鹿児島県長島町が舞台「『夕陽のあと』に続き、鹿児島県長島町にふたたび映画を」という町民の想いから制作された映画『私を判ってくれない』が、9月3日(土)から地元鹿児島ガーデンズシネマにて先行公開、9月9日(金)より池袋シネマ・ロサ他で公開となりました。 |
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平岡亜紀、花島希美、和泉ちぬコロナ禍で人数を限って行われたため、水落監督、近藤監督のおふたりがMCを担当し進行。 長編の主演が初めてだった平岡は「ちょうどこの数年監督業も始めていたので、スタッフとしてお声がけ頂いたのかなと思っていたら、台本が届き主演だったのでびっくりした。」と語る。また花島は「当時、契約社員として働いていた側面があったので、撮影期間が休めない、参加するためには辞めるしかない思った時、一度監督には考えさせてほしいと答えた。東京には女優をやるためにいるんでしょう?と家族にも背中を押して貰って、出演する決心がついた」と語る。撮影の時には、水落監督から便箋10枚の演出プランを書いた手紙が届き、支えになったとのこと。和泉は過去何度も近藤監督と仕事をしていて「最初から出て貰おうと思っていて、結構連絡を撮っている」と近藤監督は話す。近藤監督が参加している「Life Works」という横浜を舞台にしたショートフィルム(プロデューサー:利重剛)にも「ちぬさんに出て貰おうと本を書いたり、、、」と話すと、「待ってるんですけど」と和泉がアピールし、仲良しぶりを見せつけた。 監督が2人いる事に関して、水落監督から「大枠は近藤監督が考えていて、強烈なキャラクターを持つ城子みたいな人間を描いてみたい、というところから始まっています。城子を描くもう一つの視点というところで、由紀乃というキャラクターが出てきて、その監督を僕がやりました」と語る。「2人でやりにくい事はなく、もし被害者がいれば、こちらの俳優さんたちかと」と水落監督が語ると、和泉が「やりにくい事は無かったけれど、やりやすいからいい物が出来るとというのも、また違う。今回はお二人の監督が一生懸命説明してくれたんですが、さっぱりわからなくて(笑)、出来上がって初めてこういう事だったんだとわかりました」とベテランらしい発言で場内の笑いを誘っていた。 |
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『私を判ってくれない』 |
監督・脚本・編集:近藤有希 水落拓平
プロデューサー:小楠雄士
出演:平岡亜紀 花島希美 鈴木卓爾 今井隆文 西元麻子 和泉ちぬほか
2022年/日本映画/ビスタサイズ/カラー/100分
配給:フルモテルモ
©私を判ってくれない