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東京ドキュメンタリー映画祭2024

 
7回目となる東京ドキュメンタリー映画祭が、2024年11月30日(土)〜12月13日(金)まで、新宿K’s cinemaにて開催されることが決定しました。今年も「短編」「長編」「人類学・民俗映像」各コンペティション部門の多彩な作品群のほか、特別上映として、沖縄・久高島の秘祭・イザイホーのその後を追った人類学映画や、戦時中に起きた「対馬丸事件」の真相を役者となった生存者の孫が追う映画を上映。さらに、激動する香港や韓国の時代状況を活写した、新世代女性監督によるドキュメンタリーを、日本で初めて公開します。
 
TDFF2024_東京ドキュメンタリー映画祭
 

<プログラマー代表 佐藤寛朗コメント>

「東京ドキュメンタリー映画祭」も7回目を迎えます。当初は日本国内の新作や“知られざる1本”に光を当てる意味合いが強かったコンペティション部門ですが、近年は、海外から日本語字幕をつけて応募された作品が増えました。AIを使った翻訳や編集ソフト、スマートフォンやドローンのカメラなど、日々発展する技術は、世界に顕在しているみえない壁を越え、私たちに新たな“現実の捉え方”を提示してくれます。
開催にあたっては、あらためて昨年定めた運営指針を確認し、体制を整備しました。
ドキュメンタリーという共通言語で国境を越えた作品が、一堂に会する場となったこの映画祭が、みなさまの知的好奇心を刺激し、さらなる世界への関心が深まる場となることを願っています。

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コンペティション

長編部門コンペティション

『北鵜島』
監督=ジョン・ウィリアムズ、岩崎祐/2024年/86分/日本

『共和国』
監督=ジン・ジャン(晋江) 2023年/106分/中国・シンガポール
原題: Republic

『君は君でいい』
監督=大場丈夫 2024年/80分/日本

『今のほうが その続き』
監督=今井いおり/2024年/92分/日本

『OKAは手ぶらでやってくる』
監督=牧田敬祐/2024年/90分/日本

『贈り物』  
監督=ローランス・レべスク/2023年/96分/カナダ
原題:OKURIMONO

『俳優病』 
監督=藤本純矢/2024年/87分/日本

『洗頭記』
監督=カン・シーウェイ(康世偉)/2024年/81分/中国

『わたしを演じる私たち』
監督=飯田基晴/2024年/89分/日本

長編+短編部門コンペティション

『能登の花』
監督=トマゾ・バルベッタ、トマゾ・ネグリ/2024年/30分/日本
原題:I Fiori di Noto

『ジャスト・ア・ライド』
監督=マッティ・キンヌネン イイサッキ・ケンニラ/2014-24年/63分/フィンランド・日本
原題:Just A Ride

主人公のマッティ・キンヌネン35歳は、プロのスノーボード大会中の事故で大怪我を負い、プロとしてのキャリアを絶たれる。様々な冒険を通じて心を徐々に回復させ、生き方としてのスノーボードを志すようになるが、そこには日本の福島で出会った新たなパートナーの尽力があった。生き甲斐とは?自由とは?心の声に正直に生きた男たちの記録。

