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オープニング作品舞台挨拶

 
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024のオープニング作品は、埼玉県のSKIPシティにある彩の国ビジュアルプラザによる若手クリエイター支援策で製作された串田壮史監督『初級演技レッスン』。今回の上映が、ワールドプレミアとなります。
串田監督は、初長編作品である『写真の女』が2020年の本映画祭国際コンペティション部門で上映され、SKIPシティアワードを受賞。昨年も『マイマザーズアイズ』が2作品連続で国際コンペティション部門にノミネートし、長編第3作である本作でついにオープニングを飾ることになりました。
『初級演技レッスン』舞台挨拶
オープニング作品『初級演技レッスン』舞台挨拶
日付:7月13日
場所:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール
登壇:毎熊克哉、大西礼芳、岩田 奏、串田壮史監督

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キャスト&監督登壇

 

一言挨拶からスタート

 
毎熊:SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024 オープニング作品に参加することが出来て、本当に光栄に思っています。完成した本作を観て間違いなく、自分の代表作になると思う映画が完成したと思います。
『初級演技レッスン』舞台挨拶
 
大西:10年ぶりに、この映画祭に帰ってこられ、すごく幸せです。串田監督とも仕事ができてとても光栄に思っています。
『初級演技レッスン』舞台挨拶
 
岩田:この映画祭に出させていただくのは今回が初めてで、とても嬉し思っています。
『初級演技レッスン』舞台挨拶
 
串田監督:この上映がワールドプレミアです。あえて情報を出していませんので、ホラーかもしれませんし、ファミリー映画かもしれません。毎熊さんの演技のレッスンビデオかもしれません。(笑)何が出るかわからい状態ですが、楽しんでください。よろしくお願いいたします。
としました。
『初級演技レッスン』舞台挨拶
 

串田監督への質問

ご自身のの長編1作目、2作目が連続でノミネートされてきた映画祭に、オープニングの監督として戻って来られたお気持ちはいかがでしょうか。
 
串田監督:SKIPで、長編3本目。これで卒業となりますが、最高の花道を用意していただけました。
『初級演技レッスン』舞台挨拶
 
 

毎熊と大西へ質問

そして毎熊さんは2011年の短編部門で奨励賞を受賞した『ケンとカズ』に主演、また大西さんも2014年短編部門の『時ノカケラ』に主演されて今日、映画祭に戻って来てくださったのですが、当時の思い出や戻って来られた感慨はございますか?
『初級演技レッスン』舞台挨拶
 
毎熊:『ケンとカズ』という映画が人生が変わった映画でして、長編を撮る前の短編が受賞して。当時は、映画祭に来れなくて、監督が一人で来られたと思いますが、12-3年前。人に褒めてもらった初めての経験でした。こういった形で今回登壇出来てうれしいです。『初級演技レッスン』舞台挨拶
 
大西:2014年短編部門の『時ノカケラ』で参加させていただいて、当時、私は映像を制作する学校でたてで東京に来て、初めて撮った短編主演映画で、思い入れの強い作品となりました。不安だった時で、今回十何年ぶりに帰ってこれて、まだ映画に参加させてもらってるよと、当時の私に言ってあげたいです!
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と、話しました。
 
 

岩田へ質問

初のSKIP映画祭ですが、作品の初上映を前にしたお気持ちはいかがですか?
 
岩田:オープニング作品ということで、本当にうれしい気持ちで。台本もらって、串田監督に本当に良い役をいただいて。ずっと楽しかったです。今回は世界初上映ということで、皆さんがどんな風に受け取るのかとても楽しみです。
『初級演技レッスン』舞台挨拶
 
 

毎熊・大西・岩田への質問

 
本作は「即興演技を通じて人々の記憶に侵入する男が、夢と現実の狭間で≪奇跡≫に出会う」物語ですが、初めに脚本を読まれた時の印象や、演じるうえで心に留めていたことはありましたか?
 
毎熊:まったく意味が分からなかったですけれど。なんでしょうね。言葉で表現できないですが、取っても易しい本だなという印象がありました。そこから撮影の間に印象は変わりましたね。内容は変わってませんが、わかりやすい印象に代わりました。
 
大西:とても面白くて、絶対出演したいと思いました。場面の展開とかリズムとかが面白い印象でした。
 
岩田:台本。頭の中で映像作るのが難しいなと。でも、どんなふうになるのか楽しみになりました。
『初級演技レッスン』舞台挨拶
 
今回の撮影は大部分が川口ロケだったそうですが、印象的な場所や出来事はありましたか?
 
毎熊:自転車が多いなという印象です。撮影本番がなかなか行けなかったですね。
 
大西:教師と生徒役だったので、SKIPシティーの隣の市立高校で、撮影しました。とても広くてきれいで。
岩田:大学みたいでうらやましかったです。
 

これからご覧になる皆様に、見どころをお聞かせください。

 
『初級演技レッスン』舞台挨拶
串田監督:難しい映画が今から始まるのではないかと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、一つだけ、毎熊の髪形を観れば未来なのか過去なのかわかりますので!毎熊さんに注目してください(笑)
『初級演技レッスン』舞台挨拶
 
『初級演技レッスン』舞台挨拶

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『初級演技レッスン』

Acting for Beginners

World Premiere上映(90分)
 

イントロダクション

父親とのトラウマを抱えたまま、時が止まったような廃工場で「初級演技レッスン」を開いたアクティングコーチの蝶野穂積が、即興演技を通じて、父を亡くした子役俳優・一晟や、寂しげな教師・千歌子の記憶に入り込み、彼らの人生を遡っていくことで奇跡に出会う物語。監督はCMディレクターとして数々の賞を受賞し、初長編映画『写真の女』(20)が2020年の本映画祭で日本作品として唯一国際コンペティションにノミネートされ、SKIPシティアワードを受賞した串田壮史。同作は各国の映画祭で40冠を達成し、続く『マイマザーズアイズ』(23)も2023年の本映画祭国際コンペティションにノミネート、長編第3作目となる本作で、ついにオープニングを飾る。
主演は2011年の本映画祭短編部門で奨励賞を受賞した『ケンとカズ』(11)主演の毎熊克哉。また同じく2014年の本映画祭短編部門にノミネートされた『時ノカケラ』(14)主演の大西礼芳が共演する。さらに期待の若手である岩田奏、串田組常連の鯉沼トキ、永井秀樹らも印象的な人物を演じている。
 

監督:串田壮史Profile

1982年大阪生まれ。ピラミッドフィルム所属。長編デビュー作『写真の女』(20)は、世界中の映画祭で40冠を達成し、7カ国でのリリースが決定。同作でSKIPシティアワードを受賞して製作された『マイマザーズアイズ』(23)は、イギリス最大のホラー映画祭・ロンドン フライトフェストで《Jホラー第3波の幕開け》と評され、世界に向けて配給が行われている。

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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024(第21回)

期間:リアルとオンラインのハイブリット開催
スクリーン上映:2024年7月13日(土)~ 7月21日(日)
オンライン配信:2024年7月20日(土)10:00 ~ 7月24日(水)23:00
主 催:
埼玉県、川口市、川口商工会議所、SKIPシティ国際映画祭実行委員会

公式サイト:
https://www.skipcity-dcf.jp/

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監督:串田壮史
出演:毎熊克哉、大西礼芳、岩田奏、森啓一朗、鯉沼トキ、柾賢志、永井秀樹
2024年 / 日本 / 90分
(c)2024 埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
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