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丸山隆平x監督・脚本:古川豪

 
アジア最大規模を誇る第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門<NEW CURRENTS(ニューカレンツ)>への正式出品を果たした『金子差入店』が、5月16日(金)にTOHOシネマズ 日比谷他、全国ロードショーとなります。
 

公開直前!考察動画が解禁

 
明日16日(金)に劇場公開を控えた『金子差入店』の考察動画が解禁!
「珍しく映画の話をしたいんですけども」と話し始めるこたけ正義感は、国家資格の中でも最難関と言われる司法試験に1発合格し、弁護士として働きながらお笑いの世界へ飛び込んだ異色のピン芸人。実際に担当した冤罪事件をネタに落とし込んだ漫談ライブ「弁論」の期間限定無料配信が、2週間で77万回再生を突破し、話題に。得意の弁論術と、芸人ならではの切り口で映画の魅力を徹底解説!
 刑務所や拘置所への差入を代行する金子差入店の店主であり主人公の金子真司を演じた丸山隆平について、「京都出身の丸山くんとは、同郷だから直の先輩」と冗談を交えつつも、自身も利用したことがあるという差入屋の仕事内容や世間との関係性などが緻密に描かれている点について、「設定を生かしたすごい映画」と大絶賛!

岸谷五朗演じる横川哲と、川口真奈演じる二ノ宮佐知が関係する事件については、「びっくりした」と一言。最後には「観て?」と視聴者に促し、「一人で観て抱えきれない」「鑑賞後のファミレスまで予約しといたほうがいい」「映画だけで解散できない」と本作の鑑賞後感を語り尽くした後、「司法についても人間についてもいっぱい考える。ぜひ皆さん観て、感想を言いまくってください」とこたけ正義感らしくまとめあげ、動画は終了。

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応援コメントが到着

 
各界の著名人、有識者総勢10名から応援コメントが到着!
宇梶剛士、柴田理恵、いとうあさこ、ゴルゴ松本、草下シンヤ、リーゼント刑事・秋山博康etc
 
いとうあさこ(お笑い芸人)
最後のシーンに描かれたその“日常”は、すごく静かだけど、
とてつもなく大きな優しさが詰まっていて、ものすごかった。
ものでも心でも人に“届ける”のはとても苦しくて難しいけど、尊い。
 
ゴルゴ松本(お笑い芸人)
アクリル板を境界線にして、常識と非常識が線引きされる世界。
目を背けたくなるような現実の中で精一杯もがく「命」たちの生き様。
これまで少年院で触れ合ってきた子供たちにも「人の心」があることを思い出させてくれる作品でした。
絶対必要なことは、『愛』という行動力だと思います。
 
柴田理恵(女優・タレント)
バックヤード。社会を裏側から支え続ける場所や人たち。そこには表からは見えない人間ドラマがある。
差し入れ屋というあまり馴染みのない店で繰り広げられる数々のドラマ。どのエピソードも深く心に残る。
一方的な意見に左右されるネット社会に疑問を持っている方は、是非とも観ていただきたい。
 
こたけ正義感(芸人/弁護士)
東京拘置所の前には実際に差入店がある。
僕も弁護士として利用したことはあるが、そこで働く人の視点で犯罪を描くという発想に驚いた。
「差入屋」にしかできない事件との向き合い方があるんだなと。新しい視点だった。
 
宇梶剛士(俳優・劇作家)
涙の海で溺れかけていた者が、溺れかけていた
誰かに手を伸ばした。街を歩くとき僕は、金子
たちを探すだろう。それが涙色の景色だとしても「未来」なんだ。
 
草下シンヤ(作家)
服役している友人・知人にたくさんの差し入れや面会をしてきた。塀の中の人たちはみな自分が見捨てられてしまうのではないかと不安に怯えている。差し入れ品を通して繋がるのはあなたを忘れていないという気持ちである
 
桜木紫乃(作家)
与えられた場所でひたむきに生きることが、これほど困難なものかと気付かされる場面が続く。
同時に、ひとつの人生のしぶとさを「これでもか」と訴えてくる。
 
出口保行(犯罪心理学者/東京未来大学 副学長 教授)
ネガティビティ・バイアス
法務省に勤務していた時、東京拘置所の官舎住まいだったので、差し入れ屋さん、目の当たりにしていました。なかなか日の当たらないお仕事。しかし、壮大なヒューマンドキュメントがそこにはあります。私たちにはネガティビティ・バイアスという心理が働きます。ポジティブな経験よりネガティブな経験の方が記憶に残りやすいこと。差し入れ屋さん、このバイアスの渦中にうごめき悩む人たちを見つめています。
 
秋山博康(元徳島県警警部・犯罪コメンテーター)
警察署には留置場があり、留置場における被疑者の食事は、警察署が指定した食堂等からの差し入れです。
現役時代、差入食堂へよく足を運び、元受刑者と一緒に談笑しながら食事をしました。そこは更生させる大切な場所でもあったんです。
この映画を観て、受刑者の人権や、『事件』とは無関係な周囲の人たちとの関わり方や生き方に、当時警察官だった自分の関わり方を重ねながら、懐かしく、興味深く感じる事ができました。
 
菅野久美子(ノンフィクション作家)
主人公・金子真司と同じ視点で社会を見上げることで、今の日本社会のリアルな姿が露わになるだろう。そして、一瞬でも自分とは異なった人生を歩む人々について思いを馳せてほしい。それが、このつかみどころのない令和という時代を解き明かす鍵になるのではないか。
 

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『金子差入店』

 
5月16日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
 
物語・・・
金子真司は妻の美和子と差入店を営んでいる。伯父の星田から引き継いだ住居兼店舗で、引退した星田と10歳になる息子の和真と一緒に暮らしていた。
ある日、和真の幼馴染の花梨が何の関係もない男に殺害される。一家が花梨の死から立ち直れないでいた時、犯人の小島の母親から差入の代行と手紙の代読を依頼される。金子は差入屋としての仕事を淡々とこなそうとするが、常軌を逸した小島の応対に感情を激しく揺さぶられる。さらに、小島の母親から息子には話し相手が必要だと思うと再度の差入を頼まれた金子は、小島と話せば話すほど「なぜ、何のために殺したのか」という疑問と怒りに身を焼かれる。
そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う金子。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を強く求めていた。2つの事件と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、家族の絆を揺るがしていく──。
金子差入店
 

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丸山隆平
真木よう子 / 三浦綺羅 川口真奈
北村匠海 村川絵梨 甲本雅裕 根岸季衣
岸谷五朗 名取裕子
寺尾聰
監督・脚本:古川豪 音楽:Benjamin Bedoussac 
主題歌:SUPER BEAVER「まなざし」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:英田理志 小山洋平 中村浩子 鶴丸智康 プロデューサー:稲葉尚人 成瀬保則 平岡祐子 共同プロデューサー:石田雄治 企画協力:川口真五
撮影:江﨑朋生(JSC) 照明:三善章誉 録音:原川慎平
美術:金勝浩一 装飾:鈴村髙正 スタイリスト:前田勇弥 ヘアメイク:須田理恵 
特殊メイク:松岡象一郎 音響効果:大塚智子 編集:小西智香 
VFXプロデューサー::長井由実 アクション・コーディネーター:諸鍛冶裕太
助監督:小波津靖 制作担当:澤井克一 ラインプロデューサー:石渡宏樹 音楽プロデューサー:仲安貴彦 
製作:REMOW 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ ストームレーベルズ ハピネット・メディアマーケティング 制作プロダクション:KADOKAWA 配給:ショウゲート
©2025「金子差入店」製作委員会
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