映画『レンタル×ファミリー』インタビュー映像が到着

脚本・監督：阪本武仁

この度、映画『レンタル×ファミリー』が6月10日（土）より渋谷・ユーロスペースほかにて全国ロードショーが決定しました。
人間をレンタルするという実在のサービスをもとにしたフィクションでありながら、ドキュメンタリーのように生々しい描写が見るものの価値観を根底から揺るがす怪作です。
この度キャストの塩谷瞬、川上なな実、白石優愛のインタビュー映像が到着！新たに新場面写真も解禁いたします。

「パパとしてね、今サポートしている家族が25家庭くらいあります」
「年々売り上げは右肩上がりです」

“人間”をレンタルする人々のいびつで滑稽で哀しい運命の結末とはーー
子どものために父親を“レンタル”するシングルマザー。束の間の幸せを得る人、金で買える幸せにやがて依存していく人、そして“父親”が実は雇われていた他人だったということを知った子どもーー。家族の在り方も、幸せの価値も多種多様な現代社会で生まれた実在のサービス【人間レンタル屋】 。時代のニーズに応え人の幸せを願い、仕事に真摯に向き合おうとする主人公とサービスにまつわる３つの家族の物語が生々しく綴られる。彼らがたどりついた結末とは…【現代社会において家族とはなんなのか、幸せとはなんなのか。依頼者の家族を演じる【人間レンタル屋】の主人公・三上に塩谷瞬。夫のDVに耐えかね、シングルマザーとなった依頼人・朋子に「全裸監督」などで演技力が高く評価されている川上なな実。依頼人の母を突然亡くし、それまで父だと思っていた三上から真実を伝えられる“娘”・菜々子を700人のオーディションから選ばれた白石優愛。さらにはでんでん、野見隆明、鈴木ふみ奈など個性的なキャストが揃い、いびつで滑稽で哀しい人間ドラマが誕生した。

インタビュー映像

今回解禁となるインタビュー映像では、キャストの塩谷瞬、川上なな実、白石優愛が登場。ドキュメンタリーのように生々しく感情を描き出した本作で、【人間レンタルサービス】というものをそれぞれの立場から知り、今、自身としてこのサービスをどう思うか聞いてみた。
本作をきっかけに原作者・石井裕一の会社・ファミリーロマンスにもスタッフとして登録しているという塩谷は、「責任を背負い続けているところがすごい」と語る。実際、彼が演じた人間レンタル屋の三上も、白石優愛演じる菜々子が大きくなるまで父親を演じ続けるというエピソードがあり、“その家庭にサービスを提供する”というビジネスとしての責任を長期間に渡り果たし続けることに感銘を受けたようだ。「お金を払うことで、安心してサービスを利用できるというのは、社会として有意義なサービスだなと思いました。」
悲痛な思いで三上に依頼をするシングルマザーを演じた川上なな実は、AV業界での体験やそこで得た実感を言葉ににじませながら「（人間レンタル屋は）自分には分かり得ない。私自身（皆が）理解できない世界にいたことがあって、それは当事者にならないとわからないこと。周りからは理解されなくても、自分はそこで救われて生きられてるという感覚は、すごくよくわかる」と語る。「私も家族全員が揃っているような家庭ではなかったんですけど・・・（レンタルサービスは）私は賛成です。授業参観とか、母の日とか父の日とかイベントごとで・・・とか」と語るのは白石優愛。特に“家族”が強調されるイベントごとでは、子どもの立場からも意義を感じるようだ。

今回インタビュー映像に出演の塩谷、川上、白石は6月10日（土）渋谷・ユーロスペースにて行われる初日舞台挨拶にも登壇予定なので、ぜひチェック！

映画『レンタル×ファミリー』

6月10日（土）より渋谷ユーロスペースほか全国ロードショー

公式サイト：
https://rentalfamily-movie.com

＜発売情報＞
今回映画特製Tシャツのデザインが発表となった。イラストを手掛けたのは石井モタコさん(オシリペンペンズ)。メインビジュアルからインスパイアを受け、依存していく依頼者(シングルマザー)に拘束された家族レンタル業者を表現したとの事。上映劇場にて販売予定。販売価格3000円(税込)。