびっくり!実はこの舞台挨拶には本作で有田哲平さんが演じた明子の高校の美術部の顧問中田先生のモデルになった先生の姿も。東村は「私に美術部に入りなさいよと言ってくださったオフィシャルな教育のほうの恩人です」と会場の笑いを誘いつつ、「日高先生に怒られても、学校では先生が褒めてくれて、それでバランスをとれてました おひさしぶりです、(来てくださって)ありがとうございます」とスパルタだった日高先生に触れながら、自身の学生時代を支えて応援してくださった“もうひとり”の恩師にも感謝の想いをコメント。
 
映画『かくかくしかじか』は東村自身の人生を変えた恩師との出会いと別れの9年間を描いた実話。本作に脚本のみならず、劇中にでてくる絵などの美術監修、漫画の所作指導、衣裳、小道具、方言指導までさまざまな場面で深く関わった東村本人もこのような関わり方をするのは「最初で最後」と話していた通り、思い入れも桁違い。本作が全国で上映開始となり、さらに公開から一か月経ってもなお多くの方に愛され、宮崎で5週連続1位を記録したことに対しても喜びを隠しきれない様子。満席の客席に向かって「面白かったでしょうか?」と問いかけると大きな拍手が!「思ったよりよくできてるな、とみなさん思ったんじゃないでしょうか?」と話し、冒頭から早速笑いを誘う場面も。
 
そこからは東村の地元・宮崎県での舞台挨拶ならではの地元トークに。ちょうど去年の春に宮崎県で撮影された本作は県内様々な場所で撮影が行われ、トークは具体的なロケ地の話に。東村が「(本作のラストシーンで)大泉さんが『描け――!』っていうシーンは実はすぐそこで撮影しました(笑)石崎の杜 歓鯨館って分かりますか?あそこです」と話すと会場からは「あ~!」とみなさん一瞬で分かった様子。ロケ地情報はどんどん飛び出し、「絵画教室に行くまでの道、走って転んだり、バス停があったりするあのシーンは市民の森で撮りました」さらに「絵画教室のなかは串間市で撮りました、おばあちゃん家が空いたタイミングで撮影させてもらいました」と自身の祖母宅を撮影に提供したことも明かしました。ぜひ映画『かくかくしかじか』を映画館で楽しんだあとには“聖地”としてツアーを楽しんでいただきたい。
 
トークはキャストの話にも展開し、漫画家を夢見るぐうたらな高校生明子を演じた永野に関しては「私が担当した脚本は明子のセリフ量も膨大で、しかも宮崎弁だったのに、ほとんど毎日撮影をみていたが一度もNGを出すことなかった」と話し、その姿を「才能と努力と根性がある天才女優」と改めて称賛。さらに、永野の演技を完成した本編を観て「明子の役は根性がないとできない役だから、それが明子にマッチしていると思った」とコメント。そして厳しくもあたたかく指導してくれた日高先生を演じた大泉について「大泉さんは本当に宮崎を気に入ってくれて」と話し、そんなふたりと宮崎での撮影の想い出としてはまず「マンゴーや柑橘系が出始めた時期だったからそれを自分で切って現場にもっていくと(永野)芽郁ちゃんがたくさん食べてくれて嬉しかった」と話し、現場でキャスト・スタッフがわきあいあいと撮影をしていたことが伝わるあたたかいエピソードを披露。さらに宿泊先のホテルではキャストが撮影で宿泊していることは秘密だったにも関わらず「もしかして大泉(洋)さん泊まってませんか?毎晩大浴場にいらっしゃる」と親戚からタレコミがあったことも明かし、会場は笑いに包まれた。
 
最後に東村から客席に「記憶に残っているシーンありますか?」と問いかけると、客席からは「最後の明子が東京に呼び戻されるシーンの二人芝居がすばらしかった」と声が。それに対して東村も「(先生が描いていた)あの海の絵すばらしくなかったですか?先生がこれまでずっと言ってきた『描け――!』のすべてつまった絵ですよね」と熱くコメントし、さらにあの絵は東村自身がその作風などから自身の金沢美術大学時代の先輩・原 崇浩さんに、広島まで足を運んで本作のために絵を描いてもらえないか頼んだ思い入れのある一枚だあることも明かされた。
 
続いて客席から明子がおなか痛いフリをして絵画教室から逃げ出し、心配した日高先生がバス停までおんぶするシーンに感動した、との声があがり、それに対して東村は「だいぶあとになってから聞いた話だけど」と付け足したうえで、「おなかが痛いのは盲腸かもしれないと思って心配してくれたのもそうだけど、あの辺は当時変態が出るって有名で先生はそれも心配でわざわざおんぶでバス停まで連れて行ってくれた」と今だから話せる爆笑(?)トークも飛び出した。
 
