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上映権利切れ直前 緊急上映決定

 
2023年ローレンス・オリヴィエ賞 最優秀新作演劇賞・最優秀主演女優賞 受賞
2023年トニー賞最優秀主演女優賞 受賞

NTLive『プライマ・フェイシィ』

プライマ・フェイシィ
2022年に世界で劇場初公開されたNTLive『プライマ・フェイシィ』は、瞬く間に絶賛の口コミが広がり、全世界で50万人を超える人が鑑賞しました。世界的に劇場公開の権利がクリアされ、再上映が可能になりましたが、今年12月5日には再度上映権利が切れてしまいます。9月の東京・大阪での上映の際には、他の地域でも観られる機会を!という希望の声が寄せられ、権利切れ前に大阪府・宮崎県・鹿児島県・徳島県での上映が決定しました。本作は、今の時代だからこそ、多くの男女に観てほしい心に残る傑作です。
プライマ・フェイシィ
ジョディ・カマーによる一人芝居では、男優位の社会で作り上げられた法律の問題点に切り込む若き女性弁護士が、自ら法の問題点と向き合い、非力さを感じ、そして奮闘する様が切実に描かれ、その本作の深いメッセージに、鑑賞後、誰もがさまざまな思いを巡らせるきっかけになります。
プライマ・フェイシィ
 
all photo by Helen Murray

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上映劇場

 
各地の上映劇場・期間は以下の通りです。
ぜひ、この機会にお見逃しなく!
 
 
上映情報
 
大阪府・扇町キネマ 11/9(土)、11/11(月)、11/13(水)*3回限定
https://omcube.jp/kinema/
 
 
宮崎県・宮崎キネマ館 11/15(金)〜11/21(木)
https://bunkahonpo.or.jp/cinema/
 
鹿児島県・ガーデンズシネマ 11/17(日)、11/30(土)*2日限定
https://kagocine.net
 
徳島県・ ufotable CINEMA 11/30(土)、12/1(日)*2日限定
http://www.ufotable.com/cinema/
 
 
なお、扇町キネマでは『プライマ・フェイシィ』と日替わりで11/8(金)、10(日)、12(火)、14(木)にはアンドリュー・スコット主演の一人芝居『ワーニャ』の上映もございます。
 

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作品への著名人コメント

 
女がのぞまないセックスにNOを言うためには、どれほどの闘いが必要なのだろうか。
圧巻のひとり舞台。
上野千鶴子(社会学者)
 
 
考えればすぐにわかる。多くの性犯罪は密室の中で行われる。「疑わしきは罰せず」の大原則の中で、性犯罪の立証がいかに難しいか。けれど、その難しさを口にするだけのことでさえ、まるでタブーだった。
小川たまか(ライター)
 
 
私たちが見るのは2時間の舞台ではなく、ひとりの女性が性暴力に遭ってからの782日にもおよぶ苦しみの過程だ。彼女は最後まで戦う。彼女の戦いを見た以上、性被害者を救わない社会や法のシステムから、誰も目を逸してはいけない。
松尾亜紀子(エトセトラブックス代表、編集者)
 
 
裁判で不利な客観的事情がこれでもかと揃っていて、それでもなお、【絶対これは性暴力である】ということを、圧倒的な説得力で観客に理解させる演劇。
どれだけ多くの性暴力加害者が、何の責任も問われることなく、穏やかに暮らすことができていることだろう。
太田啓子(弁護士)
 

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『プライマ・フェイシィ』

 
プライマ・フェイシィ
日本公式HP:
http://www.ntlive.jp
 
上演劇場:ハロルド・ピンター劇場
 
上映時間:約2時間2分(休憩なし)
 
積極的にキャリアを重ねる弁護士テッサは、依頼がくる仕事をどんどんこなし、時にはレイプ事件の被告の弁護も担当してきた。しかし、ある日、自らも性的暴行の被害者になってしまい、自身の訴えを起こしたことから、それまで気づきもしなかった法律で守れるものの限界にぶち当たることになる。
 
鑑賞料:一般3000円、学生2500円(要・学生証の提示)、障害者2500円
 
作:スージー・ミラー
演出:ジャスティン・マーティン
 
主演:ジョディ・カマー
 
照明:ナターシャ・チヴァース/音楽:レベッカ・ルーシー・テイラー/サウンド:ベン・リンガム&マックス・リンガム
 
字幕翻訳:柏木しょうこ(本編・歌詞)、市川美奈(プレショー)
 

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NTLiveとは

 

ナショナル・シアター・ライブ

舞台の本場、英国のナショナル・シアターが英国で上演された話題の舞台を厳選し、世界の映画館で上映する企画です。こだわりの撮影技術により、舞台上の空気感と鮮度はそのままに、臨場感あふれる映像でスクリーンへお届けします。感情の揺らぎをとらえるクローズアップから、趣向を凝らした美術セットを隈なく楽しめる舞台のワイドショットまで、NTLiveなら映画館のお客様の誰もが現地の劇場のベストシートでご鑑賞いただく観劇体験が可能です。
 

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photo © Helen Murray
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