ジョン・キューザック&ポール・ダノが二人一役で魅せる、真実の物語

ザ・ビーチ・ボーイズの中心的存在であるブライアン・ウィルソンの知られざる半生を、本人公認のもと初めて描く

ラブ&マーシー 終わらないメロディー

が、8月1日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショーとなります。

米大手映画批評サイトのRotten Tomatoesでも批評家の満足度87%(6月8日現在)と高い評価を獲得している作品です。

ラブ&マーシー_メイン

Love&Mercy-US-Premierそして、6月2日(現地時間)、米ハリウッドでUSプレミアが行われました。

6月2日(現地時間)よりフォーシーズンズ ロサンゼルス アット ビバリー ヒルズで記者会見、続けて時19時半(現地時間)よりビバリーヒルズのAcademy of Motion Picture Arts and Sciences. Samuel Goldwyn Theaterでプレミア上映とレッドカーペットを実施。

ブライアン・ウィルソン本人をはじめ、80年代以降のブライアンを演じたジョン・キューザック、60年代の若きブライアンを演じたポール・ダノ、彼に再び希望への光をもたらすことになるメリンダを演じたエリザベス・バンクス、監督・製作のビル・ポーラッド、共同脚本のオーレン・ムーヴァーマンといった豪華メンバーが登場しました。

Love&Mercy-LAプレミア会見

キューザックとダノというアメリカを代表する新旧演技派俳優が自分を演じると最初に聞いた時のことを、

ブライアン・ウィルソン:とてもいいアイディアで、僕たちはとてもいい判断をしたと思ったよ。監督のポーラッド、そしてジョンとポールは天才だ。僕自身も天才と呼ばれたことがあるけどね。

とジョークを交えながらも、

ブライアン・ウィルソン:僕たちはとても楽しんだよ。彼らに会えてとてもうれしかったよ。

本作は、ブライアンの異なる時期を2人1役で演じ分けるという大胆な手法で描いていて、80年代以降のブライアンを演じた

ジョン・キューザック:ブライアンの音楽はすごく有名で、伝説的で天才的な側面があったけど、私生活にはミステリーがあった。僕はその両方を表現しようと挑戦したんだ。今回の映画を通じて、ブライアンをより尊敬するようになった。この映画に関わったことは、すごく運命的な感じがした。「スマイル」の制作過程が僕に与えた影響は計り知れない。彼らは時を超えて素晴らしい音楽を発信し続けて、僕はそれを追いかけたんだ。ブライアンは本当に信じられないぐらい天才的なアーティストだよ。

と語った。

バンドの絶頂期にあった60年代のブライアンを演じた

ポール・ダノ:この役に取り組むことにヤバイぐらいに夢中になって楽しんだ。心を奪われたよ。この映画から得た一番大きなものは、ブライアンのスピリットだよ。多くの苦悩や痛みを経験しながらも、音楽を作ることを求め、人々を微笑ませ、癒す助けになることを欲していた。実際に音楽を演奏できたことはラッキーだった。「ペット・サウンズ」を実際にレコーディングしたスタジオに行くことができ、ブライアンと一緒に演奏したミュージシャンもそこにいて、当時のスピリットを掴もうとした。

傷ついたブライアンに再び光をもたらし、ブライアンの現在の妻であるメリンダを演じた

エリザベス・バンクス:ブライアンはビバリーヒルズで世捨て人だったというのがハリウッドの伝説で、彼に何があったのか知る人などいなかったの。でも、私たちはこの脚本を手に入れて、彼に何が起きていたのか教えてくれたのよ。この映画が終わる頃には、キャストとクルーの多くは、ブライアンとザ・ビーチ・ボーイズのヒットの裏側について新しい発見をしていたの。

監督・製作を務めた

ビル・ポーラッド:ザ・ビーチ・ボーイズの熱烈なファンとして育った訳じゃない。でも、大人になってから「ペット・サウンズ」にはまったんだ。この映画で僕たちが伝えている全てのストーリーを知っていた訳じゃなくて、僕にはたくさんの驚きがあった。多分、そのことがこの映画を作る上で大いに役に立ったんだ。世間には知られていないストーリーの背後にある、ブライアンの人生に触れられたことにすごく興奮を覚えたよ。

本作は、アメリカで公開された後、フランス、ドイツ、イギリスなど欧州に続いてアジア圏では日本が初公開となります。

ラブ&マーシー 終わらないメロディー

8月1日(土)角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

公式サイト:loveandmercy-movie.jp

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物語・・・

1960年代、カリフォルニア。ザ・ビーチ・ボーイズは人気の頂点にいた。
だが、新たな音を求めてスタジオで曲作りに専念するブライアン(ポール・ダノ)は、新作へのプレッシャーから心が完全に折れてしまう。それから20余年、ブライアン(ジョン・キューザック)に再び希望の光をもたらしたのは、美しく聡明な女性メリンダとの出会いだった。

出演:ジョン・キューザック、ポール・ダノ、エリザベス・バンクス、ポール・ジアマッティ
監督・製作:ビル・ポーラッド 脚本:オーレン・ムーヴァーマン、マイケル・アラン・ラーナー 製作:クレア・ラドニック・ポルスタイン、ジョン・ウェルズ 製作総指揮:アン・ルアーク、ジム・レフコウィッツ、オーレン・ムーヴァーマン 音楽:アッティカス・ロス
2015年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/デジタル5.1ch/122分/原題『LOVE & MERCY』/PG12/監修:萩原健太 翻訳:栗原とみ子
配給:KADOKAWA
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