地元ならではのトークで会場は盛り上がる中、残念ながら終了のお時間に。東村は残念がりながらも「いま宮崎だけでも2万人が観てくれています!これはすごいことで宮崎のみなさんのおかげでロングラン、ヒットになっています。ほんとに宮崎のみなさんのおかげです ありがとうございます」と感謝の想いを伝えながら「ぜひ口コミをよろしくお願いします!友達、親戚みんなに『アキコ先生、目標(観客動員)24万人って言ってたよ』と伝えてください」と最後まで笑いを誘いながらもしっかりと映画のPRをして舞台挨拶は幕を閉じた。
 

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宮崎若草通りを訪問

 
舞台挨拶を終えると東村は県内の宮崎若草通りを訪問。
『かくかくしかじか』
この商店街は劇中でも自身の夢と日高先生との関係で揺れ動く主人公・明子と友人の北見が話しながら歩くシーンのロケ地としても使用されており、本作のファンの間では“聖地”としても有名な場所。SNSでこの通りが装飾されていることを知り、自身のSNSに「私達も知らなくて・・商店街の皆さんが応援でやってくださったそうで、本当にありがとうございます」と投稿するほど感動した東村が、実際に訪れここでフォトセッションが行われた。最後にワンダーティックシネマにでも舞台挨拶を行い、あたたかい歓声のなか東村の凱旋!宮崎弾丸ツアーは幕を閉じた。
 

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『か「」く「」し「」ご「」と「』

 
5月30日(金) より全国公開
 
公式サイト:
@eigakakushigoto
 
公式twitter:
@eigakakushigoto
 
公式Instagram:
@eigakakushigoto
 
公式TikTok:
@eigakakushigoto
 
 
原作は累計発行部数80万部を突破し、2017年の原作発売から若者を中心に根強い人気を誇る。
 
W主演を務めるのは、『MOTHER マザー』(20)にてスクリーンデビューを果たし、「日本アカデミー賞」など数々の映画賞にて新人賞を総なめし、その後も話題作に立て続けに出演。さらに、1月クールのTBS日曜劇場「御上先生」でも話題沸騰の今最注目の若手俳優・奥平大兼。引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京を演じる。
 
底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う・三木直子(通称ミッキー)役には、モデルとしての活躍のみならず、映画『赤羽骨子のボディガード』(24)など俳優としても活躍の場を広げ、第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した注目度No1の若手俳優・出口夏希。その他、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称ヅカ)役に、佐野晶哉(Aぇ! group)、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)役に、菊池日菜子。内気で控えめな性格で、ある日突然学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)役に、早瀬憩。いま最も勢いのある若手キャストが集結した。
 
メガホンをとったのは、『カランコエの花』(18)、『少女は卒業しない』(23)などを手掛ける新進気鋭の中川駿監督。
 
 

物語・・・

みんなには隠している、少しだけ特別なチカラ。
それぞれの“かくしごと”が織りなす、もどかしくも切ない物語。
「自分なんて」と引け目を感じている高校生・京(奥平大兼)は、ヒロインじゃなくてヒーローになりたいクラスの人気者・三木(出口夏希)が、気になって仕方がない。三木の親友で予測不能な言動でつかめない存在の黒田文・通称パラ(菊池日菜子)と、明るく楽しそうな彼女を、いつも遠くから見つめるだけ。そんな三木の幼馴染で京の親友の、高崎博文・通称ヅカ(佐野晶哉)を通し、卒業するその日まで“友達の友達”として一緒にいるはずだった──
ある日、内気な性格の宮里(早瀬憩)が、学校に来なくなったことをきっかけに、5人の想いが動き出す───
か「」く「」し「」ご「」と「
か「」く「」し「」ご「」と「
か「」く「」し「」ご「」と「
か「」く「」し「」ご「」と「
か「」く「」し「」ご「」と「
『か「」く「」し「」ご「」と「』

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主演:奥平大兼 出口夏希
出演:佐野晶哉(Aぇ! group) 菊池日菜子 早瀬憩 
監督・脚本:中川駿
原作:東村アキコ
主題歌:ちゃんみな「I hate this love song」 (NO LABEL MUSIC / Sony Music Labels Inc.)
原作:住野よる『か「」く「」し「」ご「」と「』(新潮文庫刊)
配給:松竹 
(C)2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会
(C)2017住野よる/新潮社 
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