公開記念舞台挨拶in大阪この度、3月8日(金)から公開となりました『映画 マイホームヒーロー』。 イベントでは本作の主演、娘の彼氏を殺したお父さん・鳥栖哲雄を演じた佐々木蔵之介、青山貴洋監督が登壇しました。 |
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佐々木蔵之介、青山貴洋監督登壇映画を観た直後の興奮冷めやらぬ観客で満席の場内。娘の彼氏を殺した父・鳥栖哲雄役の主演・佐々木蔵之介、青山貴洋監督が登壇すると、観客からは大きな歓声が湧き上がった。佐々木「さっきまで血ぃ流してた鳥栖哲雄役の佐々木蔵之介です(笑)。今日は鑑賞後の舞台挨拶で何しゃべってもいいということで、いっぱいウラをしゃべろうと思います。」と挨拶し会場は笑いに包まれた。 3月8日に劇場公開し、週末動員ランキング実写映画No.1スタート!と好調な滑り出しをした本作。公開から約1週間が経ち、SNSなどでは「キャストの演技がよかった」「終始ハラハラドキドキした」「家族愛を感じるところで涙止まらなかった」など、絶賛の声が多く寄せられている。公開から1週間ほど経っての舞台挨拶となったが、佐々木、監督にも周囲から多くの感想や反響が届いているよう。佐々木は「僕は作品をクライム・サスペンスと思って撮っていたんですが、『最後の朝日のシーンで劇場内がしくしく泣いている様子につられて泣いてしまった』という友人の感想を聞いて、この作品は劇場で共有しながら観る作品なんだな、と思いました。」と感無量な様子。青山監督も「素直にすごくうれしい。感動よりは面白いものを作ろうと思っていましたが、完成した映画をみて涙がでて、家族の愛のかたちを見られた気がして感動してしまった」と答えた。 本作のイベントでは初めてとなる、関西での開催。京都出身の佐々木が大阪について聞かれると、「大阪にはよく来てます(笑)、先ほど、FMCOCOLOに生出演したので“ナンモリ(南森町)”に行ってたし。昔このビル(大阪ステーションシティシネマのノースゲートビル)の屋上の庭園にも行ってました」また「関西のお客様の面白がり方は全く違う。反応がすごい。物販の売れ行きがいい。」という発言にMCが「その一日を楽しもう(ものにしたろう)思いがあるのかな。」と一言。また青山監督は昔「HEP FIVEのアパレル店員として働いたことがある。地元は愛知県ですが大阪を近く感じている。」と関西にゆかりのあるコメントを述べた。 続いて、佐々木蔵之介と言えば出演作も多く今まで演じた役もかなり幅広いが、今回は愛する家族を守るために半グレ犯罪組織と戦う、元々はどこにでもいる普通のお父さんという役どころ。役作りや演技を間近で見た青山監督は「いい意味でめちゃくちゃ普通のお父さんをやってくれました。奥底でピンチを切り抜けようという気持ちがあるのに普通に見える」と佐々木の演技について語った。それを受け、佐々木は「2年半サラリーマンやってましたのでね…ネクタイの結び目の大きさや長さが気になるんですよね。そのサラリーマンの経験があったからこそ、普通のお父さんだけど、一方で推理小説オタク。こっちがあるからこそ普通が作れる。」青山監督は「鳥栖哲雄はスーパーマンではないので、リアルにいそうな人間というのを佐々木さんの中で消化されてやっているんだろうなと感じた」と佐々木が工夫していた点を明かした。 撮影エピソードについて、佐々木は「静岡の御前崎で撮影したクライマックスの朝日が昇る海辺のシーン。朝日が昇りきるまでの短い時間で撮影しなければならなかったことを、今朝ホテルを出発する時に朝日を見て思い出していました。父と娘がある結末にかける思いを、観てくださったお客様が共感してくださったらすごくうれしい」さらに「木村多江さんがカメラに映っていない時もずっとお芝居をしてくれていたので、こちらも芝居ができた。」と感謝の意を話すと、監督が「あの瞬間、家族の形をしっかり見た気がした」としみじみとコメント。 そして、佐々木の希望で、観客とのQ&Aの流れに、まずは、会場の観客からの質問で一つ目は「漫画が原作という事で蔵之介さんにはどのようなことを意識して演じられたのか、監督は特にこだわったシーン、漫画を意識した点」を尋ねられると、佐々木は、「原作の力強さがあったからこれがアニメになり、ドラマになり、映画になったんだと思う。その力強さやまばゆい光が僕の指針になっていました。迷った時は必ず原作を見て、原作はいつも持ち歩いていたので、その気持ちをいただいて表現しようと思ったり、絵コンテのように原作の画の通りやってみようとか。徹底して原作に忠実できるかというようなことをやりましたね。」と徹底した役作りについて語り、監督は「ドラマは10話まであって原作のエッセンスを結構入れることができたんですが、映画はドラマから7年後をやらなければならず、その時に原作ファンの人が最初どう思うかを、僕自身も原作ファンなので思いました。でもそこでドラマはできる限り原作に忠実に、映画はドラマでやった原作のエッセンスをそのまま映画に持って来られれば、オリジナルを描いても、“マイホームヒーロー”としては別の形の結末ができるのかなと凄く意識しました。映画の中にも端々にちょっと原作に連載されているエピソードを入れているんです。映画の撮影時は、原作はまだ零花ちゃんが刑事になったところだったので、そこから先はこちらで創造しなくてはいけなかったので、そこは原作者からメモとかでこういう構想になるかもというのをいただいて、それをエッセンスにして創作し、そのお話を2時間に纏めることが一番苦労しました。」と原作へのリスペクト故の映画撮影時の苦労を語った。 2つ目の質問で「演技で一番大変だったこと」を聞かれると、 その後、マスコミ向けのフォトセッションでは観客の撮影OKの時間も設けられ、また佐々木自らが観客をバックに写真を撮るなど、会場は大いに盛り上がった。 最後に代表して佐々木が「クライム・サスペンスかと思ったら、実は家族のこんなに深い愛を描いている映画だったんだなというのを。本当に監督が言ったように本当に面白い映画、とにかく楽しんでもらう映画を作ろうと思ったら、そうなって良かったなと思います。ひょっとしたら身の回りでこんなことが起こるかもしれん。ここまではいかんけど(笑)なんかその気持ちわかるなぁっていうのがあると思います。是非、全お父さんに観て欲しいし、全娘にも観て欲しいし、ご夫婦でも観ていただきたいし、自分の大切な方と観に行っていただきたいと本当に思います。皆さんがマイホームヒーローなんで、是非この映画を愛される映画にしてやってください。」とメッセージを送り、大きな歓声を浴びながら2人は降壇し、イベントは大盛り上がりで終了した。 さらに父・哲雄(佐々木蔵之介)と娘・零花(齋藤飛鳥)が対峙するクライマックスの1カットが初解禁! |
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『映画 マイホームヒーロー』大ヒット上映中 2024年、原作漫画も同時に最終章へ突入! 物語・・・ |
佐々木蔵之介
齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス)
大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也/立川談春 神野三鈴
音尾琢真/津田健次郎 木村多江
主題歌 「インソムニア」Eve (TOY’S FACTORY)
原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:青山貴洋
脚本:船橋勧
音楽:堤博明
制作プロダクション:TBS スパークル C&I エンタテインメント
配給:ワーナー・ブラザース映画
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