『あなたが私のパパですか?』
監督=太田あきの 2023年/32分/日本

『みえないことば 沖縄』 
監督=シュー・イーニン(徐 一宁) 2024年/70分/日本
原題:Invisible Languages: Okinawa

短編部門コンペティション

『ガザよ、もし我汝を忘れなば』 
監督=ヴァンサン・ギルベール 2024年/3分/日本

『カーディジャへの手紙』
監督=伊藤詩織 2024年/11分/シエラレオネ
原題:COMPLETE WOMAN LETTER TO KADIJA

『横断旅行』
監督=アナ・グラジエーラ・アギアル/2024年/22分/ブラジル、キューバ
原題:Travesîas

『流れゆく 遠い道』
監督=チェ・イェリン 2023年/27分/日本・韓国

『ソニョ・ピラタ 海賊の夢』
監督=ステファノ・モローニ 2024年/28分/ブラジル
原題:Sonho Pirata

『郵便局写真館 The Last Photo』
監督=栂坂和音2024年/10分/日本

『今日は、認知症』
監督=椋木りあん/2024年/20分/日本

『おもかげ復元師 〜続いていくいのちの側で〜』
監督=水元泰嗣 2024年/51分/日本

『家』
監督=池端規恵子 2024年/14分/日本

『うどを植える』
監督=阿部修一郎/2024年/33分/日本

『広島生まれ』
監督=サイ・ナミ(柴波) 2021年/60分/日本

『23通のありふれたラブレター』 
監督=仲村淳/2023年/13分/日本

『志郎康さんの印象』
監督=小沢和史 2024年/18分/日本

『沖縄 戦没者遺骨収容 旧海軍司令部壕』
監督=宮ゆふき/2024年/18分/日本

『あしたよなあー不時着した特攻隊員ー』
監督=田畑美徳 2023年/38分/日本

『私は、私と、私が、私を、』 
監督=伊藤里菜/2024年/7分/日本

『インレボリューションと学歴社会』
監督=ト・コクゴウ (戸国豪) 2022-24年/39分/日本・中国

『さよなら大学~コロナ禍の学生たち~』
監督=斉藤潤一/2024年/60分/日本

『ブタデスの娘』 
監督=岩崎宏俊/2024年/8分/日本

『火の島』
監督=中野美子 2024年/22分/日本

『あるけあるけ 浪江町、未来への歩み』
監督=会津万葉子、鈴木倫子、新村健一/2024年/30分/日本

『誰か記者はいないのか? 烏賀陽がいる』
監督=秋山浩之/2024年/36分/日本

『いのちの被膜』 
監督=松井至/2023年/15分/日本

『浮草』
監督=モハネド・ガネム/2024年/59分/フランス
原題:Herbe flottante

人類学・民俗映像部門コンペティション

『グナワとの遭遇』 
監督=栗村実/2023年/40分/日本、モロッコ
原題:Gnaoua Encounter

『つながりを生きる 東京のエチオピア移民』
監督=川瀬慈/2024年/48分/日本

『アンバ』
監督=ヴァレーリー・パブロービッチ・ウスコフ/2023年/18分/ロシア
原題:AMBA

『ターニャの夏と冬』
監督=アレクサンドル・アヴィロフ/2023年/81分/ロシア
原題:Tanya. Summer. Winter.

『マハンピー いのちの素材』
監督=サラ・エミリー・ブラウン/2021年/19分/イギリス
原題:Mahampy, material of life

『マモディ 最後のバオバブ掘り』
監督=シリル・コルニュ/2022年/50分/フランス
原題:Mamody, the last baobab digger

『タイガー・ダンス』
監督=プラヴィーン・K・シェッティ、ニテシュ・アンチャン/2023年/36分/インド
原題: Pilivesha of Tulunadu

『インディアン・ラブストーリー』
監督=ディペシュ・カレル、フローデ・ストラース/2023年/60分/ネパール、ノルウェー、日本
原題:An Indian Love Story

『若獅子とハレの日』
監督=玉置 裕哉/2024年/23分/日本

『音、鳴りやまぬ。』
監督=長岡参/2022年/90分/日本

『シカ・スバール』
監督=ディオゴ・ペソア・デ・アンドラーデ/2024年/94分/ポルトガル
原題:SIKAT SUBAR

『青鷺の足裏』
監督=アンドリアヌス・ウチュ・メルディ/2024年/23分/インドネシア
原題:The Sole of the Flying Heron

『オブジェクト・スタディ』
監督=ラウル・アラエホス/2024年/61分/スペイン

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特別上映

特別上映

『失われた一部』
監督=チャン・ハウザン(陳巧真)/2022年/32分/香港
原題:先失的部分 (The lost part of)

『隣の芝生は青い』
監督=クリスタル・ウォン/2022年/73分/香港
The Grass is Greener on the Other Side 《野草不盡》

『ウルバ・テラ・バルセロナ』
監督=ヘイケ・セルザー&アナ・ベーア/2024年/5分/スペイン

『美しき老体 三浦一壮』
 監督=猪鼻秀一/2024年/15分/日本

『間 [ma] 』
監督=ミカエル・モーリッセン/2024年/23分/エジプト
原題:間 [Ma] the space in between

『七つの微笑』
監督=万城目純/2024年/25分/日本

人類学・民俗映像特別上映

『沖縄久高島のイラブー』
監督=岡田一男、鈴木由紀/2024年/102分/日本

『満天の星』
監督=寿大聡、葦澤恒/2024年/84分/日本
※特別先行上映

『家族の問題 K-Family Affairs』
監督=ナム・アルム/2023年/90分/韓国
※日本初上映

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東京ドキュメンタリー映画祭2024概要

 
<会場>
新宿K’s cinema
 
【料金】
一般 1600円 大・高1400円 シニア1200円
※ご鑑賞の3日前0:00より上映時間の30分前まで劇場サイトよりチケットがご購入いただけます。
 
【特別鑑賞券発売中!】
3回券 3,600円
※劇場窓口および映画祭事務局で販売
  (映画祭期間中も販売しますが、売り切れ次第販売を終了します)
※Web予約では使用できません 窓口にて指定席券とお引き換えください
 
●各回定員入れ替え制、全席指定
●上映開始後のご入場は、お断りさせて頂く場合がございます。
●満席の場合は入場をお断りさせて頂く場合がございます。
●作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

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