完成披露上映会&舞台挨拶松下奈緒主演映画『風の奏の君へ』は、6月7日(金)新宿ピカデリーほかにて全国公開となりますが、公開が迫る6月1日(土)に完成披露上映会が行われ、主人公・青江里香役の松下奈緒と、里香と運命的な出逢いを果たす弟・真中渓哉役の杉野遥亮、その兄で、里香のかつての恋人、真中淳也役の山村隆太(flumpool)、さらに、渓哉と淳也のおばあちゃん・初枝役の池上季実子、大谷健太郎監督が登壇しました。 |
|
キャスト&監督登壇
主題歌また、本作の主題歌「いきづく feat. Nao Matsushita」は、flumpoolの阪井一生が作曲、山村が作詞し、松下と一緒に歌っている。山村は「撮影が終わってから主題歌をやらせていただけると決まり、僕としてもこれまで何度か主題歌は書かせてもらっていますが、ここまで自分の人生を反映させた、自分の魂を宿らせた映画に曲を書くとなると、これまでで一番熱量が高くなりました」と述懐。松下は「初めて曲をいただいた時、『こういうことを考えてるんだ…』という見えないメッセージのようなものを感じました。映画の中では元恋人同士の設定だけど、なかなか同じシーンもなければ、笑い合う瞬間もなかったので、初めて曲を聴いて『あぁ、これでピリオドをちゃんと打てたのかな』というメッセージが込められていて、感動しました。主題歌があって、初めて映画が完成したなと思いました」と語っていた。 「憧れを抱く人やもの」を発表この日は、映画の中で渓哉が里香や淳也に対して抱く“憧れ”にちなんで、登壇陣が「憧れを抱く人やもの」を発表! 一斉に答えが書かれたフリップを見せたが、松下は「flumpool山村隆太さん」と書かれたフリップを掲げ「これはもう書かせていただきましたよ!こんなところで面と向かって言うのも恥ずかしいですが、アーティストであり、お芝居もされ、主題歌の言葉をこれだけいろんな思いで書かれるという才能豊かなところに憧れます!」と語る。一方、山村は「雑談力のある人」、池上は「スローライフ」と回答したが、杉野のフリップには大きく「犬」と書かれており、これには“兄”山村から「犬って何ですか?ちゃんと考えた?」とツッコミが飛ぶ。杉野は「犬でもテントウムシとかでも何でもよかったんですけど、彼らを見ていると自由じゃないですか?笑いたい時に笑って、吠えたいときに吠える…なんで人間ってそんなふうに生きられないのかなって…」とその意図を説明したが、松下は「深いのか浅いのかよくわからない…(笑)」と語りました。 最後に・・・松下は、これから映画を観る観客を前に「夢を追いかけたり、迷ったりする瞬間は誰でもあると思うのですが、そんな時、本当にこのキレイな風景、優しい人の想いが、みなさんの背中をそっと押してくれると思いますので、ぜひ堪能していただければと思います」と語り、舞台挨拶を閉じました。 |
|
『風の奏の君へ』
|
出演:松下奈緒 杉野遥亮 ⼭村隆太(flumpool)
西山潤 泉川実穂 たける(東京ホテイソン) / 池上季実子
監督 脚本:大谷健太郎
原案:あさのあつこ「透き通った風が吹いて」 (文春文庫)
エグゼクティブプロデューサー:大和田廣樹 King-Guu 亀山暢央
プロデューサー:松井和彦 ラインプロデューサー:梶川信幸
音楽:上田禎 撮影:藤本秀雄 ヘアメイク:長野一浩 山科美佳 (松下奈緒担当)
美術:寺尾淳 録音:清水雄一郎 編集:相羽千尋 助監督:副島正寛
照明:佐藤俊介 衣裳:宮本まさ江 スタイリスト:大沼こずえ(松下奈緒担当)
制作担当:木村利明 脚本協力:市川榮里
制作プロダクション:TBSスパークル
配給:イオンエンターテイメント
宣伝:ナカチカピクチャーズ
製作:「風の奏の君へ」製作委員会
2024年/日本/5.1ch/ビスタ/カラー/DCP
©2024 「風の奏の君へ」製作委員会